日本を守る② 中国・王毅外相の尖閣暴言

 中国の王毅外相が来日して、11月24日に茂木外相と会談した。

 中国側が要望して来京したのだから、押し掛けてきたのだ。菅政権が発足したので、脈をはかろうとしたのだろう。

 王外相が茂木外相を「尖閣諸島の中国の領海を、日本の漁船が侵犯している」と強迫した。その直後の記者会見でも、臆面もなく同じ発言を行った。

 両外相が肘を合わせるエルボータッチを行ったが、茂木外相は満面の笑みを浮べている。しまりのない笑顔をつくる場ではあるまい。

 私が茂木外相だったら、「おかしいですね。どうして中国は1960年代末まで、尖閣諸島を日本の領土として認めていたのですか」とたずねただろう。王氏は北京の外語大学で日本語を学び、東京の大使館で参事官、大使をつとめて日本語を流暢に話すから、気軽にたずねたらよかった。

 菅首相が11月に、バイデン大統領当選者とはじめて電話会談を行った。新聞報道によれば、15分間ということだった。通訳を用いたから、通訳が15分の半分を使い、2人が同じ時間話したとすれば、約3分ずつだ。

 日本の新聞・テレビは、バイデン次期大統領が「日米安保条約のもとで、米国が尖閣諸島を守ると認めた」と大きく報じた。自由世界において米国につぐ経済大国の日本の首相なら、世界にとってもっと重要な問題を取り上げるべきだ。尖閣のような小さな島を独力で守る気概も意気もないのか。

 日本政府は「中国を刺激する」といって、尖閣諸島に日本国民が上陸することを禁じている。これでは尖閣諸島の領土主張に自信を欠いていると思われても、仕方あるまい。

 私は尖閣の魚釣島に陸上自衛隊一コ中隊を常駐させろと主張してきた。だが、「国民感情が許さない」という。海上保安官が駐留するのも、国民感情を刺激するからできないという。

 尖閣諸島が“第2の竹島”となるのか。いったん中国によって占領されたら、大量の血を流すことなく奪還できない。

 米国が強要した、日本を国家でなくする現行憲法を護っていれば、平和が守られると信じている護憲病患者は、特殊詐欺によって騙される認知症の老人のようなものだ。

 中国の重武装した公船が尖閣を連日のように包囲しているのに、切迫した危機感がない。

 中国よりも護憲症のほうが、恐ろしい。

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