宮崎正弘の国際ニュース・早読み (中国はどうやって矛を収めるか) | My Flame

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成25(2013)年11月29日(金曜日)貳
      通巻第4078号 
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 中国、欧米日韓の一斉批判にややたじろいだか?
  中国軍は「偵察飛行を今後恒常化させる」と対応
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 韓国と日本が中国政府に事前の飛行計画を通告せずに、中国が一方的に宣言したADIZ(防空識別圏)に軍用機を飛ばした。韓国は中国に防空識別圏の境界を変更するよう要求したが、中国側が拒否。日本政府ははやくから撤回を求めている。

日本の空自も当該領空をジェット機が飛行した。先んじて米国がB52爆撃機2機を進入させたが、なんら妨害はなかった。
  中国外務省はこれらの飛行を認識していると記者会見した。

日本の海上自衛隊は美海軍と11月28日、沖縄近くの西太平洋で共同軍事演習を展開したが、この演習はまさに東シナ海で跳梁する中国軍を念頭にした実戦訓練だった。
海上自衛隊は大型護衛艦「ひゅうが」など護衛艦約15隻と航空機約50機が演習に参加し、米海軍からは、台風被害の救援でフィリピンに派遣されていた原子力空母「ジョージ・ワシントン」も参加した。
 これらの動きをふまえて英紙「フィナンシャルタイムズ」は29日付けに「日米韓、中国を「愚弄」(flout)した」と書いた。前々日も同紙は日系航空が「事前通告をしないのは、中国に肘鉄(ひじてつ)」と比喩した。

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  訃報  ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
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  堤清二(辻井喬)氏
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 奇しくも憂国忌の朝、堤清二(辻井喬)氏が世を去っていた(11月25日)。三島由紀夫との交遊深く、楯の会の制服を提供、追悼会行事に積極理解をしめした人だった。
詩人、作家としての辻井喬は、著名な文学賞を総なめにした、文字表現の才人だった。しかし実業家としての堤清二は、妾腹の子という精神的トロウマがたたって義兄との対抗心を燃やして無謀な経営を率先し、つぎつぎと失敗を重ねた。つまり実業家としては失敗だった。
堤清二氏にはもう一つの顔があった。
大学時代に共産党入党と、除名という人生航路の蹉跌が長く尾を引き、共産党で活躍した当時は「横瀬郁夫」という筆名で知られた。つまり、堤さんは三つ目の顔を持っていた。この路線の延長上に左翼がつどう「九条の会」への関与や日本文化や伝統を否定しかねない『古寺巡礼』などのつまらない作品にも繋がる。
おなじ人生行路を歩んだ水野成夫、浅野晃を主人公とした『風の生涯』は日本経済新聞に連載されたが、この小説を読むと意外にも日本浪漫派の風貌を持つことが分かる。これで四つの貌をもつ。
そして四つの目の貌の延長線にあるのが、堤清二氏の三島由紀夫への敬意と理解であった。なによりも積極的に交遊をひろげ、三島さんが主宰した楯の会には制服を提供して話題となった。三島事件直後の追悼会にはポケットマネーから資金の一部を提供したほか、三島映画上映企画などでも損得を度外視して会場を提供したり、その三島由紀夫追悼行事への貢献ぶりは特筆しておきたい。
そして氏の逝去は三島由紀夫の命日、すなわち四十三年目の憂国忌の朝だった。
   合掌。
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 読者の声 どくしゃのこえ Readers‘ Opinions 読者之声
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(読者の声1) この期に及んでもマスコミ他は「秘密保護法案」反対なんですね。それにしても、反対しているのは、民主党、社会党、共産党、そしてマスコミです。
分かり易いですが、これらの方々は、中国のあんな暴挙を見ても、コメントすら出しません。「同じ穴のむじな」とは、言い得て妙ですね。
(NS生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)マスゴミと狢ですか。それじゃ悪質に決まってます。



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(読者の声2) 貴メルマガを引退生活の清涼剤代わりに感謝しながら拝読しています。民主党政権時代の無能の代名詞のような三人の総理のために、日本は転落寸前のがけっぷちに立たされていた。
 民主党の政権バブルが崩壊し、漸く堅実な政権が誕生して、胸突き八丁の峠は一先ず超えることが出来て一安心だが、イタリアでは、ベルルスコーニー元首相が議員資格を剥奪され、引退を余儀なくされたとのニュースにイタリア議会の賢明さを感じる。どこかの国の無能政党とは違うなと感じます。
 民主党政権を三代で崩壊させた元凶の3+1は、未だに反省の色もないままに、のうのうと息をしている。民主党政権の第一走者であった文京区の鳩は、イタリアの元首相には遠く及ばないものの、金持ちであることにはかわりはなく、金の使い方を知らない人間ほど、扱いにくいものはない。
 石原元都知事時代にオリンピックの開催資格が獲得できなかったのは、神の摂理であったと言える。3年後の開催であったなら日本と雖も間に合わなかったかも知れない。
 それにしても、2020年の開催に向けて重要課題が山積する時に、頭が良いのか悪いのかまるで判らぬ猪瀬都知事の金銭感覚のなさは、驚き桃の木である。鳩と同じレベルと謂わざるを得ない。都知事の重職を辞すべきではないか。
 借りた金を貸金庫に保管したままにする者はいない。即ち、返す必要のない金であったと看做すべきである。社会常識に照らし、金を借りた者が借用書を所持する商慣習はない。
常識的にも、借用書の書き方も知らぬ者は、都知事の資格なしと言うべし。潔く、都知事の重職を辞すべきであろう。
  (一読者)
 

