2月からこの半年近くというもの、“脳内対談”シリーズばっかり書いていました。

あっという間の半年、一年もいつの間にか折り返したけど、仕事は相変わらず多忙だし、タイガースはスッキリとしない戦いを続けているし、政治家は相変わらずごまかしてばかりだし、ウクライナでもパレスチナでも戦争は終わりが見えない。

あぁ、いつの間にか“普通のブログ”の書き方を忘れちゃってるかも。



ブログを書くためというわけではないけれど、何か閃いたり思いついたり興味深く思ったことは、できるだけメモを取るようにしている。

ヒラメキはその瞬間を逃せば二度とやってことを経験上知っているからだ。

もちろん、あとから見直しても「?」というメモが大半ではあるのだけれど。


しばらくはリハビリついでに、そういうヒラメキの断片をいくつか羅列して記事にしてみよう。

まぁ、いわゆる、「探偵ナイトスクープ」の小ネタ集みたいなものだと思ってください。




■袖振り合うも多生の縁というけれど、人間は一生のうちにどれくらいの人と出会って別れるのだろうか。
ある日突然に、そういうことが気になった。
一度気になると、それをなんとか解き明かしたいと思う性質なので、記憶を遡って、幼稚園時代のクラスメイトあたりから順に思い出そうとした。西田さん、黒木くん、島田くん、山本ユウゾウくん。えっと、それから。
小学校1年のクラスは?2年のクラスは?
ダメだ。思い出せない。一人ずつ思い出すのは不可能だ。
1クラス45人として3回クラス替えがあって2/3くらいが入れ替わったから、45+30+30=105に転校生の入れ替わりが数人、教師が30人くらいか。中学校では、高校では、バイト先では・・・まして社会人になってからなんて、同僚、先輩、取り引き先・・・あぁ、とても無理だ。数え切れたもんじゃない。

仮に「知り合い」を「顔と名前が一致して双方が認知し、一度は会話を交わした」くらいのレベルと定義するとして、明らかに1,000や2,000じゃきかない。おそらく5,000人は割らないんじゃないか。

ポケモンのゲームみたいに、ゲットした「知り合い」をナンバリングして保存できるアプリでもあればいいのに。


■テレビに自分が知っている人が出演していると、奇妙な感じがする。

絶対に本人じゃないと思う。


■先日、テレビをつけっぱなしでうとうとしていたら、NHKの「きょうの料理」という番組が流れている夢を見た。昭和の番組そのままで。

村上信夫さんが白いコック帽を被って、ハンバーグの作り方を教授していた。


「ひき肉をですね、こうやって手のひらでペッタンペッタンするとですね、中の空気が抜けて破裂しないんですね。簡単ですよ、こうやってね、ペッタンペッタン。」


昭和の母親たちはこうやって家庭料理を身に着けていったんだな、と感心した。

それにしてもリアルな夢だと思ったら、実際に放送されたアーカイブ番組だった。

白昼夢のようだった。

いや、観たのは夜だったけど。