藤田、1試合4安打で勝利に貢献「野球の日にしっかり仕事できた」
(ロッテ2-4楽天、17回戦、ロッテ10勝7敗、9日、QVC)藤田が4安打3打点で勝利に大きく貢献した。0-1の六回2死満塁で逆転の2点適時打を右前に運び、同点の八回2死二塁では勝ち越しの三塁打。最近は湿りがちだったバットが、6月17日以来の1試合4安打で息を吹き返した。
守備でも手堅いプレーが光り「接戦をものにできる勢いがついてきた」とチームの3連勝を喜んだ。お立ち台では、8月9日の語呂合わせで「野球の日にしっかり仕事ができて、ファンにいいところを見せられて良かった」と声を弾ませた。
梨田監督(4安打3打点の藤田に)
「ちょっと調子が落ち込んでいたが、頼りになる」
塩見(6回1失点)
「何とか最少失点で粘れたが、投球のリズムが悪かったので反省点が多い」
美馬、また本拠地で大量失点…梨田監督「マウンド合ってないのかも」
(楽天4-10西武、18回戦、楽天9勝8敗1分、5日、コボスタ)美馬が三回までに8失点と試合を壊した。二回に不運な打球もあって7長短打で6点を失うと、三回にも2失点。7月22日のロッテ戦でも9失点するなど好不調の波が激しく「高かったり、甘くなったりしているのが一番の原因だと思う」と肩を落とした。
29日には敵地でのロッテ戦で7回無失点と好投していただけに期待を裏切る結果となった。梨田監督は「ここのマウンドと合っていないのかもしれない」と思案顔だった。
与田投手コーチ(8失点の美馬に)
「あれだけ連打が続くというのは、コースが甘かっただけでなく球も見やすかったのだと思う。フォーム的にも良くなかった」