(宮崎正弘のコメント)やっぱり全共闘世代ですね。出処進退、つまり身の処し方を知らないのですから。
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 ◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ■ BOOKREVIEW 
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 なぜ憂国の女子会が次々と誕生してきたか
  靖国で、教科書問題でも先頭で日の丸を振る愛国少女、淑女たちの実像

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佐波優子『女子と愛国』(祥伝社)
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                       評  多田彰矢

これまで戦後問題ジャーナリストや日本文化チャンネル桜のニュースキャスターとして、また遺骨収集活動や陸自予備自衛官として幅広く活躍してきている佐波優子さんのデビュー作である。書名もずばり『女子と愛国』とは如何にも彼女らしい題名である。
 著者は自分が如何に愛国活動に関心を持っていったのかを振り返るとともに、現在多くの愛国運動で見られる若い女性たちが、なぜどのようにして愛国活動に参加するようになったのか、彼女たちの生の声を拾い集めることによって、現代に生きる愛国女子たちの姿を描きだすことに努めたのが本書である。ここでいう愛国活動とはいわゆる従来の保守派や右翼運動とは一線を画し、一般市民の中から湧き上がってきている草の根の愛国運動である。政治運動とはかつては左派も右派もビラまき、集会、デモ、オルグなどと一定のスタイルがあったものだが、近年はとくにインターネットの普及により全くの様変わりを迎えている。

では本書で描かれた女性たちは一体どのようにして「愛国女子」になっていったのだろうか。
まず著者自身が子供時代から大人になってゆく過程で如何に愛国に目覚めていったかを振り返る。そしてまた著者は多くの女性たちを取材して、ブログを通じた嫌韓流の拡散、学校の偏向した歴史授業への疑問など様々なケースを取り上げている。彼女たちの原点は何故日本がいわれなく貶められなければならないのか、どうして学校で日本の歴史、国防や拉致の問題が正しく教えられないのか、といった素朴な疑問と教育やマスコミに跋扈する反日的空気に対する憤りである。
世間はそういう疑問を抱く人間を一方的に「右翼」や「変人」扱いするのであるが、彼女たち「愛国女子」は世の偏見にも負けずに愛国活動に進んでゆく。

著者はこれまでいまだ大東亜の各地に眠っている戦没者の遺骨収集活動に従事し、また自ら陸自の予備自衛官に志願する極めて能動的そして活動的な女性である。もちろん社会人の場合にはこうした活動をすることは男女にかかわりなく様々な困難がある。だから著者は愛国活動は出来る範囲でやることを強調する。また愛国活動には色々な落とし穴もあることも正直に指摘する。

しかし、著者の姿勢はぶれない。いやまっすぐに前を見つめる。女性予備自衛官である彼女は、自ら他国を攻める「矛」ではなく日本を守る「楯」になりたいと願う。
そしてこの国は母親が「日本精神」を子供に教えられる国にしたいという。まことに至当かつうれしい決意の言葉である。
本書の最後を著者は「こうして日本は女性の力で導かれてゆく。愛すべき日本の将来は女性の手にかかっているのだ。」と結んでいる。まことに我々を鼓舞叱咤する言葉ではないか。これまで女性の政治家や評論家による愛国論には多く接してきたが、実際の女性活動者による愛国論はこの本が初めてではないだろうか。まさに画期的な本である。著者は「憂国忌」の司会をつとめ、また三島由紀夫研究会でも講演を行うなど我々の親しい仲間でもあるが、これからも一層の力強い活躍を期待したい。

(著者プロフィール)昭和54年生まれ。埼玉県出身。戦後問題ジャーナリスト、フリーアナウンサー、日本文化チャンネル桜キャスター。陸上自衛隊予備自衛官(予備陸士長)。遺骨収集活動に従事する。第3回「真の近現代史観」懸賞論文において最優秀賞を受賞。
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(C)有限会社宮崎正弘事務所 2013 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
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