宮崎正弘の国際ニュース・早読み(反腐敗キャンペーン、捜査対 象、最後の大物は?) | My Flame

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成26(2014)年2月21日(金曜日)貳
           通巻第4156号 
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 王岐山「腐敗摘発チーム」、次の大物標的は曾慶紅(元国家副主席。江沢民の謀臣)
  北京市公安局、上海派残党の妨害にめげず、500名規模の捜査陣を投入
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 香港誌『開放』(2014年2月号)によれば、習近平政権がすすめる反腐敗キャンペーンの次の目標は周永康ら『石油派』の裏側に見え隠れする大物中の大物、曾慶紅であると分析した。
「打大虎、打老虎」の標語は「大虎」が周永康ら石油派。『老虎』がその黒幕であり江沢民の右腕、「謀臣」といわれた曾慶紅(元国家副主席)というわけだ。

 捜査チームは二つに分かれ、「一号チーム」は主に温家宝前首相の夫人と息子の汚職に的が絞られており、NYタイムズが報じたように、彼らのダミー会社、関連起業やカリブ海のタックスヘブンを通じて海外から投資された資産、隠し財産などの詳細な証拠を収集していると伝えられている。

 「二号チーム」は周永康ら石油幇が対象だが、隠れた捜査目的は曾慶紅とその実弟、息子らの海外における投機、投資、香港のダミー会社、スイスの銀行など慎重な証拠集めがなされているという。
 「?」。そんなことありか?
 そもそも習近平を福建省省長から浙江省党書記に抜擢し、参階級特進で政治局入りから党の総書記に引き上げ、さらに国家主席のポストにも就かせて、団派の李克強をおしのけた辣腕は、表向き江沢民、本当は軍師の曾慶紅であり、習近平にとっては最大の恩人だ。したがって捜査対象にさえなりえず、習近平が手を出すはずがないと考えられた。

異変は昨年の習仲勲生誕百年行事だった。
習近平の父親、習仲勲は革命元勲の大物、党幹部はほぼ全員が出席するのが恒例なのに、欠席がふたりいた。薄煕来と曾慶紅である。薄はすでに失脚しており、欠席するのは当然だが、なぜ曾が欠席したのか揣摩憶測が飛んだ。

『開放』誌が北京筋から得た情報は、この異変によって、「第一号チーム」は温家宝前首相が対象ではなく、じつは曾慶紅の調査が真の目的ではないかという推測が浮上してきたのである。 

というのも曾は国家副主席になる前に中央弁公室主任(主席補佐官)、組織部長をつとめて党の人事権を握り、人脈を増やした経歴があり、その過程で胡錦涛や温家宝などを幹部に引き上げる一方で、周永康ら四川省閥の石油派と強い関係を築いたからだ。


▼曾の息子や姪や弟らの「仕事」
 
 曾の息子、曾偉は山東省の電力企業「魯能集団」(国有)を梃子にして、すでに700億元(邦貨換算1兆2000億円前後)もの財産をちょろまかしたという。中国語の『鯨呑』という表現は、この巨大国有企業をあんぐりと私物化した意味である。

 魯能集団は発電企業が本体だが、石炭、精錬などいくつかの別会社、子会社を経営し、山東省の大型企業への電力供給で純利益も高いとされた。05年、この集団の経営、とくに会計の不透明にメスが入り、「これはやばい」と本能的に悟った曾偉は07年に急遽、オーストラリアへ逃げた。
 
 ここで新しい疑惑が登場する。
 曾偉は「豪不動産史上で参番目の巨大取引」を言われる豪邸をシドニーに購入した。その不動産か価格は3240万豪ドル(31億円弱)。そのうえで500万豪ドルをかけてインテリア、内装、家具を整えた。

 曾慶紅の姪である曾寶寶(兄弟曾慶准の長女、38歳)は香港で大陸不動産を販売する「花様」を経営しているが、これを香港株式市場へ上場し、持ち株分だけでも70億8000万香港ドル(邦貨換算900億円)、香港で第二十位の財閥に浮上した。

