提言「地方の高速道路を無料化せよ」 | 金木犀の哲学

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鳥取から島根にかけて建設されている高速道路「山陰自動車道」がある。この道路、ほぼ全線が無料区間なのだが、安来道路と松江玉造IC - 出雲IC 間、 江津道路 などは有料区間となっている。そのため地元住民は無料区間は利用するが有料区間は降りるので、下道である国道9号線の混雑を招いている。

 

提言 「交通量の多い幹線(東名、名神、山陽など)を除く、地方の高速道路は国が費用を負担し無料化する

 

幹線まで無料化すると交通量が増えすぎ渋滞が多発することが考えられるが、地方の高速道路は無料化しても問題はない。

 

提言が実現すれば

・地域間の経済活動や交流が増加

・運転時間の削減

・燃料の削減(高速道路は下道より燃費が良い)

・下道の混雑解消

・下道の事故減少(高速道路の事故率は一般道の10分の1)

 

建設費も有料道路として建設するとICが少なく料金所などの余計な費用が発生するので、現在、地方の高速道路のほとんどは新直轄方式で建設されている。高速道路を形作る構造体(鉄筋コンクリート等)は利用されなくても経年劣化していく、利用されて社会の利益になることを目的として建設されたの有料のため使われない利用されず朽ちていくのでは本末転倒である。国が率先して現在の有料区間を早急に無料化し有効活用することが必要。