知的障害児の日本語問題 | ちび姫☆成長日記~痙性麻痺と軽度知的障害

ちび姫☆成長日記~痙性麻痺と軽度知的障害

2012年生まれ・周産期の頭蓋内出血による痙性麻痺・軽度知的障害あり。そんなちび姫の成長&療育日記。
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障害保健福祉研究情報システム というサイトを読んでいてふにおちる文言に出会いました。

常日頃から、『ベースとして日本語を全く学んでこなかった外国人が、日本で生活しながら勢いで言語を学んでいる最中のどこかの国の人』的に、ちび姫の言語問題を捉えているのですが


上記のサイトで、スヴェンデン政府公文書の「すべての国民のための文化」のなかに



とありました。


あーそれそれ。という感じ。


簡単な単語はわかるけれど、助詞や接続語、複雑な形容詞や擬音語などは「??」な感じで、ネイティブではない方の学習途中の日本語。


もちろん、日本人以上に語彙が豊富で美しい日本語を話す方はたくさんいらっしゃいますが。




たまに観る、AmazonプライムやNetflixの外国ドラマを、英語や韓国語の単語だけたまに聞き取れて、文章全体を再現することは出来ない自分と照らし合わせて、ちび姫にいきなり正確なきれいな日本語を喋れと言うのは酷な話だと思います。


本人の理解できるレベルからの、ゆっくり、コツコツ、繰り返していきながら身につけさせることしか方法がないのかなー、と。



本屋で、くもんの国語の「言葉と文法にぐーんと強くなる」というドリルが、言葉の決まりに特化していて取り組みやすそうだったので購入してみました。


週末の家庭学習や、学習支援の児童デイで少しずつやっていっています。


ひとつ前の一年生用を選んでもよかったのですが、ちび姫の現学年でも内容的に大丈夫かも?と思えるような難易度です。もちろん一人では無理です、大人が一緒に取り組む前提です。





言語訓練で取り組んでいるような、言葉繋ぎに似たものも。
外国の国の名前など、難しすぎて無理かなと思いましたが、「アメリカ🇺🇸」などと知らない間に口にするようにもなっていて、わからないままにも取り組ませているうちに自然と身についていってくれればなぁと。

「ふらんす、ってなに?」
「外国の国の名前よ」

という感じのやりとりが、何度となく繰り返されて、なかなか前に進みませんが。




毎日、毎日、やるべきことが多すぎる。
たまには、学校の宿題だけで他はなーんにもしない日もあります。(私の2人の息子の時は、宿題も関わってなかった💧)


フルスロットルはすぐ疲れる。休みやすみ、手も抜きながら、できる範囲でやっていければいいかな。


外国人の子どもを日本で育ててるつもりで(笑)
いや、もっと壁が高いかなー