2012年生まれ
軽度知的障害&痙性麻痺の
小学5年生
試行錯誤しながらの
毎日の記録です
みなさまの情報もいろいろ
参考にさせてください
今日は我が家の男性陣は全員お仕事
ちび姫とふたり、女子組でのんびり過ごしています
横になってこそいませんが、これに近い状態の私
ちび姫はというと
指示された家庭学習用のプリントを済ませて、30分間だけプロセカをし(今クロミちゃんがいるらしく、昨日から急に再開)
※画像はお借りしました
ゲームのタイムアップと同時に、何かのスイッチが入ったのか
食器乾燥機の中の食器を片付けて
シンクに残ったお皿やコップを洗い
キッチンの床に何かこぼれたものを発見したのか掃除機をかけ
今は「お昼にラーメン作るね」と
野菜を切ったり、卵を茹でたりしている
一見さん的には、怠け者の私と働き者のちび姫、という構図にしか見えないと思う
が
知的障害児に反面教師なんて通用しないんだろうな
と私はおもっている
今の年齢(11歳)ではともかく、これまでの成長の過程の中では
目で見えるものが全て
であったちび姫には、手取り足取り一緒に行動しながら教えるしかなく
その過程にある時は教える側はほんとに心身ともに疲れ果ててしまう(今も)
最近のちび姫しか知らない人からよく
「どこが障害なの?」
「困っていることあるの?」
と、しばしば言われて、返答に困ってしまうのですが
昨日、町の支援学級生の集まり(小中学校4校がいずれかの学校に集合)があったことで思い出したことがあった
コロナ前のピカピカの一年生だった頃のちび姫
当時は保護者の参加も出来、4校混成グループ内で自己紹介するちび姫は、名前を言うのも辿々しく、横から担任に助けてもらいながらなんとか喋っていた
四つ年上の優しいお姉ちゃんが、一緒に遊んだり、気にかけてくれたりしてくれていて、ありがたいなぁと心があたたかくなった
ぱっと見、障害があるようには見えず(ちび姫みたいに喋り方や反応に、あれ?となる感じでもなく)
今ちび姫が言われているように
「障害あるのかな?何か困ってるのかな?」「こんな風にちび姫も育っていってくれたらいいのになぁ」と
当時の私は心の中で思っていた
4年の月日を重ねたちび姫は、今まさにその当時の優しい上級生のお姉ちゃんと同じ学年になり、そしてあのお姉ちゃんに持った印象と同じことを他の人に持たれている
こういうことなのか
成長って
届きそうにもなかった「お姉ちゃんみたいになって欲しい」という願望が、ぴったりとは言えなくても近づいてら気がする(なかみは全然ちがうかも知れないけど少なくとも他の人から見える印象としては)
昨日と今日では何一つ変わっていなくても、コツコツ毎日積み上げてきたものが、少しは結実してくれていると信じたい、いや、信じてこれからも努力を続けよう、と思える
まともに喋ることもできなかった子が、指示なんて理解してるのかどうかもわからなかった子が、よくぞここまで
そして、私もよく頑張った(誰も言ってくれないから自分で言うしかない)
そういうわけで(どういう?)ぐうたらしていてはいかーん!と、重い腰を上げて今夜はイルミネーションを見に行ってきます