現在、不動産の名義変更が完了していないため、実家の固定資産税の請求は、相続人である母、姉、私、弟の4名に対して来ている。



ただ、私は全く住んでいない上に、弟がふんぞりかえって悠々自適で暮らし、近づくこともままならない実家の固定資産税を請求されるのは不本意である。



これまで、私は弟に「親が元気なうちにこの家(実家)を出て、自立したほうがいい」と何度か言ったことがあるが、そのたびに弟は



「人殺し‼️」



と意味不明の反応を見せる(いや、いつも通りか)。



この家(実家)から出て自立することが、弟の死に直結するのだろうか(笑)。



弟はこの家(実家)から出て行く事を、自分の人生プランとしては1ミリも想定していないようである。



日頃は、一切何の役にも立たないのに、こういう時だけ、長男を振りかざして相続権を主張するのは、母の男尊女卑思想の刷り込みの賜物である。



現在、弟は亡くなった父親名義の実家に住み、生活費は全て母親のなけなしの年金頼みで、自分の障害者年金はすべて自身のお小遣いにして暮らしている状態である。



母親が生きており、まだ姉妹が元気なうちに、弟には自治体から受けられるサポート、



例えば、自立支援の作業所に通えるように紹介してもらったり、家族以外の他者と交流しながら(母親や姉達がいなくても)1人で生活していける基盤を作る、またそういう生活に慣れていく、サポートをしてくれる自治体の人とやりとりをする(困ったときの支援先とやりとりを経験しておく)等のサポート



を受けながら、徐々にで良いので自立してもらいたいと思っている。母も姉2人もいつまでも元気でいるとは限らないからだ。



しかし、弟は、家族以外の人間とはほとんど交流せず(たまに交流しても被害妄想で相手に危害を加えられたなどとおかしなことを言い出す)、この家(実家)を自分のものにして自分が死ぬまで住み続けるつもりでいるようである。



ただし、2階の床は修理しないと、弟が死ぬまで持たないと思うが…。(この意味で、実家がずっと健全な状態で利用できる可能性は低い)


(続く)