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『三島由紀夫の総合研究』(三島由紀夫研究会 メルマガ会報)
平成25年(2013)8月31日(土曜日)
通巻第742号
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浜松で三島コレクション展示会が開催中(明日まで)
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「三島由紀夫コレクション展」が6月1日から浜松文芸館開催されていて、そのうちにと思っていたら、あっという間に8月も終わり近く、9月1日までですので、それっとばかりに出かけた。
浜松文芸館は、街中に有るにも拘らず森の中の在るような、「引馬野ににほふ榛原入り乱れ衣にほはせ旅のしるしに」万葉集の句と石碑にあるように、佇まいが何とも癒しの空間。
http://kakicchy.com/atsumi_mishima_ten/
一歩、展示室に足を踏み入れて「わぁぁ三島さん」と思わず心叫んでしまったほど三島さんがまるで生きていて迎えでもして下さったかと思える三島由紀夫ワールドが拡がりました。
私が一番見たかった「人斬り」で着用した薩摩絣と小倉袴が目に飛び込んできて「来てよかったぁ」
高価な反物なのにこの映画の為に5組も創ったとか。その内二組は撮影の烈しい立ち回りで痛んでしまったが、残り三組はその後の三島さんの壮絶な死があった後に商魂たくましい某デパートが売り出して、一組だけ売れたと。
その一組が今私の目の前に。私の育った所は、昔「中野がすり」で有名だったけれど、「薩摩がすり」なんていうのもあったのですね。
細江さんの写真集、並んで展示してありました。
そして三島作品の初版本が年代順に展示されていて壮観でした。
三島さんの市ヶ谷での事を伝える新聞、雑誌の展示されているコーナーに、中村彰彦氏の「烈士と呼ばれた男」があり、文庫本でしか見たことない私には貴重な展示物でした。
写真でみるバルコニーに三島さんと並んで立っている森田さんは、私が今まで見たどの森田さんでもなくて、私の6歳になる孫息子の怒った顔に似ていて驚きました。目を転ずると、「三島由紀夫研究の記録その一 第二回追悼記念号 憂国忌」の冊子がありました。
その隣には宮崎正弘著「三島由紀夫“以後”」そして、私が三島さんとであった作品「春の雪」の生原稿、私の為に?と思えるような展示の仕方にしばし身動きできませんでした。
DVDに纏められた川端康成・伊藤整との鼎談や東大全共闘主催の討論会での話し合い、市ヶ谷での最期の演説で三島由紀夫の生の声を聞いたり、海外取材人にインタビューされる三島さんの姿を拝見したり。その中で、「天皇を語ると右翼とか」のくだりに、そうなんですよね。私も右翼でもないのに、三島さんを語ったら「いつから右翼になったの?」なんて知人にいわれたことがあったりして。
30年に渡り集めてこられたコレクションの中から多角的に三島さんを理解して欲しいと展示されたこれらの品々、その選ばれた中に、三島由紀夫研究会の関係者の作品が二冊もあったことがとても誇らしい。
さすがに、三島由紀夫研究会は人材の宝庫です。
三島さんの自筆原稿のなんと素晴らしい事か、一字一句丁寧に書いておられて、難しい漢字にはふりかなを。なんという細やかなお心配り、お人柄がしのばれ、作品もさることながら、三島さんの人間性を改めて尊敬してしまいました。
文芸館から歩いて、浜松公園、浜松城、家康さんがお生れになられた「岡崎城」は何度か行きましたが、此方は初めて、浜松市内が一望の下素晴らしい眺め、家康さんの散歩道を散策していたら沢山蚊にさされはしたけれど、若き日の家康さんの銅像にもであえ、徳川ビイキと聞いていたから、もしかしたら三島さんが私を浜松に誘ってくれたのかしら?
