「人間関係」に苦しめられ、断ち切りまくった20代 | 稲田一馬のブログ(2010〜2018)

稲田一馬のブログ(2010〜2018)

熊本出身、流しを行うロックンローラー。持ち歌1,200曲習得。
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20代の頃は人間関係にかなり悩まされた。

 

私は立ち回りが苦手で(いわゆる世渡り下手で)、

感情を押し殺して周りに合わせるといった行動ができず、すぐに顔に出てしまうのだ。

しかも声にまで出ていたそうだ。

 

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▼昔から「年功序列」に納得がいかなかった

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上の人を敬うってのはわかるのだが、

ただただ年齢が上なだけで偉そうにしている人をこよなく嫌った。

 

特に音楽に至っては、大して実力も無く、

何の努力もしていない人に従うことを極度に嫌った。

 

音楽は「年功序列」じゃない。『実力社会』だぞ。

なんで年上だからって言うことを聞かなきゃいけないんだ。

 

当時は金髪で長髪だったし、けっこう尖っていたと思う。

 

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▼とにかく「自由」になりたかった

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しかし社会に出ればそんなことは言ってられない。

「年功序列」で組み立てられ、上司の言うことは絶対。

少なくとも私の就職先では、カラスは白と言われれば白だった。

 

たくさんの我慢をしてきた。言いたいこともずっと飲み込んできた。

書きながら思い出してきた。あの痛みは今でも忘れない。

 

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だから私は二度と窮屈な思いはしたくない。

 

そして、誰にも私のような想いはさせたくない。あまりにも辛すぎる。

好きなように、好きな言葉で、好きなように生きてほしい。

毎日「自由」でいてほしい。

 

就職先とは縁は切れたが、退職した後もしばらく不自由な時代は続いた。

音楽での「人間関係」に苦しめられたからだ。

 

そして20代後半、ついにひとつの決断をした。

 

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▼中途半端な「人間関係」を全部断ち切った

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馴れ合いだとか慰め合いだとか、

そんな”中途半端な人間関係”があるから毎日毎日不自由で苦しめられるので、

もうそれならいっそのこと全部断ち切ろうと決めた。

 

一人がいい。孤独でもいい。とにかく身軽になりたかった。

 

言うても私も大人なので、無責任な別れ方は絶対避けたかった。

ちゃんと自分の言葉で伝える。

 

「私はこうでこうでこういう道で生きていこうと思うので、また機会があればお願いします。」

 

それでもけっこう揉めた。

何人もの大人たちと縁を切る結果になってしまった。

 

私なりにちゃんと伝えたつもりだが、

今なんかより全然荒れてたし、もっと感情的だったので、

何かしら気に障る言葉を使ってしまったかもしれない。

 

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▼こんな私でも、支えてくれた人たちがいる

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そんなどうしようもない私を、今でも支えてくれる人がいる。

荒れていた7〜8年前を知ってて、現在も付き合いのある人たちだ。

 

こよなく「自由」を愛する私を理解してくれて、遊ぶ時は密接に、それ以外は干渉しない。

 

お互い干渉しないから電話もメールも来ない。

「人間関係」で悩むことも本当になくなった。

 

おかげで私は今日も「新曲」を作ることができるのだ。

 

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▼あの頃悩んでた時代が、まるで嘘のような毎日

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「人間関係」には本当に何年も悩まされた。

私のような整理の仕方はあまりおすすめしないが、やるなら早めがいいと思う。

 

最初は激痛が伴う。だけど長期的に見てものすごい楽になる。

 

20代後半〜30代前半に「人間関係」が整理されると言うが、本当その通りだと思う。

時間は二度と戻らない。

月並みだが、今日が一番若い。

 

どうやったって痛みが伴うが、

手術と同じで私は激痛に苛まれてでも一歩前に進むことをお勧めしたい。

 

 

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