抱っこ | オハナファームのブログ

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オハナは、お花とハワイ語で家族を意味する”O'hana"をかけています
誰もが心に美しい花の種を持っていて
それを咲かすために生まれて来た
一人一人がそれぞれの花を咲かし
そして大きな家族みたいにつながったらいいな〜
それがオハナファームの願いです

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今夜は十五夜お月さん
台風が通り過ぎたその空に
こうこうと輝いています

ここ大分は
台風の影響で多くの雨が降りました

わたしは、その雨音と共に
深く深く。。。
まるで深海にダイブしていたようでした

何日も前から、今年の正月に亡くなった猫の事を思い出していました

白黒の猫のぶーぶー
彼女はとっても甘えん坊で、
小さな頃から、いつも人間が大好きでした

その彼女が、
わたしの首の周りや足の周りを
スルスルと擦り寄る感覚。。。
懐かしく、嬉しく
そして、切なく。。。愛おしい。。。
それが、ここ何日か
ずっと側にありました

わたしは亡くなった動物と
アニマルコミュニケーションをする事があります

あるクライアントさんに意識を合わせた時に、
亡くなったワンちゃんの魂の光と
クライアントさんの魂の光が、
融合するビジョンをみたことがあります

それまで、亡くなった魂は、異次元の
そう、天国と呼ばれる天上界に行くものだと思っていました

そのビジョンをみた時に
あ~亡くなった魂は、こうやって、
時空を超えて、私たちのすぐそばにいてくれてるんだな~って、
そう、感じました

ぶーぶーは、常にわたしの側にいてくれてます
ただ、彼女のふわふわした、
あの毛の感触を味わえないこと
彼女の温もりが、この手にない事が
とても、哀しくて仕方が無い事があります

この感触が、もしかしたら
3次元の、この地球に生まれた私たちの特権なのかもしれないな・・・

満月を見ながら、
ここ数日上がって来た哀しみの感情が、涙となって流れてきました

27年前に亡くなった父

彼は、わたしの前ではいつも泣いていました
健康で丈夫な母とは対象的に、
若い頃から病気がちの父は、
様々な問題を抱えた人生でした
それでも、麻痺の脚をひきづって、
車に乗り、私たちの送り迎えをしたり
弁当を作ってくれたり

激しい性格ではありましたが
とても優しく、どんな人にも分け隔てなく親切でした

その父が、寝たきりになり
亡くなる2週間位前に
「ともちゃん、抱っこしていい?」
と、聞くのです
当時のわたしは、17歳
父は大部屋に入院していたので、
恥ずかしく感じました
「恥ずかしくないと?」と、聞くと
「恥ずかしくないよ。抱っこさせて」
「・・・・・・・・」
そうして、わたしは、
寝ている父の胸に
顔をうずめました
父は、その私をふわ~っと、
優しく抱いていました
「ありがとう。。。」と、父

今、思えば、もう、あともう少しで
自分が旅に出る事を予知していたのかもしれません

その時の父の顔は、
それでも、とっても満足で幸せそうな顔でした

今日は、また、満月を見て
泣き虫だった父のあの、抱っこを
思い出して
何となく、涙がはらはらとこぼれて来ました

魂はなくならない

でも、あの父の温もりや
ぶーぶーの柔らかさは
この手の中にはないんだな~

そう考えると、
涙が止まりませんでした

わたしの目の前を通り過ぎて行った
命はたくさんたくさんあります

その一つ一つとの別れが
切なくて哀しくて
そして愛おしい・・・

ただただ、涙を流して。。。

そして、
彼らとの出会いに
ほんとにほんとに
ありがとう・・・・

ただただ・・・・
ありがとう。。。。

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