持続化給付金、特別定額給付金、国民保険料減免。
今回のコロナで私は国から様々な救済処置を頂いた。
しかしこれは、今を凌ぐ為の生活費だけではない。
今後生き残っていく為に考え行動し、戦い続ける為の軍資金だ。
私はそう思っている。
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▼コロナ前にはもう戻れない
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マスクもせず、自由に行き来できて、密室で密接に密集していたのはほんの数ヶ月前。
あの頃に戻りたい。また一緒にお酒飲んだりライブがしたい。
気持ちはすごくわかる。
私もそんな気持ちは十二分にある。
だけど、コロナ前にはもう戻れない。
どのビジネス記事を読んでもそう書いてあるし、私もそう思っている。
願っても祈っても仕方がない。
私は世の中は「科学」でできていると思っている。奇跡なんて起こるはずがない。
歴史がそう教えてくれている。
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▼流しだけでは生き残れない
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2年前、私はライブを辞めて流しを始めた。
自分にとって、大きなパラダイムシフト。
ライブでの実績やコネクションを全部捨て、1からスタートした。
わずか2年だが、多くの出会いとつながりが生まれた。
思い返せば、最近良くして頂いている方々は全員2年経ってないのかと。
人生は本当にわからないものである。
このまま突き進むと思っていた。そこで今回のコロナである。
約2ヶ月間の自粛を余儀なくされ、私もお仕事はすべてSTOP。
幸い、私はこの時間を使って持病を治療したから有意義な時間を過ごせた。
寝たきりの日々でも、今後の未来について毎日ずっと考えていた。
そこでひとつ、自分の中で確信したことがあった。
たぶん、流しだけでは生き残れないと。
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▼ZOOMと流しは相性もいいが、オフラインには勝てない
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試行錯誤していた最中、とあるきっかけでZOOMライブに出演のオファーを頂いた。
私自身もZOOMに興味があったし、肌感覚で体験したいと思い参加させて頂いた。
落語家、ダンス、パフォーマーなど、
様々なアーティストが表現を披露する中に”流し”として出演。
ZOOMライブでは”パフォーマンスをもう一度見たい!”方を決める投票も行われ、
私は見事1位を獲得することができた。
お客さんの表情を見ても、ZOOMと流しは相性がいいと感じた。
大きな発見があった。
しかし、ここ数日人とお会いしてわかった。
如何にZOOMと流しの相性が良くても、オフラインには勝てないなと。
移動を奪われた代替策としては最高だったし、主催者には感謝しかない。
だけどコロナ後も本業として続けられるかと考えれば、もっとオンラインについて勉強しなきゃいけないと感じた。
同列に考えてはいけない。
オンライン”だからこそ”可能なサービスが必要だと思った。
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▼まだまだ答えは見つからない
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オンラインでのサービス提供としてまず思いつくのがYouTube。
だがここはもうレッドオーシャンだ。競合が多すぎる。
次に思いつくのがオンラインサロンだ。
ザックリ言うと横のつながりも作れる月額制のファンクラブみたいなもの。
ただこれは難易度が高すぎる。
毎月支払いたいと思って頂けるほどのサービスはまだ持ってないし、
Amazon PrimeやNetFlixと肩を並べるわけだからとても太刀打ちできない。
昨日書いた流しvsカラオケのように、
「一馬ファンクラブvs NetFlix」で”ランチェスター弱者の戦略”が見つかればいいがなかなか難しい。
ただあきらめない。何か方法はあるはず。
毎日が勉強である。
頂いた救済処置(軍資金)は特例中の特例で、二度はない。
この軍資金を如何に活用し、今後革新していくかが今私たちに問われていると思う。
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<稲田一馬の右脳(芸術や創造)"note"はこちら>
戦略を語る左脳(論理や分析)とは真逆で、主に「夢」や「自由」を語っています。
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