いつもありがとうございます。

 

介護保険は3年ごとに見直しが

あります。

 

今年はまさにその年です。

 

今回は、医療、障害福祉とも重なり

トリプル改定の年となります。

 

ケアマネ試験においては、介護保険の

改正が関係するところで、医療や

障害福祉に関しては、それほど

大きな影響は出ないでしょう。

 

実際の現場では、大きな混乱を招く

ことになるかなと思います。

 

経営者や経理、事務担当者にとって

は、悩ましい問題ではないかなと

思います。

 

介護保険の改正について、少しずつ

調べていっています。

 

今年は多いなあというのが印象です。

 

試験に関係するところもあります。

 

試験的なポイントを言うと「法改正を

恐れるな」です。

 

改正を恐れる受験生が多くいるわけ

ですが、それほど恐れるものでは

ありません。

 

改正になったからと言って、試験の

得点に直結する問題がたくさん

出るわけではありません。

 

議論を続けているものや移行期間の

もの、解釈が分かれるものも

あります。

 

それらは試験としては扱いづらい

ため、避けられているように

思います。

 

法改正であろうが、なんであろうが、

大切なことは、試験ポイントを

押さえることです。

 

試験ポイントとは、過去26回の問題

で繰り返し出題されているポイント

です。

 

つまりは、頻出ポイントです。

 

法改正の年であっても、頻出ポイント

を中心に勉強していくというやり方は

変わりません。

 

法改正を押さえることが重要なのでは

なく、頻出ポイントに改正があるから

押さえるのです。

 

順番が逆なのです。

 

このことを知っていると、少し、

気持ちが楽になるかなと

思います。

 

試験に受かるタイプの方は、幹の部分

に集中して押さえる方です。

 

試験に受かりづらい方は、枝葉が

気になって、幹の部分を疎かに

してしまう方です。

 

枝葉が気になる気持ちは分かるのです

が、それは時間をかけて、ゆっくりと

学ぶことなのです。

 

限られた期間の中で、限られた時間を

使って勉強をするわけですから、

時間対効果を意識した効率的な

勉強が求められます。

 

3年後に受かれば良いということで

あれば、枝葉までじっくりと学ぶ

ということでも良いでしょう。

 

「今年受かりたいんです」という

場合は、効率を意識する必要が

あります。

 

まずは頻出ポイントを押さえること

です。

 

頻出ポイントに改正があるのなら、

当然、変わったところを押さえて

いきます。

 

頻出ポイントを押さえていけば、

どの問題を解いても8割くらいは

解けるようになります。

 

そのような状態になって、余裕が

あれば、枝葉の部分を押さえても

良いでしょう。

 

改正や枝葉については、学ばなくても

良いということではありません。

 

あくまでも、短期間で合格を目指す

勉強方法の話です。

 

現場で働く者として、やはり、何が

どう変わったのかを知っておく

ことは大切なことです。

 

「知らなかった」では済まされない

ことも多いものです。

 

自分で調べることは大切なことです

が、膨大な資料の読み込みが必要

ですから、その辺りはYouTube等を

活用されると良いかなと思います。

 

今の段階では、見ている資料がほとん

ど同じなので、大体同じ内容では

ありますが。

 

今回の改正をプラスに見ている人も

いれば、マイナスに見ている人も

います。

 

どういう見方をするのかによって、

評価は分かれるのだろうと

思います。

 

「過去2番目に高いプラス改定」と

言われています。

 

ただ、個別に見ていくと必ずしも

そうは言えないサービスも

あります。

 

また、現状の物価高等を勘案すると

プラス改定とは言えないという

見方をする方もいます。

 

また大規模経営をしているところに

有利な改定で、小規模でやっている

ところには不利な改定と見ている方も

います。

 

居宅介護支援にも様々な改定が

ありました。

 

大きいところは工夫をすれば、

業務改善と増収が見込めそう

です。

 

