こんにちは、エンリケです。
113回目の美佐日記。
あなたはどうですか?
さっそくご覧ください。
エンリケ
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今年4月に刊行された『自衛官が語る災害派遣の記録』に続く、第2弾『自衛官が語る海外活動の記録』
(桜林美佐監修・自衛隊家族会編)が発売されています。中東シーレーンの安全確保をめぐって新たな自衛隊派遣が行われているこの時期にタイミングを合わせたような出版です。現地で自衛官たちが何を思い、どのような苦労をして、任務をこなしてきたか、25人の自衛官のリアルな体験記です。
https://amzn.to/38gvhr1
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ご意見・ご感想はコチラから
↓
https://okigunnji.com/url/7
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桜林美佐の「美佐日記」(113)
居場所がなくなる人たち
桜林美佐(防衛問題研究家)
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おはようございます。桜林です。「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり」の『土佐日記』ならぬ『美佐日記』、令和3年2月の今回は113回目となります。
「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」
という言葉を、どうして1日に何回も繰り返し聞かなくてはならないのか。テレビをあまり観てない私でも最低限チェックする定時ニュースだけで「耳にタコ」ができつつあります。
いっそのこと、どうでしょう、女性が多い会合がどれくらいの時間を要しているか日本全国で調査をし、女性の人数と時間の関係をデータ化して「科学的に」結論を出してみては。
テレビ番組はコメンテーターに喋らせるだけでなく、その調査をしたらいいと思います。
それにしても、社会生活をしていると少なからず「触れてはいけない」話題というものがあると思いますが、公人でありながらその地雷を思い切り踏んでいるところがお粗末というところでしょう。
もうずいぶん前ですが、知り合いの小学校の先生が、PTAから追い詰められて辞めさせられてしまったのですが、その発端になった理由を聞いて驚いたことがありました。
問題になったのは「月の砂漠」なのだそうです。
そう、あの曲です。
「月の砂漠を はるばると 旅のらくだが ゆきました」
そのどこが問題なのかというと、3番の歌詞です。
「さきのくらには王子さま あとのくらにはお姫さま・・・」
・・・え?ごめんなさい、どこが悪いんですか?
と、思わず聞き返してしまったのですが、PTAの人たちは、王子さまが先頭のらくだに乗っていて、お姫さまが2番目というところが差別的と怒ったのだそうです。
その方はシベリアからの引き上げ組で、非常に苦労された立派な方でした。おそらく、日頃からの言動から問題視されていて「月の砂漠」が決定打となったのではないかと推察しています。
戦争によってご自身が大変な目に遭っても、戦前・戦中を否定するような考え方ではありませんでしたので、そういう姿勢は許容されなかったのでしょう。
結局、学校で教鞭をとることはできなくなり、いくつか家庭教師をするなどで生計を立てていたようでした。
このような、戦前は立派な先生と言われた人が、戦後は教育現場から追い出されるようなことが他にも数多くあったのではないでしょうか。とても切ない歴史です。
放送業界でも、以前にも書いたと思いますが、やはり戦前の価値観を認めたり女性を低くみるかのような表現に対してはひじょうーに神経を使っています。
私が昔、アシスタントを務めた地方局の番組(私の社会人として最初の仕事はフリーアナウンサーでした)で、ほとんど黙って相槌を打っていたら、番組審議やらなにやらの審議会で、あれじゃお飾りで女性軽視だと、もっと喋らせるべきだと叩かれて、その後、しっかりと台本に私のセリフが書き込まれるようになったことを思い出します。
とにかく、言葉使いから何からぴりぴり神経を尖らせている世界があることを考えると、塗りたてのペンキの上を「注意」と貼っているのにずかずか歩くかのような、洗い立ての洗濯物の中に汚れた服を投げ込むような、まるで無神経な人がいることそのものに話の内容よりもむしろ驚きます。
特にいつも「これって差別とか言われない?」と常にビクビクしているメディア業界からは、普段から死ぬほど神経を使っているんだよ俺たちは!みたいな感覚で猛攻撃を受けているようにも・・・見えます・・。
で、そんな中、ちょっと驚くべきことがありました。
こんな留守電が入っていたのです。
「あー、〇〇(名前)だが、電話をくれ。番号は名刺渡したから分かるだろう!」と。
コロナ以降、名刺交換などほとんどしていないのですが、数か月前に一度、機会があり、その時に名刺を渡した人でした。あまりにも失礼な物言いですし、怖いので、放置していたところ、留守電にまた入っていました。
