安楽、“三度目の正直”で今季初勝利!7回無失点で金子との投げ合い制す
(オリックス0-3楽天、15回戦、楽天8勝7敗、19日、京セラD)安楽智大投手(19)が、待望の今季初勝利を手にした。ここまで8度の登板で0勝3敗と苦しんだ2年目右腕が、7回4安打無失点と好投。相手エース・金子との3度目の投げ合いを制し、プロ通算2勝目を挙げた。
安楽は序盤から危なげない投球でオリックス打線を翻弄。150キロに迫る速球とスライダーを武器に、スコアボードに0を並べ続けた。0-0の七回には4番・ウィーラーの23号ソロで援護点をもらうと、その裏も0に抑え102球の力投。その後はミコライオ、松井裕も無失点に抑え、完封リレーを記録した。
安楽は勝利の瞬間は「裕樹さん(松井)が3人で抑えると言っていたんで、ホントにそうなって良かった」と振り返った。金子との投げ合いを制しての今季初勝利には「2戦ずっと負けていたので、勝ちたい気持ちで上がりましたけど…。ホントに勝ててうれしかったです」と浮かれず、控えめに喜んでいた。
梨田監督(安楽に)
「ピンチはあったが、よく投げた。金子相手に価値がある」
ウィーラー(体調不良から復帰し、先制ソロ本塁打)
「なかなか援護できていなかった。先制点をプレゼントできて良かった」