いつもありがとうございます。
感情が出るのは仕方がない。
だって、人間だもん。
と思っていませんか。
私はそのように思っていました。
「いました」です。
過去形です。
その考え方はリセットされました。
感情はコントロールができる。
条件反射的に出さないことが
できる。
そのような認識に変わっています。
認識は変わりましたが、実際に、
反射的に感情を出さないように
するためには訓練が必要です。
これから訓練を通して、感情をコント
ロールして参ります。
「人は考えた通りの人間になる」と
言われますが、本当にその通り
です。
「感情はコントロールできない」と考え
ていれば、感情がコントロールできる
ことはないでしょう。
「感情はコントロールできる」と考えて
いれば、時間はかかるでしょうが、
いずれはできるようになって
いきます。
常識や”普通”と言われる考え方は、
一旦リセットした方が良さそうです。
新たに入れる考え方は、自分が望む
考え方が良いでしょう。
「感情に振り回されるのは疲れる。
感情をコントロールできるのであれば
感情をコントロールしたい」。
そのように思うのであれば、感情は
コントロールできないと考えるより
も、感情はコントロールできると
考えた方が良いですね。
結局は「あなたはどうなりたいのか」
だと思うのです。
「一度悪くなった視力は回復しない」。
これが常識だとして、それを受け入れ
たいですか、受け入れたくないですか
ということです。
私は「視力は回復しない」という常識は
受け入れたくありませんし、視力は
回復すると思っています。
実際にそのように考えるようになって
から、視力の低下は止まっています。
むしろ、少し見えるようになってきて
います。
人間が知っていること、分かっている
こと、理解できていることは1%も
ないと言われることもあります。
人間心で勝手に常識を作り上げている
だけということです。
多くの人が「そうだ」と信じたものが
常識になっているだけで、そこに
従う必要はありません。
「お年寄りには席を譲るのが常識なん
て受け入れられない。
こっちだって疲れているんだから、
私は座る。
常識なんて受け入れない」。
こういうのはよくないですよ。
(笑)。
そういう常識は受け入れましょう。
論文に書いてあるとか、教科書に書い
てあるとか、学校でならったとか、
皆んなが言っているとか。
そんなことに自分の人生を振り回され
てて良いのだろうか。
最終的には、自分が何を信じたいか
ではないのか。
ということを伝えたいわけです。
理想と現実に関しても同じことが
言えるのではないかなと思うの
です。
仕事をしていると「それは理想論でし
ょ」と言われることや自分が言って
しまうこと、思ってしまうことは
ないでしょうか。
「理想論でしょ?」と言われたら、
「そうですよ」としか返事のしようが
ありません。
理想論だから何なのかということ
です。
「理想論だから無理」なのか「理想論
ではなく現実論で話そうよ」と
言いたいのか。
「理想論でしょ?」で終わりにして
しまっては会話になりません。
その先まで話を進めていく必要が
あります。
「理想論であって現実とは違う」と
言われたらどうするか。
これも「そうですよ」しかないわけです
が、暗に「無理だ」と言いたいことは
伝わってきます。
なぜ理想論だから無理なのか。
理想論とは目標です。
現実と違うからこそ、どうすれば理想
に近づけるのか、どうすれば理想が
達成できるのかを考えるのでしょう。
そして、理想を実現するための具体的
な方法を考え実践に移す。
実践に移して検証をして改良して
いく。
そういう繰り返しで現実が変わって
いき、理想に近づいていくのでは
ないでしょうか。
理想とは目標です。
何か語ったことに対して「それは目標
でしょ?」と言われたら「そうですよ。
いま、目標を語ったのですよ」と返す
しかありません。
「それは理想論でしょ」という言葉は
それほど意味がない言葉なのです。
そんな反骨精神は出さずに、理想を
実現するためにどうすれば良いのか
考えた方が、よほど建設的です。
「それは理想論でしょ」と、言われた
ときには「そうですよ」と答えましょ
う。
自分が言ってしまったときには、
「もとい。いまのはなし。
その理想を実現するために、
どんな方法があるのでしょう?」と
建設的な議論をすると良いですね。
理想と現実はぶつかります。
現実が十分ではないから理想が出て
くるわけです。
理想と現実には乖離があるものなの
です。
そのためぶつかるのは自然なこと
です。
どちらを選ぶのか。
どちらを選びたいのか。
実現ができるか、できないかは置いて
おいて、自分としてはどうしたいの
か。
これが最も大切なことなのです。
100%と言って良いほど理想が
正しいでしょう。
理想と現実がぶつかったら、勝つのは
理想です。
現状維持は衰退と言われるように、
現場で満足することはできません。
必ず衰退の方向に向かっていきます。
時間は流れていくのに、自分の会社
だけ、あるいは仕事だけ、時間が
止まるわけがありません。
自分達だけが止まっていたら、周りは
進んでいくわけですから、衰退する
のが自然なことです。
思いっきり頑張って現状維持です。
死にものぐるいで頑張って、ちょっと
前進です。
それほど厳しいものなのです。
ちょっと、脱線してしまいましたが、
理想と現実の狭間で苦しんでいる
ときは「理想が正しい」ということを
思い出していただきたいと思います。
そして、現実がそうなっていなかった
としても、どうすれば理想に近づいて
いけるのかを考える。
できない理由や無理な理由、不可能な
理由はいくらでも出てきます。
時間、人、お金、能力、環境、状況、
時代、能力、規模等々。
山ほどできない理由が出てくるでしょ
う。
ただ、できない理由を100個並べた
ところで、何の進展も発展もないの
です。
できない理由を100個並べる時間が
あるのなら、どうすればできるのかを
3個出す。
理想と現実がぶつかったら、理想を
取る。
何かヒントになることがあれば
幸いです。
最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。
光の指針
~静かなる持続~
「心で深く思ったことを実現するため
には、勉強でも、運動でも、仕事で
も、静かなる持続が必要なのだ。
まずは三年。
つぎに十年。
そして、二十年、三十年と励み続け
よ。
あなたは、理想の大地を踏みしめてい
るだろう。」