Hey,, guys！
師走に突入、随分と久々の更新になってしまいましたが、皆様如何お過ごしでしょうか？
先月の23日、お父様と共に『クレオパトラとエジプトの王妃展』へ行って来ました＼(^o^)／
『身体障害者手帳』の提示で、私は入場がタダでした。
加えて、視力障害もあるので、受付で『音声説明機材』を借りました。
『クレオパトラ』に代表される、''古代エジプトの王妃や女王達をテーマ''にした展覧会です。
ただ、全ての展覧物の写真撮影はNGだったので、残念ながら写メはありませんorz
ルーブル美術館や大英博物館を始めとする、著名な美術館から展示物を拝借してきてあるからか、会場がB3と厳重でした。
場内は薄暗く、先ずはクレオパトラの全身像がお出迎え。ぼんやりでしたが、ヘビが巻き付いていたような気がします。
しかし石像は、パパ曰く『華が取れている』物が殆どだったそう。
加えて、ガラスケースにinしておりました。
展覧品の話題に入る前に、少々古代エジプトの豆知識を。
エジプトは『金』の鉱脈に恵まれていて、''永遠に朽ちることの無い黄金は、死と再生を意味''し、ファラオを含めた古代エジプト人は、金を御守りとして身に付けていたようです。
また、''トルコ石はシナイ半島''から、''銀はシリア''から輸入しており、貿易ーー特に『地中海貿易』が盛んだった事が伺えます。
また、高貴な家の子供は3年間、実母の母乳では無く『乳母』の乳を飲んで育ちました。
さて、余談はここまでにして！
時に大きな政治的・宗教的な役割をも果たした古代エジプトの女性達。
彼女達は、エジプト神話における『冥界の神・オシリス』の妻である『女神・イシス』に自身を擬える事が多く、二人の子供である『天空の神・ホルス』は、力の象徴として、壺や壁画、ブレスレット等の装飾品にも描かれていました。
中でも、新王国・第18王朝のファラオ、アメンホテプ3世の正妃であり、夫の死後ファラオとなった『ティイ』のレリーフは写メりたかったですね！←
彼女は、血統的には王位に継けなかったのですが、ファラオのハーレムの中でも一線を置かれ、大切にされていました。
因みに、息子は自らを絶対神として''アクエンアテン''と改名した『アメンホテプ４世』で、孫はかの有名な『ツタンカーメン』なのですぜ＼(^o^)／
折角のティイのレリーフが、ハッキリと見られなかったのが悔やまれますorz
話は変わりまして、第18王朝5代目のファラオーー女王として君臨した『ハトシェプスト』について触れておきたいと思います。
ハトシェプストの夫である『トトメス2世』の死後、まだ幼かった『トトメス３世』を世嗣ぎにと遺言したので、在位以後22年間にわたり共治王を務めました。
その間は、ハトシェプストが''絶対的権力を保有''していました。
ちょっと違いますが、日本の『摂関政治』みたいなモノ。
しかし、ファラオの地位は本来『男性』が経ぐ事が習わしであった為、公的な場では男装し、顎に付け髭をつけていたと伝えられており、展覧品のハトシェプスト像も、一見男性のようでした。
そして、展覧会のタイトルにもなっている『クレオパトラ』は、最後のエリアに。
ジュリアス・シーザーの名で有名な、ユリウス・カエサルと恋に落ち、カエサリオンを産む。
ギリシャの文化が入って来た事で、彫刻にも『ヘレニズム美術』が見られるように。
そして『アクティウムの海戦』で敗北したプトレマイオス朝エジプトーその古代エジプト王朝：最後のファラオ（厳密には息子のかエサリオン）こそが
あの''コブラに自分を噛ませて自害した''という逸話を残した、絶世の美女『クレオパトラ７世・フィロパトル』なのです。
こうして、古代エジプト王朝（プトレマイオス朝）は、女王の死と共に終焉し、ローマに接収。
展覧品の最後には、コブラの毒で命を絶った、素裸でベッドに横たわるクレオパトラの油絵等が飾られていました。
ただ、クレオパトラの名で釣っておいて、展覧会の目玉は『ティイ』だったかな、というのが個人的な感想です。
ティイの人気ぶりはグッズの『ティイのティーキャンディ』とかいう、オヤジギャグw紛いの商品があったのですが、そこからも伺えました。
きちんと『クレオパトラ塩』という、レシピ付きの''特製ブレンド塩''も売っていましたが、私が購入した土産物はこちら⬇︎
『スカラベのネックレス』と『エジプト神話の神々が描かれたメモ帳』。
金銭面もありましたが、ほぼ記念品ww
エジプト関連で、遊戯王の三幻神...私のデッキに眠りし神 『ラーの翼神竜』を筆頭に
『オシリスの天空竜』そして『オベリスクの巨神兵』も一緒に並べて''ネタ撮りw''してみました←
それはそうと『エジプト』、一度は行ってみたい国ですね。
『ギザのピラミッド』とかを生で見たら、、フランスでノートルダム大聖堂やヴェルサイユ宮殿、セーヌ川のスケールのデカさに打ち震えたように、如何に自信がちっぽけな存在なのだろうと、また新たに『価値観を揺さぶられる』気がします。
余談が入りましたが、また古代エジプト史の知識が増えました＼(^o^)／
視力障害が邪魔をして、展覧物がぼやけてしか見えなかった事が、本当に泣けますがw
では、この長文にお目通しをして下さった方々、どうも有難うございました！
2015年ラスト一ヶ月、頑張りましょうね。