「電話こないじゃねえか!番号は分かるだろう!」
そんなこと言われると、ますます電話などしたくありません。それに、直接に話したら私のことですから「その言い方は何ですか!」「日本語が使えないんですか!」などと相当な攻めをしてしまいそうでしたので、知人に代わりに出てもらうことにしました。
そして、分かったのは、その人はそういう無礼な話し方が「標準語」であるということ。どうも、そういう言い方しかできない人なんじゃないかと。
森元総理がこれだけ騒がれている一方で、絶滅危惧種のような男尊女卑的なおじさんがまだ日本の各地に生息している、これは紛れもない事実のようです。
この人たちにも現在の世情に対し、何かしら言い分があるのかもしれません。しかし、残念ながら100%受け入れられることはないでしょう。
電話しても出てもらえず(私だけか!?)、社会から疎外されてそのまま消えていってしまうのか・・・。
想像すると、なんだか哀れでもあります。
女の人を、やたらと持ち上げたりヨイショしまくりで、本心かどうか分からない男性より、もしかしたらお付き合いし甲斐がある(仲良くなったら達成感を得られる?)タイプ??なのかもしれませんが、やはり今の世の中だと居場所がますますなくなることは確実。生き残りのためには、考え方喋り方を変えてもらうしかなさそうです・・。
<おしらせ>
月刊誌『丸』にて「誰も知らないニッポンの防衛産業」連載中です。コツコツ書いてまいります!
https://amzn.to/2XnvrIy
会員制月刊誌『テーミス』でも自衛隊ルポを連載中
です! http://www.e-themis.net/
2,YouTubeチャンネルくららで毎週土曜にアップしている「国防ニュース最前線」、今週も伊藤俊幸・元海将に解説をして頂きます。
http://okigunnji.com/url/42/
(さくらばやし・みさ)
桜林さんへのメッセージ、ご意見・ご感想は、このURLからお知らせください。
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https://okigunnji.com/url/7/
【著者紹介】
桜林美佐(さくらばやし・みさ)
昭和45年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒。フリーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を制作。その後、国防問題などを中心に取材・執筆。
著書に『奇跡の船「宗谷」─昭和を走り続けた海の守り神』『海をひらく─知られざる掃海部隊』『誰も語らなかった防衛産業[改訂版]』『武器輸出だけでは防衛産業は守れない』『防衛産業と自衛隊』(いずれも並木書房)、『終わらないラブレター─祖父母たちが語る「もうひとつの戦争体験」』(PHP研究所)、『日本に自衛隊がいてよかった』(産経新聞出版)、『ありがとう、金剛丸─星になった小さな自衛隊員』(ワニブックス)。月刊「テーミス」に『自衛隊密着ルポ』を連載中。
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最後まで読んでくださったあなたに、心から感謝しています。
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発行:
おきらく軍事研究会
(代表・エンリケ航海王子)
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桜林美佐の「美佐日記」(113)
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「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」
という言葉を、どうして1日に何回も繰り返し聞かなくてはならないのか。テレビをあまり観てない私でも最低限チェックする定時ニュースだけで「耳にタコ」ができつつあります。
いっそのこと、どうでしょう、女性が多い会合がどれくらいの時間を要しているか日本全国で調査をし、女性の人数と時間の関係をデータ化して「科学的に」結論を出してみては。
テレビ番組はコメンテーターに喋らせるだけでなく、その調査をしたらいいと思います。
それにしても、社会生活をしていると少なからず「触れてはいけない」話題というものがあると思いますが、公人でありながらその地雷を思い切り踏んでいるところがお粗末というところでしょう。
もうずいぶん前ですが、知り合いの小学校の先生が、PTAから追い詰められて辞めさせられてしまったのですが、その発端になった理由を聞いて驚いたことがありました。
問題になったのは「月の砂漠」なのだそうです。
そう、あの曲です。
「月の砂漠を はるばると 旅のらくだが ゆきました」
そのどこが問題なのかというと、3番の歌詞です。
「さきのくらには王子さま あとのくらにはお姫さま・・・」
・・・え?ごめんなさい、どこが悪いんですか?
