話が脱線するが、


スピリチュアルや霊的なものに関する書籍のほとんどで現在通説となっているのは



「自殺すると成仏できなくなる」



ということである。



私の感覚では、おそらく

自殺をすると成仏できなくなると言うよりは、


【すぐには】成仏できなくなる


のだろうと思う。



ある説によれば、

例えば2000年生まれの人で、2080年まで寿命がある人が、2030年に自殺をしてしまった場合。



本来死ぬ予定だった2080年までの50年間、肉体が死んでいる以上この世には戻れず、理由はともかく、自己都合で【この世滞在期間】を勝手に切り上げてしまっているため、あの世にも進めない中途半端な状態に置かれる


ということらしい。



この世でいろんな経験をして魂を向上させることもできず、仏教徒ならお通夜や告別式の時点で法名や戒名をもらって仏弟子となり、あの世で仏道修行に励むと言うイベントも発生しない。


ただ宙ぶらりんで何もできず(しかも周りが薄暗いらしい)に50年を過ごす位なら、この世で寿命が来るまで生きていたほうがまだマシである。



弟も【自殺ごっこ】を繰り返しているが、うっかり死んだらどうする気なのだろうか。



その気がなくても【自殺ごっこ】を繰り返す中で事故が起きないとも限らない。



だから「【自殺ごっこ】は【ごっこ】であってもアカン」。



今は、国や自治体レベルで精神障害者に対するサポートも徐々に整備されている。



相談窓口も見当たらなかった20〜30年前と比べれば雲泥の差だ。



ただ今のところ、精神障害者を持つ家族に対しては、ほとんど何のサポートも見当たらない(と言う私の認識・個人的見解)。



一方で、精神障害を患う患者本人に対しては、いろいろと公的支援が用意されていることを思い出してほしい。



私の知り合いの(多分60代を超えている)女性は、一流国立大学を出たものの、統合失調症で現在も生活保護を受けて暮らしている。



日本では、生活保護受給に対して抵抗がなければ60才を超える現在まで、もっと言えば、死ぬまで国や自治体が養ってくれるのである。



そういう制度があるのだから、【該当するのであれば】堂々と申請して利用させてもらえば良いのである。



うちの弟も、この先生活保護を受給するかどうか、あとは彼自身のプライドの問題だけだと思う。



しかし、彼の場合、最近になって致命的な問題が生じてきた。



生活保護受給の条件を満たさない方向に、動き出したからである。