いつもありがとうございます。

 

今日もとても良い天気でしたね。

 

元気に引きこもっていました。

 

(笑)。

 

実績がほぼ終わったので、明日からは

通常通りに動きたいところですが、

書類が溜まっているので、まとまった

時間で減らしたいと思います。

 

13時頃にお電話があり「相談したい

ことがあるからちょっと来てほしい」

と連絡がありました。

 

急に呼び出されることはあまりないの

ですが、近くの方なので行くことに

しました。

 

遠い方なら、その場でいったん要件を

聞いて、必要なら行くという選択も

したでしょう。

 

近いということもありますが、末期の

悪性腫瘍と診断されており、様子を

見る目的もあって行ってきました。

 

元々循環器内科にかかっており、

いまは別の病院の呼吸器内科に

かかっています。

 

今後は呼吸器内科の先生が主治医に

なり、そちらに通院していく予定

です。

 

ただ、今回は、循環器内科で出して

もらっていたお薬が切れてしまうと

いうことで「取りに行ってきてほしい」

と頼まれました。

 

今後は、呼吸器内科の先生に言って、

一つのところで全ての薬を出して

もらうようにするので、今回だけ

行ってきてもらえないかという

相談でした。

 

奥様と2人暮らしで、奥様はお元気な

ので「奥様は行けないのですか?」と

ご本人にうかがいました。

 

訪問した際は、奥様はご自分の病院に

行っていたので、ご本人に伺い

ました。

 

「お恥ずかしい話だけど、読み書きが

できないから行けないんです」と

話されました。

 

日本の識字率というのは、世界でも

有数の高さです。

 

現代だけでなく、昔から識字率は

高い状況でした。

 

よほどの事情があるのかなと思いまし

たが、深くは聞きませんでした。

 

読み書きができなくても、お話は

できるので、その場で事務の人に

聞けば教えてもらえるでしょう。

 

そのため、何とかなるとは思います。

 

そういう考えが頭の中に浮かびました

が、提案はしませんでした。

 

奥様と直接お話ししたわけではありま

せんので、想像に過ぎませんが、

きっと、劣等感に感じているのだと

思うのです。

 

教えてもらう中で、自分が読み書きが

できないということが知られるのは

恥ずかしいと感じているのかなと

思います。

 

あるいは、ご本人は何も思っていなく

ても、利用者さんである旦那さんの方

が恥ずかしく感じているのかも

しれません。

 

そう思うと「病院の人が手伝ってくれ

ますよ」とは言えませんでした。

 

娘様が近くにおり、いつも通院等の

援助をしてくださっています。

 

そのため娘様はどうかと

尋ねてみました。

 

「娘は俺のためにアルバイトをしてい

るらしいから、忙しいみたい」と

話されていました。

 

これ以上、娘に迷惑をかけたくない

という想いがあるのでしょう。

 

ご本人なりに色々考えた末に、

私に連絡されたのだと思います。

 

「無理言っているのは分かっているん

だけど、お願いできないか」と

話されました。

 

私は基本的に、自分で何とかして

ほしいと思っているので、頼まれ

ごとは安易に受けないように

しています。

 

今後も続くようなら困りますし、

たまたま、明日は行けるのですが、

いつも行けるとは限りません。

 

「困ったらケアマネ」というのが

定着してしまうと、お互いに

困った状況になります。

 

家族がいて、動けるのであれば、

まずは家族が動くべきではないか

と考えています。

 

家族に頼みづらいのは、よく分かり

ますが、家族に頼みづらいから

ケアマネというのも違うように

思います。

 

そうした考えを持つ私ですが、

明日は行くことにしました。

 

「本来はそういうことはしません」

とも伝えませんでした。

 

ご本人は無理なことは分かっていて、

それでもどうして良いか分からず

頼んでいるのだろうと

思ったのです。

 

生活保護の方なので、自費のヘルパー

も提案ができません。

 

明日、薬をもらいに行く病院は

待ち時間が長くて有名です。

 

私の中ではということですが。

 

(笑)。

 

今回は、例外的に引き受けましたが、

こうしたケースは、どういう方法が

あるのだろうと考えてみました。

 

要支援2ですから、ヘルパーさんも

難しい。

 

そもそも、ヘルパーさんを使っている

方ではないので、明日からというのも

難しい。

 

生活保護の方なので、自費の

ヘルパーさんも難しい。

 

病院に事情を説明して、届けてもらえ

るのかは、確認しませんでした。

 

ただ、お話しした感じ「代理でも大丈

夫です」という感じで、持って行く

こともできますよという提案が

なかったので、きっと難しいの

でしょう。

 

「来月」など時間があれば、考える余地

もあるのでしょうが、「明日」となる

と、時間的にも難しいですね。

 

こういうことがあるたびに、やはり、

考えていかないといけないなと

感じます。

 

別の利用者さんですが、手術を断られ

続けている方がいます。

 

「自分で病院を探してください」

と言われたそうです。

 

どこの病院に行っても、拒否される

ということでした。

 

原因は「暴言」ということです。

 

病院に聞いていないんで、本当の

ところは分からないのですが、

恐らくそうなのだと思います。

 

電話で話している限り、普通なの

ですけどね。

 

被害者意識が強いなとか、人のせいに

しているなとは思いますが、

人並です。

 

私は失礼な話し方をしてしまうことも

ありますが、それに対して、声を荒げ

ることもありません。

 

まだ2回しかお話ししていませんか

ら、実際のところは分かりません。

 

感染症を起こしているようで、

早々に手術をしないとならない

という状況から3ヵ月ほどが

経過しているようです。

 

命の危険もあるだろうと

思います。

 

そういう状況でも、受け入れて

もらえないものなんだなと

驚きもあります。

 

家もとんでもないところにあります。

 

とても1人では歩ける状況ではないの

ですが、急な階段の下にある家です。

 

もはや崖の下と言っても過言では

ありません。

 

元々そこに住んでいたのではなく、

強制?退院するにあたって、

ケースワーカーさんか誰かが

見つけてこられた家という

ことでした。

 

なぜ、そんな状況で退院になったの

か、なぜあの家に住んでいるのか、

謎だらけの利用者さんです。

 

要介護のはずといわれた結果、

要支援でした。

 

やることは要介護の方以上に

あります。

 

「自分の仕事ではない」と

言えばそれまでです。

 

実際、ケアマネの仕事ではないこと

だらけです。

 

それでも知ったからには放って

おけないというのが

実際のところです。

 

暴言を吐かれたら暴言を吐き返します

が、見捨てることはないだろうと

思います。

 

「俺がやらなきゃ誰がやる」。

 

私の大好きなキャラクターの

セリフです。

 

気負わず、ゆるくやっていきます。

 

最後までお付き合いいただき、

ありがとうございました。

 

光の指針

 

~帝王学の根本~

 

「帝王学の根本としては、やはり、

『すべての責任は自分にある』と思っ

ていなければいけないわけです。

 

結局、『どの程度の範囲まで責任を感

じるか』という責任感の大きさが、そ

の人の大きさになっていくのです。」