こんにちは!
心理カウンセリングのブレインブルーム、梶山佳世です。
今週の日曜日、子どもたちと梅もぎに行ってきました~!
梅雨の合間に無事梅を収穫できました!
母が脚立にあがってせっせと梅をもぎとる中、落とした梅は子どもたちがしっかり拾ってくれ、なかなか有能!
無事、4キロの梅を収穫。
ところで満汐梅林は私の元職場なのですが、ここの南高梅は普通の梅ではないのです。
なんと、自然栽培!
化学肥料や農薬をまったく使っていません。
さらに!
切り上げ剪定(※道法スタイル)をおこない、植物ホルモンを活性化させて、健やかに成長しておるのです!
そのせいか、ほんとうに美味しい加工品ができる!ような気がしますw。
そんなかわゆい青梅ちゃんたちは、梅シロップと梅干しに。
一方、産地の完熟梅ちゃんも頂き…。
どど~ん!和歌山県産完熟南高梅4Lのこの風格よ!
こちらの4キロは、すべて梅干しに。
じゃじゃーん!2023年度、青梅と完熟梅の梅干し&梅シロップ(まだ漬けただけw)
ことしは上手に浸かるといいな。
さて本題(ようやく)。
私は前述のとおり、農園で働いていたんですね。
そこでは、梅、いちじく、柑橘を栽培し、もぎとり観光と、農産加工もしていました。
20代の頃から自然農法に関心をもっていた私、今はそんなでもないのですが、20代30代の頃はオーガニックに心酔していて、農薬、化学肥料、除草剤などを「この世の悪」くらいに考えていたのです。
でも、フラクタル心理学を学ぶ過程で、この世界はすべて自分の思考が現実化していることを知りました。
ということは?
「この世の悪」を作り出したのは、自分だったと気が付いたのです。
より良い農産物を作る上で、有機農業を選ぶのは良い選択です。
有機農業はつくり手の想いを乗せることができ、唯一無二の味を追求できます。
では、農薬、化学肥料を使う農業は悪いのでしょうか。
農薬は適切に使えば、病気の予防ができ、病気で野菜が全滅!なんて大惨事を防ぐことができます。
化学肥料も、教科書通りに与えれば、栄養不足にならず野菜が順調に育ちます。
なにごとも、メリットとデメリットがあるのですね。
有機の野菜は手間暇がはんぱないです。
でも、セオリー通りでないやりがいみたいなものがあって、ある意味、おもしろい。
ま、有機も慣行農業も、生産者さんによって千差万別で考え方はいろいろですが、
総じて、有機は玄人志向。開拓者タイプ。
慣行農業は、大量生産優先。王道タイプ。
やり方が違うだけで、どちらが良いとか、悪いとか、ないのです。
人は良い悪いを安易に判断してしまうけれど、悪者をつくる時、「自分は正しい」と思いすぎていないか、感情脳が優位になっていないか、じゅうぶん注意する必要があります。
かつての私は、「自分は正しい」と「感情脳」のかたまりでした。
もちろん今0%かというと、そんなこともなく、日々少なくすることを心掛けています。
そうすると、世界に悪者はいなくなり、ものすごく生きやすくなるんですね。
今までの生き方ってなんじゃったん?(広島弁)
ていうか、昔のばかな自分、生きづらさを感じていた自分って、なんてもったい生き方だったんだろう、なんて。
梅しごとをしてると、いろんなことを思い出しますね。
ではまた次回~
※道法スタイルとは?切り上げ剪定とは?
(道法さん、とってもすばらしい方です!)