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先日、河野太郎防衛相が女系天皇容認の発言をした。河野太郎氏は先般、イージス・アショアを撤回したことで、次の総理候補の有力な1人となりつつある。その中での発言だったので、特に注目を浴びたようである。

河野氏は、天皇が男系を守ってきたのは、Y染色体の継承が重要であったからというような理屈を述べている。
しかし、男にY染色体が継承されるというのは近代になって分かったことで、万世一系とは全く関係がない。

万世一系とは、大和朝廷が家父長制をとり、その家長を「父、父、父、父」と父親がになってきた。
その家父長制国家の総々本家の家長が、天皇なのである。

この位置付けが分からなければ、なぜ男系なのかが理解できない。つまり大和国の成立後は、庶民の間でも家父長制であったから、家長は「男、男、男、」と、庶民も万世一系を守ってきた。
この男系はどこまで遡るかというと神武天皇にとどまらない。ニニギや天照大御神のみならず、イザナギにまで遡るのである。

さて、ここで問題である。一般に「女性天皇でも良いではないか」という人々は、直系に男子が1人(悠仁様)のみのためである。

この問題については、養子をとれば良いという結論になる。何故なら、アマテラスの命を受けて天孫降臨したニニギは、アメノオシホミミの子で、彼は、スサノオの子供である。スサノオとアマテラスが「男が生まれた方が勝ち」という賭けをして、スサノオがアメノオシホミミを生んで、勝った。その子供をアマテラスが引き取って「我が子」としたのだから、養子である。

つまり大和国をつくる前の神々の行為の中で、すでに養子縁組があったのだから、現在の天皇が養子をとるのは何らおかしくはないのである。

それだけでなく、家父長制を守ってきた庶民の間では、養子縁組による家督相続はしばしばであった。
男の子がいても家業継承に不適切となれば後継者とせず、とりあえずは親戚から、それもいない場合は周辺の中で優秀な人物を養子にとり、家業を継承させてきた。

天皇の地位も「総々本家の家長」の地位を承継させるにふさわしい直系の男がいない場合には、まず親戚から、それがいない場合は、外部から養子にとれば良いのである。

この場合、注意しなければならないのは、養子を含めて誰を後継者にするかは、第1に天皇に決定権があるべきである。
現在の後継者を決める皇室会議には、現職の天皇は参加できない。
家長が自分の地位の後継者を決めるのに決定権がないというのは、過去に天皇を祀り上げ、政治利用してきたことの名残である。

ちなみに、「天皇が男系を守らないと、日本という国が滅ぶ」と言う人がいる。そういう人は「血統」だけで天皇の地位を考えている。
天皇の地位継承のために大嘗祭があり、そこで「天皇魂」を受け継ぐように、「魂の継承」の点を忘れている。

つまり天皇の地位の承継には、本来は、「天皇魂」を受け継ぐにふさわしい人物であることが求められる。
傍系でも男であれば誰でも良いというのではないのである。

また、天皇の男系は守ったけれど、国民は女性化した。ために他国から攻撃されても「アメリカさん守ってよね。
私達は基地を提供しているし、武器も一杯、買っている。だからソニーのテレビを見て応援しているから」という方がよほど怖い。

つまり危険なのは天皇の男系崩壊よりも、武士道精神、日本精神の喪失である。その方が日本の崩壊につながり、よほど怖いのである。

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