フルーキーの単複1万で完全敗北した俺.KS | 競馬エス

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ワープアなのに今日3万も負けた
今年は20万近く負けてるぞこれ

生涯収支だと6~70万は負けてるなぁ・・・・・
アレ?意外と負けてない?(病気)


【今日の俺の馬券を回顧】

今日は・・・ていうか今日「も」酷かった・・・・・。
雨と向かい風の中、マウンテンバイクを2時間近くキコキコ漕いで淀へ。
競馬場に着いたのは12時半。

6~8レースまで見して9レース。
ここで俺は1番人気の③レインフォールの複勝(1.3倍ぐらい)に1万円を賭けるという「愚行」を犯してしまう・・・・。

他に有力な逃げ馬もいないし3着以内なら鉄板っしょ。
という非常に安直な考えの下、買ってしまった。
しかし単騎逃げが予測される有力馬というのは、他の馬からいきなり目標にされる訳で・・・・。
結果としてレインフォールは直線半ばで脚がピタっと止まってしまい、8着に惨敗した。

この負けは菊花賞で取り返すしかない(ドツボ)
そう思い、俺は菊花賞のパドックを目をこらして見つめた。

俺は前日に出走馬の過去のレースを見ていた。
バンデの圧勝劇も気になったが、何よりフルーキーの勝ちっぷりが目についた。

「これはエピファネイアに勝つかもしれん」

短距離血統と言われているのが気になったが、レースぶりを見ていると折り合いは問題無さそうだ。
とにかくパドックではフルーキーは絶対にチェックしようと思った。

そしてパドックでフルーキーの姿を見て、俺は・・・・・。

「アレ、大した事なくね?」と思ってしまった。
なんていうか、腹回りに若干の余裕があるように見えてしまったのだ。
ネットの画像で見たガチムチ馬体は何処へ・・・・。

フルーキー「お前に俺の何が解るねん」

フルーキーは9月の阪神で生で見た記憶があるが、その時の記憶がはっきりしない。
記憶に無いという事は印象に残らなかったという事だ、つまり・・・・。

フルーキーへの信頼が揺るぎ始めた所で、他の馬も見てみる事にした。
一番ヤバかったのが、やはりエピファネイア。
勿論、先入観が多少加味された事は否めないが、エピファネイアの馬体を見て、俺は・・・・。


「鮫だ!鮫が歩いとるで!」

そう思ってしまった、別にパドックで獰猛さを見せていた訳では無いが、
他の馬を「食って」しまいそうな迫力があった。ゆったりと泳ぐ鮫のような迫力。
まぁこの後本当に(役者的な意味で)他馬を食ってしまったのだが・・・・。

2番目によく見えたのが「バンデ」
セントライト記念で権利を獲れなかったので、その後もう1戦使ったのがどうかと思ったが、
毛ヅヤピカピカ、馬体も良い意味でスッキリしている上にパワーがありそうな筋肉。
「競馬ブック」を読むと、状態は益々良くなっている・・・みたいな事が書いてあった。

ここで俺は、3つの選択肢を思いついた。

フルーキーの単複1万
エピファの単2万
バンデの単5千円 複1万5千円


エピファの単2万は一瞬思いついたが、すぐに気性の事を考えて止めた。
フルーキーは前日には注目していたが、パドックではそれほど・・・・という印象。

問題はバンデだ
この馬、スタミナお化けである可能性はかなり高い。
そしておそらく状態も良いだろう。買うならバンデ!

しかし・・・・。

厄介なのが「ネコタイショウ」の存在だ。
「競馬ブック」のコメント欄を読むと

バンデ陣営「ハナに行くつもり」
ネコ陣営「何が何でもハナを譲るつもりはない」(池添のコメントではない)

これはバンデ厳しいやろ・・・・。
あの「ミホノブルボン(神)」ですら、玉砕覚悟の逃げ馬に絡まれて負けたというのに・・・・。

ミホノブルボンが負けた相手はライスシャワー(長距離神)だろ!
それにブルボン自身も2着に粘ってるだろいい加減にしろ!

その時の俺は脳内でそんなセルフツッコミをする余裕も無かった。
とにかく最後まで迷いに迷ったが、このとんでもなく誤ったブルボン理論でバンデを諦める事にした。

最終的にフルーキーを選んだ理由については、オッズに釣られたというのもあるが、
俺がある病気を発症してしまったからだ。

その病名とは
「前日に注目していた馬を切って、もし来たらどうしよう絶対後悔するよ病」である。


【過去の発症例】
2010年桜花賞
パドックを見てアパパネ―オウケンの馬連を思いつくが、前日に狙いをつけたという理由で
「コスモネモシン」の単複を購入

2010年京都牝馬S
パドックを見て明らかに太く見えたショウナンラノビア、しかし以前から狙いをつけていたという理由で
単複を5万購入(過去最大の血迷いだった・・・・)

ぱっと思いついたのはこの2例だが、他にも思い出しきれないぐらい沢山の症例がある。

とにかく、そんなこんなでフルーキーの単複1万で勝負してしまった。

レース中は「サクセスブロッケン!!!!」のコピペそのまんまの心境だった。

「内で溜めてるぞ~ワクワク」
「4コーナーで上がっていった!」

「さぁお見せ!その脚を!」
「サクセスフルーキー!!!!!!!!!!!」

しかしフルーキーは直線に向いてそこそこ伸びたが、前との差は縮まらなかった、むしろ開いたかも。
俺はバンデがゴール板を駆け抜けた瞬間に、両膝に両手をついてガックリとうなだれてしまった。


【エピファネイア強すぎワロタ】
エピファ強すぎでしょ。
道中、正面スタンド前で首を上げて左右に振っているのを見て、俺の近くにいた爺さんが
「あ~こりゃ飛んだな」と言っていたし、俺もそう思った。
近くにいた青年達も「おwエピファwwこれはwww」と喜んでいたし、俺もよっしゃと思った。

なのに直線では「はい公開調教終了~w」と言わんばかりの圧勝劇。
勿論、結果だけ見れば圧勝だがエピファは気性面での危うさを今回も見せた訳だし
レース前は福永騎手も相当なプレッシャーを感じていただろう。
レース後の満面の笑みがそれを表しているようだった。本当に嬉しそうだった。

俺も馬券当てて満面の笑みをしてみたいなぁ。
そう思いながら競馬場を後にした。

自転車を2時間漕いで競馬場へ→3万負ける→自転車を2時間漕いで帰宅
うーん、この

駄文長文失礼しました
おわり