WSOFレイ・セフォー、WSOF JAPAN&パンクラス酒井正和  合同インタビュー | ☆ 格闘技 LOVE インパクト ☆極嬢魂レンノカ 降臨☆

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──2014年WSOF最初のショーをマイアミで終たばかりです。そのような感想を持ちましたか。

セフォー 良い大会になることを願っていたけど、とても満足しているよ。

WSOFにとっても一番大きなイベントだったし。

第1回大会からこれまで、ずっと毎大会より良いイベントになるようチャレンジしてきた。


WSOF8に関して、私はジェシカ・アギラーについて色々と耳にしていたけど、実際に試合を見たことはなかった。

それでもフィニッシュする力があることは分かっていた。

ただ、あんなに早く試合を決めるとはね。

驚いたよ。

2,3Rは掛かると予想していた。

ジェシカ・アギラーは世界でトップの女子MMAファイターであると同時に、WSOF世界王者となったんだ。

 
そしてジャスティン・ゲイジーだけど、我々は彼のことを白いマイク・タイソンと呼んでいる。

ジャスティ・ゲイジーは凄いファイターだよ。

人間的にも凄く良いヤツだ。

ケージのなかではコンプリート・ファイターで、いつもファンの期待に応えている。


──今日、改めてWSOF JAPANの創設に関して、東京で記者会見を開きました。

セフォー 日本に戻ってきた理由は、日本が私にとって第2のホームだからだよ。

日本の人々を愛している。

私のファイターとしてのキャリアは、日本から始まった。

そんな日本に何かを持ち帰りたいと思った。

それが私にとって歓びなんだ。

WSOFを日本で開くことが、日本の格闘技に役立つ。


そして、パンクラスのサカイさんが協力してくれて、WSOF JAPANに出場するファイターを供給してくれることになった。

私が独力で何かをするよりも、日本のパートナーを得たことが凄く重要なんだ。

日本のMMA界がかつての輝きを取り戻したい。

PRIDEやK-1の時代、ファンは素晴らしいファイターによる、素晴らしい試合が堪能できた。

あの雰囲気をWSOFによって日本に呼び戻したい。



酒井 記者会見を終えて、少し興奮していますね。

パンクラスが5月からケージに代わり、ユニファイドルールになる。

そこではパンクラスのメジャー化というものを当然、見据え視野に入れています。

そのなかで既にメジャーとなっているWSOFと向き合っていくことができるようになり、

WSOF JAPANを私達がやっていくことで、日本の格闘技界の底上げになればいいですね。


セフォー サカイさんはマイアミで最初に会った時から、凄く親しみやすく、気軽に話すことができた。

それは私達にとって、大切なことなんだ。

私が親しみやすい人間だしね。

サカイさんはスマートで、優れたビジネスマンだ。

協力してWSOFを日本に持ち込み、ずっとこの良い関係を続けていきたい。


──WSOFはBellatorに対戦要求を出しました。WSOFとパンクラスで対抗戦というものは考えていませんか。

セフォー パンクラスはパートナーだし、そんな事態にはならない。

パンクラスはパンクラスで、WSOF JAPANの供給源になるんだ。

絶対に対抗戦などは起りえない。

ベラトールへの挑戦は本気だった。

このスポーツのために良いことだと感じていたんだよ。

それ以上、何か狙いや目論見があったわけじゃない。

ファイターとこのスポーツにとって良いことだと考えていた。

ファンやメディアからも、ネガティブな反応はなかったよ。


WSOFはやる気満々だけどベラトールに、その気はない。

それも分かるよ。

これからは、ベラトールとのことに固執するんじゃなくて、WSOFとWSOFファイターのブランド力を高めていきたい。


酒井 僕も対抗戦は全く考えていません。

WSOFという舞台にパンクラスのチャンピオンをあげていく。

そういうお互いに相乗効果があることをやっていけば、非常に面白くなると僕は思っています。


──WSOF JAPANをどのように日本で成長させていきたいと思っていますか。

セフォー 他の国と同じだよ。

サカイさんとそのチーム、地元のパートナーとともにMMA人気を上げていきたい。

日本は優れた才能を持つファイターも多い。

我々の目指すところはファイターとWSOFのブランド力を増して、かつて日本格闘技界の姿を取り戻すこと。

日本のファンは格闘技に忠誠心を持っている。

日本の人々に何かを返したい。

そうなることが、私にとっても歓びなんだ。


酒井 最高の話じゃないですか。

僕もやはり、レイを凄くリスペクトしていて、ビジネスマンとしても高い評価を得ている人物です。

やはり海外は、団体というよりも会社組織になっています。

WSOFは短い期間で大きなTV局もついて、これはまさにビジネスです。

僕もそういうビジネスも勉強したいですし、教育して欲しいともレイにも言っています。

そういう点が、格闘技に底上げになっていくと思います。

遣り甲斐もあります。