弟がする【自殺ごっこ】の具体例を挙げてみる。


※ちなみにこれらの【自殺ごっこ】は必ず母の目が届くところで行われる。




① オーバードーズ

病院から処方されている薬を1度に過剰摂取。


大抵量が少ないので、病院送りになるレベルではない。病院に搬送されたことも胃洗浄をしたこともないが、母を慌てさせる事は充分可能。




②首吊り

母がすぐに発見できるタイミングを見計らって首を吊る。すぐに母に制止されることを前提に首を吊っているので、首にひもの模様跡が残るレベルでもない。



③電車への飛び込み


パターン1)

まず線路に飛び込むと言うことを母に口頭で伝える。この場合、家の玄関を出ようとしたところで母に止められる。


パターン2)

母は耳が遠いので、電車への飛び込みを口頭で伝えたにもかかわらず、母親に伝わっていないことがある。


この場合(弟も母親に伝わっていないと言う認識がないので)、実際に近所の駅まで行く。


ただし、最寄り駅は高架になっているため電車に飛び込むには入場券が必要となる。ここからさらに2パターンに分かれる。


1つは、入場券を買わずに、弟が制止してくれる母を改札前で待っているパターンである。


もう一つは、入場券を買って改札内に入り、制止してくれる母が来るのをホームで待っているパターンである。


パターン3)

電車への飛び込みを母に示唆したにもかかわらず母に伝わっておらず、せっかく駅まで行ったのに母が全く迎えに来なかった場合。


この場合はしばらくしてから1人で帰ってくる。当然、弟の機嫌は悪い。家の中で暴れる。


皆さんもご存知だとは思うが、電車に飛び込み自殺をした場合、バラバラになった体を拾うのは、駅員の仕事である(赤の他人に迷惑かけすぎである)。


しかも、失敗してだるま(両手両足がなくなる状態・重度の身体障害者)になるケースもある。


家族が被る被害としては、電車を10分止める毎に、鉄道会社に賠償金100万円を支払わなければならなくなる。


例えば、1時間止めると600万円である(これは20年以上前に私が聞いた情報なので、今はさらに単価が上がっているかもしれない)。


弟は「家族に最も迷惑がかかる方法で死んでやる」と言っているが、我々に支払い能力は無い。




④化学物質の混合

「混ぜるな危険」と書かれた洗剤を、風呂などの密閉空間で混ぜ合わせる。


「混ぜるな危険」と書かれた化学物質の混合は、実際に死んでしまう可能性が高いので、弟は試したことがないが、とある化学物質と大体どこの家庭にもある某液体を混ぜ合わせることで、危ないガスを発生させた事はある。


ただ、この時は混ぜ合わせる素材のチョイスを間違って失敗。


こうした【自殺ごっこ】に、母はほぼ毎回相手をしてやっているが、うっかり相手をしなかったりすると、弟は近所中に聞こえる大声で



「人殺し‼️‼️‼️」



と、叫ぶ。



要するに、自殺しようとしている自分(弟)を止めないこと自体が【殺人行為】だと、家族(もっぱら母)を責めているのである。



ほとんど吉本新喜劇である。



もとより弟の【自殺ごっこ】は1度も成功していないが、そもそも誰も死んでない状況で


「人殺し‼️」


と叫ぶのは間違っている。



周りの制止に期待しすぎである。



ちなみに、弟はリストカットをしたことがない。リストカットは痛いしうっかり死ぬ可能性があるからだろう。



以前、弟が姉に切りかかり、逆に弟が持っていた包丁で、自分(弟)の手首を切ってしまった時、弟は自分が傷ついた恐怖で、ガタブル震えていた(らしい・姉談)。



ルルーシュ(アニメの主人公)が言っているように「撃っていいのは撃たれる覚悟のあるやつだけ」である。



家族には包丁で切りかかるのに、自分が逆に切られる想定をしていないところは、詰めが甘い。



こうした情報も弟がかかっている精神科の主治医には全く伝わっていないが、大丈夫なのか?