【あらすじ】
脳梗塞を発症し、入院生活を余儀なくされ不慣れな病院生活を送っていました。
色々不便なことが山積みでしたが、何がツライかというと、
やはり自身の体が麻痺で動かないので、自分の思い通りに動かせないのが
辛くて、悲しくて、そして悔しかったです。
一年が経過した今尚も様々な問題や後遺症で悩まされています。
そのひとつに運動失調があります。
脳梗塞の後遺症で運動失調とは、運動制御がうまくできなくなる状態を指します。
脳梗塞は、脳の血管が詰まって血液が脳に十分に行き渡らなくなることで起こる病気です。
このため、脳の一部が酸素や栄養素を受け取れずに損傷を受け、
その損傷が運動制御に関わる場合に、運動失調が生じることがあります。
運動失調は、身体の動きやバランスを制御するための脳の部位が損傷したことによって引き起こされます。
具体的には、手足の動きやバランスの調整、歩行などに問題が生じることがあります。
また、手足の感覚が鈍くなり、運動を正確にコントロールすることが難しくなることもあります。
脳梗塞の運動失調の程度は個人差があり、軽度のものでは歩行の速度が遅くなる程度で、
重度のものでは歩行が不可能になることもあります。
脳梗塞による運動失調の症状としては、以下のようなものが挙げられます。
- 歩行困難:歩行中に足を引きずる、バランスを崩す、歩幅が狭くなる、歩行の速度が遅くなるなどの症状が現れます。
- 両手の使いにくさ:日常生活での動作がしにくくなります。例えば、物をつかむ、鍵を開ける、ボタンをかける、箸を使うなどが困難になります。
- 腕や足の麻痺:片側の腕や足が動かしにくくなったり、まったく動かなくなったりすることがあります。
- 筋力低下:筋力が低下するため、重い物を持ったり、長時間立ち上がることができなくなります。
- 姿勢の不安定:座位や立位でのバランスを取ることが困難になります。
- 飲み込みやすさの低下:飲み込むときにつばを飲み込んだり、喉に詰まったりすることがあります。
運動失調の程度によっては、完全に元の状態に戻すことが難しい場合もあります。
しかし、適切な治療やリハビリテーションを行うことで、
日常生活動作の支障を最小限に抑え、社会復帰を目指すことができます。
自分、外来リハビリも打ち切られたし、
社会復帰(職場復帰)も目指してたのですが・・・
結局はそれも叶いませんでした・・。
ちっくしょー!