バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 | えのきち映画感想文

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しがない40代サラリーマンの映画レビューです。
ネタバレはないので宜しければどうぞ。

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を鑑賞。
タイトル通り2大ヒーロー、バットマンとスーパーマンがバトルを繰り広げるという一見トンデモない設定の作品。
しかし、近年マーベルに至ってはヒーロー同士のコラボ作品も数多く公開されているのでそれほど違和感はない。

そんな事より、スーパーマンは宇宙人だがバットマンは所詮地球人。勝負になるのかと言う素朴な疑問を抱えつつ劇場に向かった。

結果的には想像していたものとは異なり、善vs悪という単純な構図ではなく、後半のバトルシーンなどは地球が滅亡するのではないかと言うほどの派手さで迫力満点。これがハリウッドの醍醐味であろう。

ただ、盛り上がるのは後半のみ。前半から中盤にかけては無駄に長く、わかりにくいシーンが数多く挿入されるので展開が理解しにくくテンポが悪い。
そのフラストレーションが後半で一気に発散される仕組みとなっているのだ。

観終わった後の満足度はそれなりに高いのだが、中盤までのグダグダもあり上映時間が少々長く感じた。

バットマンやスーパーマン、ましてやワンダーウーマンに関する説明などは一切ないので、今まで関連作品を一切観ていない方にはちと辛いのでご注意あれ。

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