足取りも軽くなって、バスで来た道を駅に向い歩き出したら、昔懐かしい「谷島屋」さんが(勤めていた頃の担当でした。)、思わず立ち寄りましたら、またまた嬉しいことが、先の公開講座で講演していただいた「死の淵を見た男」の著者門田隆将さんのコーナーが、うーん、三島さん、喜ばせすぎですよと心にニヤニヤしちゃいました。
美味しいうなぎを食したら、息子達にも食べさせたくなりお土産に。たった一人の小さな旅、のはずが帰りには、心にも、手荷物にもお土産どっさり、一時「右翼になったの?」いぶかしく思ったらしい知人も、貴子さんの、三島文学に対する情熱と深い思いには敬服するばかりです。つい最近、メールで書いてこられて。
三島さんは、老いを恐れておられたようですが、凡人なるが故に老いたからこそ得られる「幸せ」を体感している日々です。
(深井貴子)
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今年度の「憂国忌」のプログラムが決まりました。
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今年度の「憂国忌」のプログラムが決まりました。
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11月25日 午後六時開演(5時半開場予定)
星陵会館大ホール
司会 佐波優子
開会の辞 『三島由紀夫の憲法草案について』(富岡幸一郎)
シンポジウム 『憲法改正か自主憲法か』
井尻千男(評論家、拓殖大学名誉教授)
小川栄太郎(文藝評論家、『約束の日』の著者)
藤井厳喜(政治学者)
水島 聡(桜チャンネル代表=司会兼)
閉会の辞 松本徹(三島文学館館長)
会場分担金 おひとり 二千円(会員は千円。賛助会員は無料ご招待)。
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目白押し、秋の催しものラインアップ
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秋の墓参要項です
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三島由紀夫先生の墓前祭りを行います。恒例「三島由紀夫研究会」による墓前祭、どなたでも参加できます
記
日時 9月23日(月・祝日)14時より
集合 午後1時半 多磨霊園正門前「よしの家」
府中市紅葉丘2-7-4
? 042 (361) 2176
(西武多摩川線・多磨下車徒歩5分)
終了後「よしの家」にて直会を予定しています。
直会の会費は千円程度を御用意下さい!
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九月公開講座の講師と演題です。
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とき 9月17日(火曜)午後六時半
ところ アルカディア市ヶ谷 四階会議室
講師 山口洋一(元ミャンマー大使、トルコ大使。外交評論家)
演題 「腑抜けになったか、日本人」
会場分担金 お一人2000円(会員は千円)
やまぐちよういち氏は元マダガスカル大使、駐トルコ大使、駐ミャンマー大使。平成10年外務省退官。主な著書:『トルコが見えてくる この親日国の重要性』サイマル出版会、『ミャンマーの実像 日本大使が見た親日国』勁草書房、『思いこみ>の世界史 外交官が描く実像』勁草書房 、『敗戦への三つの〈思い込み〉外交官が描く実像』勁草書房、『腑抜けになったか日本人 平成の若者よ、これでは日本はダメになる! 日本大使が描く戦後体制脱却への道筋』新風舎 のち文芸社。「歴史物語ミャンマー 独立自尊の意気盛んな自由で平等の国』カナリア書房)など多数。
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三島由紀夫研究会、十月の公開講座は、ベストセラー『悪韓論』の著者、元時事通信ソウル支局長の室谷克実氏です。『安重根と三島の差違』を仮題に熱弁をふるって頂きます。
記
とき 10月22日(火曜日) 午後六時半
ところ アルカディア市ヶ谷 7階会議室(白根)
http://www.jstc.jp/map/kenshu-mapARCADIA.html
講師 室谷克実
演題 「安重根と三島の精神の差違 韓国はなぜ駄目なのか」
会費 お一人2000円(会員は千円)
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森田必勝烈士の故郷、四日市でのイベントがあります!
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「森田必勝シンポジウム」を四日市市で開催
11月23日 烈士森田必勝の故郷=四日市において
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昭和45年11月25日あの市ヶ谷台上で三島由紀夫先生とともに憂国の自決を遂げた森田必勝烈士(楯の会学生長)を語る
「シンポジウム ———1970 森田必勝が駆け抜けた時代」
が故郷の四日市で開催されることになりました。
概要は以下の通りです。
記
日時: 平成25年11月23日(土・祝日)13:30~16:00
会場: 四日市市文化会館 第三ホール
住所 三重県四日市市安島2-5-3
— 059(354)4501
近鉄四日市駅から徒歩10分
パネリスト 宮崎正弘(評論家)
鈴木邦男(一水会顧問)
森田 治(森田必勝氏御令兄、元三重県議会副議長)
参加費: 千円
予約 会場は定員80名のため、参加希望者は予約が必要です。希望者は下記へメールをお寄せ下さい
yukokuki@hotmail.com
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三島由紀夫研究会 HP URL http://mishima.xii.jp/
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(C)三島由紀夫研究会 2013 ◎転送自由
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