昨日はGE久しぶりの練習に中学生が来てくれ、元気にそして楽しく練習ができました。

練習後、手紙をくれた中学生がいてその内容に心が熱くなり、また更に私のハンド魂に火をつけてくれた・・・

とても温かい手紙でした・・・

そんな中学生が今日卒業の日を迎え学校を、そしてチームを巣立っていきます・・・

 

 

今年はチーム創設から10年の節目の年にあたります。

10年前私はどうしてハンドボールチームを作ろうと思ったのか・・・

今日はその源になったであろう中学生の良き日にブログに残したいと思います。

 

2011年といえば東日本大震災で多くの人たちが被災し私たちが住む大崎市も大きな被害はなくとも、長い時間不便な生活が

続いた方も多くいたかと思います。

そんな頃、夢をもって頑張っていた子供たちの可能性も先が見えず、あきらめたり、方向性を転換したりしなければならない

アナザーストーリーがあったりもしました。

 

で、なんでハンドボールチームを作ったか???になってきますが、

私ができること・・・といったら「ハンドボール」しかなかったので、あきらめや挫折や悲観や不信やそんな希望のない子を

ハンドボールを通してちょっとでも未来は明るいことを信じてくれる子供たちが増える!!
そんな古川にしたい・・・

ただそれだけで、勢いだけで作ってしまいました・・・が、そこからの10年は想像をはるかに超える楽しさと感動とたくさんの出逢いがありました

私は、出会った子供たちを幸せにする前に自分がめちゃくちゃ幸せな時間を過ごさせてもらってしまっていたのです・・・

私の生き方も、これまでとは真逆のものになりました・・・

小学生ハンドをつくり、その先の夢や目標がずっと続けられる道を子供たちが自ら切り開き、築いてくれました。

 

昨日中学生がくれた手紙の中に、「あっという間に過ぎてしまうような充実した時間をくれたこと、私に目標をくれたこと、そして大切な仲間と巡り合えたことに感謝している・・・」と書かれていた言葉を読んで、本当にうれしかったです。

 

みんながいたから私は10年も頑張ってこれた。

ハンドボールを好きになってくれ、今もまだいろんな場所でハンドボールを続けてくれているみんながいるから頑張ろうと思える。

今日、巣立つみんなに心からの感謝を込めて 

 

           『ご卒業おめでとう!いつもいつも夢と希望が溢れる人でいてください。』