と、思わず聞き返してしまったのですが、PTAの人たちは、王子さまが先頭のらくだに乗っていて、お姫さまが2番目というところが差別的と怒ったのだそうです。
その方はシベリアからの引き上げ組で、非常に苦労された立派な方でした。おそらく、日頃からの言動から問題視されていて「月の砂漠」が決定打となったのではないかと推察しています。
戦争によってご自身が大変な目に遭っても、戦前・戦中を否定するような考え方ではありませんでしたので、そういう姿勢は許容されなかったのでしょう。
結局、学校で教鞭をとることはできなくなり、いくつか家庭教師をするなどで生計を立てていたようでした。
このような、戦前は立派な先生と言われた人が、戦後は教育現場から追い出されるようなことが他にも数多くあったのではないでしょうか。とても切ない歴史です。
放送業界でも、以前にも書いたと思いますが、やはり戦前の価値観を認めたり女性を低くみるかのような表現に対してはひじょうーに神経を使っています。
私が昔、アシスタントを務めた地方局の番組(私の社会人として最初の仕事はフリーアナウンサーでした)で、ほとんど黙って相槌を打っていたら、番組審議やらなにやらの審議会で、あれじゃお飾りで女性軽視だと、もっと喋らせるべきだと叩かれて、その後、しっかりと台本に私のセリフが書き込まれるようになったことを思い出します。
とにかく、言葉使いから何からぴりぴり神経を尖らせている世界があることを考えると、塗りたてのペンキの上を「注意」と貼っているのにずかずか歩くかのような、洗い立ての洗濯物の中に汚れた服を投げ込むような、まるで無神経な人がいることそのものに話の内容よりもむしろ驚きます。
特にいつも「これって差別とか言われない?」と常にビクビクしているメディア業界からは、普段から死ぬほど神経を使っているんだよ俺たちは!みたいな感覚で猛攻撃を受けているようにも・・・見えます・・。
で、そんな中、ちょっと驚くべきことがありました。
こんな留守電が入っていたのです。
「あー、〇〇(名前)だが、電話をくれ。番号は名刺渡したから分かるだろう!」と。
コロナ以降、名刺交換などほとんどしていないのですが、数か月前に一度、機会があり、その時に名刺を渡した人でした。あまりにも失礼な物言いですし、怖いので、放置していたところ、留守電にまた入っていました。
「電話こないじゃねえか!番号は分かるだろう!」
そんなこと言われると、ますます電話などしたくありません。それに、直接に話したら私のことですから「その言い方は何ですか!」「日本語が使えないんですか!」などと相当な攻めをしてしまいそうでしたので、知人に代わりに出てもらうことにしました。
そして、分かったのは、その人はそういう無礼な話し方が「標準語」であるということ。どうも、そういう言い方しかできない人なんじゃないかと。
森元総理がこれだけ騒がれている一方で、絶滅危惧種のような男尊女卑的なおじさんがまだ日本の各地に生息している、これは紛れもない事実のようです。
この人たちにも現在の世情に対し、何かしら言い分があるのかもしれません。しかし、残念ながら100%受け入れられることはないでしょう。
電話しても出てもらえず(私だけか!?)、社会から疎外されてそのまま消えていってしまうのか・・・。
想像すると、なんだか哀れでもあります。
女の人を、やたらと持ち上げたりヨイショしまくりで、本心かどうか分からない男性より、もしかしたらお付き合いし甲斐がある(仲良くなったら達成感を得られる?)タイプ??なのかもしれませんが、やはり今の世の中だと居場所がますますなくなることは確実。生き残りのためには、考え方喋り方を変えてもらうしかなさそうです・・。
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会員制月刊誌『テーミス』でも自衛隊ルポを連載中
です! http://www.e-themis.net/
2,YouTubeチャンネルくららで毎週土曜にアップしている「国防ニュース最前線」、今週も伊藤俊幸・元海将に解説をして頂きます。
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(さくらばやし・みさ)
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【著者紹介】
桜林美佐(さくらばやし・みさ)
昭和45年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒。フリーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を制作。その後、国防問題などを中心に取材・執筆。
著書に『奇跡の船「宗谷」─昭和を走り続けた海の守り神』『海をひらく─知られざる掃海部隊』『誰も語らなかった防衛産業[改訂版]』『武器輸出だけでは防衛産業は守れない』『防衛産業と自衛隊』(いずれも並木書房)、『終わらないラブレター─祖父母たちが語る「もうひとつの戦争体験」』(PHP研究所)、『日本に自衛隊がいてよかった』(産経新聞出版)、『ありがとう、金剛丸─星になった小さな自衛隊員』(ワニブックス)。月刊「テーミス」に『自衛隊密着ルポ』を連載中。
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発行:
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(代表・エンリケ航海王子)
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