いつもありがとうございます。

 

最近「時間」についての内容が増えて

きています。

 

自分の意識が時間にあるから

でしょう。

 

自分の関心ごとや意識していることが

コラムに反映されるため、時間に

関する内容が増えることも

自然なことです。

 

皆んなに平等に与えられている時間。

 

同じ24時間のはずなのに、使い方は

全然違う。

 

同じ24時間のはずなのに、そこから

生み出される成果も全然違う。

 

同じ10年間のはずなのに、そこから

生み出される成果には、天と地ほどの

差が生まれる。

 

時間の使い方が、その成果に現れるの

だと思うのです。

 

いかにして時間を使うか。

 

1日、1日で、大きな差は生まれない

かもしれません。

 

1ヶ月、6ヶ月、1年、5年、10年と

時間の積み重ねによって大きな

成果の違いとなって現れて

いきます。

 

時間密度を高めること。

 

1日の密度を高めることが、1日の

成果の違いとなって現れてきます。

 

そのために、やることとやめることを

決めるのです。

 

やることは習慣化によって増やして

いく。

 

やめることは決意と決断でもって、

やめていく。

 

良い習慣が増え、自分の目標にとって

不要な習慣が減っていくことで、

時間密度が高くなっていくでしょう。

 

今日は、別のアプローチから時間密度

を高めていきたいと思います。

 

予定を詰め込むです。

 

スケジュールを組む時に、どうしても

余裕を持ったスケジュールを組みたく

なります。

 

ギチギチのスケジュールでは、こなし

ていけるか分かりませんし、何が起こ

るか分かりません。

 

そのため、余裕を持ったスケジュール

を立てるかと思います。

 

それはそれとして大事な考え方では

あるのですが、一方で、その余裕が

時間効率を下げているという見方も

できるのです。

 

予定を詰め込むとどうなるかといえ

ば、限られた時間の中で、予定を

こなしていかざるを得なく

なります。

 

パーキンソンの法則という法則が

あります。

 

時間はある分だけ使ってしまう、お金

はある分だけ使ってしまうという

法則です。

 

色々な固定費を除いて、ひと月2万円

で生活していた人が、財布に3万円を

入れたらどうなるか。

 

ひと月2万円で生活できていたわけで

すから、当然、1万円が残るように

思います。

 

実際には、ひと月で3万円を使い切っ

てしまいます。

 

財布に5万円を入れていたら、5万円

を使い切ってしまいます。

 

そのため、残った分を貯金に回そうと

いうことは上手くいかず、最初から

貯金分を別にしておくことが

大切なのです。

 

時間も同じです。

 

「この仕事は余裕を持って、1時間で

やろう。

 

早く終わったら次の仕事をやろう」と

決めておいたとしても、時間は

あまりません。

 

1時間を使い切ってしまうのです。

 

同じ仕事を「30分でやろう」と決めた

ら、30分でできるのです。

 

どのような仕事かにもよりますが、

1時間でできた仕事の質と、30分で

できた仕事の質には大きな差がない

というのが実際です。

 

コラムを書くということでいうと、

ある程度余裕を持って書けるとき、

30分しか取れないとき、20分しか

取れないとき、様々な状況が

あります。

 

分量については差が出ますが、内容に

関しては、大した差は生まれません。

 

むしろ使える時間が長いときは、

余計なことをダラダラと書いて

しまい、本当に伝えたいことが

薄まってしまうことがあります。

 

限られた時間の中で書くときは、

ダラダラと書くことができない

ため、伝えたいことをストレートに

書きます。

 

限られた時間の中で書いたものの方が

伝わりやすく、内容として濃いという

こともあるかもしれません。

 

「時間はあるだけ使う」「お金はある

だけ使う」というのは、私たちが

共通で持っている法則です。

 

それを意識しておくことが大切です。

 

そのため、スケジュールを立てる際

に、余裕を持ったスケジュールを

立てたら、無駄が相当に出る可能性が

あるのです。

 

ギチギチにスケジュールを組むこと

で、一つずつに使える時間が少なく

なる分、多くの予定を入れることが

できます。

 

次の予定が迫っていますから、ダラダ

ラと行うこともできません。

 

必然的に速度は速くなります。

 

そのときに必要な思考としては「8割思

考」というものがあります。

 

7割思考、6割思考になることも

あるかもしれません。

 

100分かけて100%の仕事をすること

が大事なこともありますが、20分で

8割の仕事ができたら良しとする

ことが大事なこともあります。

 

仕事の出来としては8割ですが、80分

を別の仕事に充てることができます。

 

別の仕事を8割の出来で、20分で仕上

げ、さらに別の仕事を8割の出来で、

20分で仕上げる。

 

そのようにすると、100分の間に、

8割の出来の仕事が5つできる

ことになります。

 

100分かけて10割の出来の仕事を

したら、1つの成果物しか出て

きません。

 

出来は8割でも、100分で5つの成果

物を出すことが価値として高いことも

あるのです。

 

通勤時間前に30分勉強すると決め

る。

 

もっと言えば、30分でできるギリギ

リよりちょっと多い量を設定する。

 

30分後には出勤をしないといけない

わけですから、時間に余裕を持って

勉強する時よりも、集中力は

異なります。

 

長く時間を取ることが、必ずしも良い

わけではないということです。

 

たくさんやることがある時ほど、

予定を詰め込むことと、8割思考を

持つことが有効になります。

 

日常生活で実践するために、自分なり

に落とし込んでいただけたらと

思います。

 

最後までお付き合いいただき、

ありがとうございました。

 

光の指針

 

~完璧主義を捨てる~

 

「どうしても無理だと思われた場合、

まず一つには、『完璧主義を捨てるこ

と』が大事になります。

 

『必ず完璧にやらなければならない』

とあまりに思いすぎていると、『キャ

パ超え』をしてしまってできなくな

り、その重みで潰れてしまうことがあ

るからです。」