小さいところにとっては負担増で、

増収はなかなか厳しいところかなと

思います。

 

「効率化しようと思えばできるけど、

それで良いのだろうか」と議論が

分かれそうな内容もありました。

 

モニタリングの頻度ですが、居宅介護

支援は月1回の居宅訪問、介護予防

支援は3月に1回の居宅訪問が

義務付けられています。

 

今回の改正で、テレビ電話等でモニタ

リングができるようになりました。

 

テレビ電話等を活用することで、

居宅訪問の頻度が変わります。

 

具体的には、居宅介護支援は2月に

1回、介護予防支援は6月に1回で

良いということになります。

 

居宅介護支援でいうと、1月テレビ電

話、2月訪問、3月テレビ電話、4月

訪問という形です。

 

これは利用者さんの同意が必要です

し、利用者さんがテレビ電話等を

利用できることが前提です。

 

想定されているのは、zoomやライン

通話、Google Meet、Skype等かな

と思います。

 

今後は、簡単にビデオ通話ができる

ものが売り出されるのではないかな

とも思います。

 

QAや解釈通知が出ていないので

分かりませんが、ヘルパーさんの

訪問時に手伝ってもらうというのは

ダメなのではないかなと思っていま

す。

 

実際には、そういう方法で考えている

ケアマネもいるとは思います。

 

テレビ電話等を利用者さんが使いこな

すというのは、なかなか想定しづらい

ところです。

 

ご家族がいる場合は、有効かも

しれません。

 

あまり来てほしくないという方も

いますから、そういう方も

受け入れやすいかも

しれません。

 

全員に同じ方法は取れないでしょうか

ら、個別に考えていく必要はあります

が、うまく活用すれば業務改善、

効率化に繋がります。

 

ただ、効率や便利さに意識が行き過ぎ

ると、人間関係の本質を見失うことに

繋がります。

 

人間関係の本質は、やはり、直接会っ

て話すことだと思うのです。

 

現在のケアマネの仕事は、介護保険の

制度の中の仕事ですから、当然、

制度に縛られます。

 

制度に縛られることで、人間関係の

本質が見失われていくのではないかと

思うのです。

 

もっと利用者さんと関わりたい、

もっと利用者さんの話を聞きたい

と思っておられるケアマネさんが

多いと思うのです。

 

ただ、現実には書類仕事の多さや

「あれはダメ、これはダメ」という

縛りでサービスを使いこなせない、

改正を覚え切れない等でいっぱい

いっぱいになっているのではないか

と思います。

 

制度の中で仕事をする以上、仕方が

ないことです。

 

今後、目指すべき方向性は、制度に

頼らない、制度に縛られない

ケアマネジメントです。

 

介護保険の外で仕事をしていく。

 

これをやっていきます。

 

医療には自費診療があります。

 

美容整形や義歯、あるいはリハビリ

などがあります。

 

費用は高価です。

 

ただ、制度に縛られない自由さ、

そして質の高さ等が魅力です。

 

ケアマネにも自費のケアマネが

いても良いのです。

 

いても良いというか必要です。

 

利用者さんの選択の幅も広がります。

 

ケアマネとしての発展にも

繋がります。

 

法治国家である以上、法律を守ること

は必要です。

 

法律に触れない範囲でどこまでのこと

ができるのかを検討しながらには

なりますが、ケアマネ本来の仕事が

できるようにしていきたいと

思います。

 

ライフプランナー、ライフコーチ、

人生設計師、名前は分かりませんが、

創造していきます。

 

楽しみですね。

 

最後までお付き合いいただき、

ありがとうございました。

 

光の指針

 

~富の創出・創造を~

 

「『もうパイは絶対に増えないのだ。

 

できるのはパイの取り合いだけだ』と

思っていたら、それは『弱肉強食』の

世界になります。

 

やはり、『富の創出・創造』を考えな

くてはいけません。

 

多くの人たちが儲かるような方法を考

えなくてはいけないのです。」