とクライアントさんに質問されました。
「もしかして、あんまりイラっとしませんか？」
はい、あまりイラっとしませんね・・・笑。
でもたまにはイラっとする時があります。
そんな時は「チャ～ンス！」と思います。
イラっとする時は、自分の中に「何か」があるということ。
#地雷ともいう
その「何か」に外側で起きている現象が触れるからイラっとするわけで、
だからイラっとした時はまず「あ！まだ何かいたのね！」と思います笑。
そんなことない、私をイライラさせるアイツが悪い！
と思いたい気持ちはわかりますが、そんなアイツにもイライラしない人もいますよね。
ということは・・・。
そもそも他人にあなたの感情を操らせてはイケマセン。
あなた以外の誰かにそんな力を与えてはいけないのです。
それは無力感の元になります。
だからそういう意味でも「自分の中に何かある」と考えてみましょう。
あなたの現実を作っているのはいつもあなたです。
あなたはそれだけパワフルな存在であるということ。
そうやって考えると、これはチャンスです。
その何かを癒したり、成仏させたりするためのチャンス。
・・・成仏は言いすぎかな。
でも、はるか昔の経験に基づく何かが幽霊のように私たちの周りでゆらゆらしている、
またはぴとっと張り付いているというイメージなので、成仏させるという表現がぴったりなのだけど。
だからといって、それを嫌うのではなく、受け入れて統合してあげる。
それも自分だからね。
ちなみにこのプロセスは、一人で取り組むのではなく、誰かの手を借りた方がいい場合が多い。
ずっとそのままにしてきた古い傷を安全に扱う必要があるからですね。
振り返ってみれば、昔はイラっとすることがたくさんありました。
私の場合はイラっとするというよりも、自分を責める方向にエネルギーが向くタイプでしたけどね。
ちなみに「イラっとする」のと「自分を責める」のは同じ「怒り」のエネルギーです。
その怒りが外に向けば「イラっと」するし、内側（自分）に向けば「自分を責める」ことになります。
コインの裏表。
どちらに向きがちかは、性格かな。
いずれにせよ、あなたをイラっとさせているのは、外側の誰かや何かではなく、あなたです。
あなたの内側にある何か。
だからイラっとしたからって、そのイライラを相手にぶつけても何も解決しません。
「この怒りを表現しなくては」とプレッシャーに思っている方がいますが、
そもそもそんな必要はなく、自分の中で昇華すればいいだけなのです。
相手を何とかしようとするより、ずっと簡単！
そしてそれは抑圧することでも、合理化することでも、何か理由をつけて（無理やり）納得することでもなく、
そのイライラのもとになっている気持ち（痛み）や信念や体験を癒して手放す（または統合する）こと。
ちなみに相手に対して怒った方がいい時は、
・自分の尊厳が脅かされている時
・殺されそう（命が脅かされている）な時
です。
つまりそれ以外は原因は自分にあるということね。
それも昔は対処できなかったけれど、今は様々な体験を通して、対処できるところまで成長したので、
あなたに気づいてほしい痛みや傷が「イライラ」という形であなたに訴えていると考えると良いと思いますよ。
自分の内側の傷や痛みを丁寧に拾い上げて、天に還してあげましょう。
それはあなたが頑張って生きてきた証でもあるから。
そして私たちの言葉や行動や態度が、
自分にも周りにも良い影響を与えるようにできたら良いですよね。
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