 曾慶准は香港で表向きの肩書きは駐在文化部長だが、香港でビジネスを一手に握り、また国民的歌手の宋祖英を江沢民に紹介したこともあるというと開放』が分析している。

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 読者の声 どくしゃのこえ READERSOPINIONS 読者之声
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(読者の声1)《やっぱりアメリカはやるな~》 私は先週「アベノミックスとトライヤノミックス」という表題で、グローバル化世界の中で日本企業が海外にみすみす垂れ流している雇用と富を日本に取り戻す事こそが、アベノミックスの役割だと投稿しました。そして塩野七生氏の下記御意見A.をヒントとして紹介しました。同時に、そうは言っても日本の“専門家”は今の国際社会ではそんな方策は不可能だと決めつけるだろうとも書きました。

A.「ローマ皇帝トライヤヌスは、大規模農園主が属州で得た果実の3分の一を空洞化した本国に投資させる方策を導入した。日本企業も世界中で稼いだ自社の資力の無視できない量を日本に戻し、国内で国際競争力を持つ製品の製造に取り組む“本国空洞化阻止戦略“に挑んではどうか。国全体の活力の為に、経営者だけに頼らず、労働組合・政治家・官僚・金融機関・マスメディア一体となって知恵を絞る必要がある。」
ところが、本日の日経新聞『アメリカどこへ—経済再生の鼓動』という下記記事B.でこんな事が報じられています。やはりアメリカは国益の為には日本の専門家のような否定的思考回路に自縛されることなく斬新な方策を開発してゆくな~と羨ましく思いました。

 B.「メリーランド下院議員(民主党)ジョン・デラニー氏は共和党議員と組んで、「米国の為のパートナーシップ」法案を提出した。米国では老朽化した高速道路や橋など社会資本の改修が課題になっているが、財政が悪化した連邦・州政府にはお金がない。デラニー案では、海外展開する米国の大企業に50年物の債権を売って基金を創り、社会資本整備を進める。企業には債権を買った額に応じ、海外に留保している利益を無税で米国内戻す優遇措置をとる。「社会資本整備を進めたい民主党と、企業の資金を国内に戻したい共和党。法案はその両方に応えるものだ」とデラニー氏。支持は少しずつ広がり、今年1月には上院にも同じ法案が提出された。順調に行けば年内に債権を発行できる見通しという。
   (足立)



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(読者の声2)昨今、「国体」という語を耳にする機会が増えました。しかしながら、いざ「国体」とは何か、それが自身の人生と如何に関係するかと問われた際、どれだけ答えられる人がいるでしょうか。
ここに、日本国体学会は本年も国体文化講演会を開催します。
本年最初の講師は、下記の通り新進気鋭の神道研究者として知られる藤田大誠先生です。学界における「国体論」研究と「国家神道」研究の現状、そしてその展望を提示して頂けると存じます。皆様の御来聴を心より歓迎いたします。
        記
第38回 国体文化講演会—シリーズ・国体を巡る諸思想
国体の核心に迫る、まったく新しいシリーズ講演会!
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日 時 平成26年3月7日(金) 18時15分 開場
                 18時30分 開始
場 所 学士会館  302号室 (東京都千代田区神田錦町3‐28)
     http://www.gakushikaikan.co.jp/info/access.html

講 師 藤田大誠先生 (國學院大學准教授)
演 題 近代日本の国体論・「国家神道」研究の現状と課題
会 費 千円(事前申込不要)
【講師略歴】(ふじた・ひろまさ)國學院大學人間開発学部准教授・研究開発推進機構助教、博士(神道学)。昭和49年生。富山県生まれ大阪府育ち。國學院大學法学部法律学科卒業、神職資格(明階)取得、國學院大學大学院文学研究科神道学専攻博士課程後期修了。
主な著書に『近代国学の研究』(弘文堂、平成19年)、國學院大學研究開発推進センター編『招魂と慰霊の系譜—「?國」の思想を問う—』(錦正社、平成25年、共著)など。
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(週末休刊のお知らせ)小誌は明日22日(土曜)と23日(日曜)が休刊となります
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