いつもありがとうございます。

 

先日さつき先生と対談を収録

しました。

 

毎週「現役ケアマネに聞いてみた」と

いう収録をしています。

 

早いもので、対談を始めてから1年半

くらい経つでしょうか。

 

「新人ケアマネに聞いてみた」から始ま

って「ケアマネ1年生に聞いてみた」「現

役ケアマネに聞いてみた」と続いて

います。

 

自分がケアマネになるとは想像もして

いませんでした。

 

2022年10月からケアマネを始めまし

た。

 

あっと言う間に1年半が経過しました。

 

やればやるほど「ケアマネさんはすご

いな」と尊敬の思いが出てきます。

 

自分もケアマネをやっているわけです

が、自分のIDにはケアマネというのが

入っていないか、俯瞰してみている

状態です。

 

ケアマネ自体が初めてですが、訪問系

の仕事も初めてです。

 

介護の仕事は24歳からやっています

が、特養、地密特養、有料老人ホーム

(特定施設)の経験しかありませんでし

た。

 

色々なことが初めての経験です。

 

ケアマネを始めた当初は、右も左も

分かりませんでした。

 

上も下も斜めも分からず、自分が一体

何をしているのか、何をしたら良いの

か、手探りの状態でした。

 

そんな時、仲間の存在は非常に支えに

なりました。

 

講師の中には、実際にケアマネとして

働いている人が多くいます。

 

そのため、相談すると色々と教えて

もらうことができます。

 

私の場合は管理者さんと2人の職場

です。

 

福祉用具と同じ事務所ですが、仕事が

全然違うため、基本的には居宅介護支

援の事業所は居宅介護支援事業所とし

て活動しています。

 

管理者さんは介護保険が始まった頃か

らケアマネをしている大ベテランで

す。

 

人生経験も私の2倍以上なので大ベテ

ランです。

 

色々な職場を転々とされていたようで

すが、1人でやることが多かった

ようです。

 

部下を持つとか、後輩に指導すると

いった経験はほとんどない

ようでした。

 

そのため、教える気持ちがあっても

どう教えたら良いか分からない、

何を教えたら良いか分からない

という状態だったのだろうと

思います。

 

私も何を教われば良いのか分からな

い、何を聞いたら良いのか分からな

い、何をしたら良いのか分からない

という状態です。

 

分からなすぎて、教わり方も分からな

いという状態です。

 

今にして思えば、とにかく付いて回れ

ば良かったなと思っています。

 

「早く全体像を掴もう」と思っていまし

たが、やらなけば全体像は掴めませ

ん。

 

朧げながら、全体像が見えてきたのは

1年近く経ってからだったと

思います。

 

分からないなりについて回って、

行動をして、がむしゃらに

行動しておけば良かったと

思います。

 

また、事業所への挨拶回りや、地域

包括支援センターへの挨拶回りも

もっと早くやっておくべきだったと

思います。

 

地域包括支援センターへの挨拶回りは

何ヶ月か経ってから行きました。

 

事業所さんへの挨拶回りは、用事が

ある時しか行けませんでした。

 

これは時間がある時に行っておけば

良かったなと思います。

 

色々なところに顔を出して、顔を覚え

ていただいて、関係作りをしておく。

 

これが最初にやるべきことかなと

思います。

 

もちろん、その間に給付管理を覚えた

り、書類の整理をしたり、引き継ぎの

ケースを担当したりとやることは

あります。

 

ただ、40件も持つようになると、

なかなか時間が作れません。

 

まだまだ担当件数が少ない最初の内に

挨拶回りや関係作りをしておくと

良いかなと思うのです。

 

こういうことも、自分が経験したから

感じることができることです。

 

ただ、こうした実体験に基づく知恵は

なかなか学ぶ機会がないことも

事実です。

 

職場で学べるかと言えば、学べるとこ

ろもあるでしょうが、学べるところ

だけではありません。

 

教えようとしないというよりも、

出てこないのです。

 

他にもっと教えないといけない実務的

なことがあったり、会社や事業所の

決まり事を教えたりすることを

優先するかなと思います。

 

また教えてくれる上司や先輩自身も

忙しく、それほど丁寧に、密に教えて

いる暇がないということもあるでしょ

う。

 

だからこそケアマネのコミュニティが

必要だと思うのです。

 

外部のコミュニティに参加することは

とても大切なことです。

 

地域ごとに特性があります。

 

ローカルルールも存在します。

 

共通のルールやローカルルールがある

ことが、また難しくさせています。

 

外部のコミュニティを持つことで、

何が共通ルールか何がローカル

ルールかが見えてきます。

 

また職場では話せないお困りごとや

相談ごとを話せます。

 

外部のコミュニティは参加するもしな

いも自由ですから、自分の価値観に

合ったコミュニティを選べるのも

魅力でしょう。

 

全く同じ価値観だと居心地が良いので

すが、視野が狭くなるというデメリッ

トもあります。

 

同じ事業所の人としか交流がないと、

どうしても視野が狭くなっていきま

す。

 

様々な年代、性別、地域、考えの人が

いるコミュニティに参加することで、

自分の視野が広くなるということも

あります。

 

ということで、さくら福祉カレッジ

では、メンタークラブという

ケアマネコミュニティを運営して

います。

 

毎日現役でケアマネをしている講師が

コラムを書いています。

 

7人で交代で書いているのですが、

私はコラムと対談を担当しています。

 

コラムを書かずに対談を、ということ

だったのですが、勝手にコラムも

書いています。

 

(笑)。

 

月に1回の講座もあります。

 

生活保護のことについて、障害福祉の

ことについて、福祉用具のことについ

て、などケアマネになったら関わる

ことを外部講師を招いて行うことも

あります。

 

先月は、認知症高齢者の金銭管理

というテーマで、座談会を行い

ました。

 

今後は一方的な講義スタイルや座談会

の視聴だけでなく、参加型のコンテン

ツも行っていきたいなと考えて

います。

 

合格してから参加するでも良いです

が、受験生であっても参加可能です。

 

具体的なイメージを持つことで、

より勉強にも身が入り、自分が

実際に働いているところも

イメージできるのではないかなと

思います。

 

また「自分はこういうケアマネに

なりたい」という理想像も

作れていくのではないかなと

思います。

 

一般会員は無料で毎日のコラムを

読むことができます。

 

特別会員は有料ですが、月1回の

コンテンツに参加可能です。

 

これからどんどん盛り上がっていく

ケアマネメンタークラブに、

どうぞご参加ください。

 

一般会員の登録はこちらから。

https://jsan.biz/neo/usrctrl.php?pg=qcyf

 

さつき先生との対談はこちらから。

https://youtu.be/9S98D5MwcdE?si=VqLVhKQaTASl3YgL

 

最後までお付き合いいただき、

ありがとうございました。

 

光の指針

 

~「お返しの人生」~

 

「実を言うと、お返しの人生にはおい

ては、不幸になる道がありません。

 

自分がお返しの人生に入ったときに

は、不幸はないのです。」