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“日本人は天皇とともにあった"という重大な歴史的事実
~ 抜き書き・小田村寅二郎『日本思想の源流』はしがき(3)

■■ 転送歓迎 ■■ No.2999 ■■ R02.04.29 ■■ 4,240部■■

またわが長い日本の歴史のなかには、“日本人は天皇とともにあった"という重大な歴史的事実があるのであって、これをどう受けとめればよいか、は、現代日本人にとって避けるわけにいかない問題である。
しかし、明治中期以降のわが国の思想界は、天皇については、不勉強のそしりを免れない状況であって、戦前においては、天皇のことは“敬してこれを遠ざける"嫌いが濃厚であったし、戦後は、“忌避してこれを黙殺する”傾向が顕著に見うけられる。
そして、“日本人は天皇に欺され続けてきた"“日本人はなんとまあ個人の自覚に日覚めなかったことであろうか′と放言し、もって文化人たるを誇ろうとする仕末である。

 さて、このような現代日本の現状を顧憂して、本書においては、とくに歴代の天皇がたの御人生観ならびに御思想を中心に取り上げることにしたものである。天皇が日本に在しまし続けた、という歴史的事実は、天皇が国民に対しておとり続けになった御姿勢に対して、国民の側の方で、天皇の“大御心"を納得し敬仰しつづけた、ということにはかならない。
天皇と国民とのこのありのままの関係を正しく解明することが、後世の人たるわれわれに課せられた責務であるのに、この歴史的事実を指して"国民が未開野蛮であったからだ"と言い切る風潮は、ずいぶん乱暴すぎるのではなかろうか。
そんな結論をはやばやとだすまえに、天皇と国民とが堅く結ばれてきた原因を真剣に求めて、“なぜそうであったのか"を、なぜ学者らしく、教育者らしく、日本人らしく考えてみようとしないのであろうか。
この“なぜそうなったのか"という“なぜ"を忘れてしまったときには、もう、そこには学者は学者でなくなり、教育者は教育者でなくなっているのである。私は、この世の真実はあくまでも真実のままに明らかにしたい、と思いながら、本書を書きつづったものである。


小田村寅二郎『日本思想の源流: ―歴代天皇を中心に―』Kindle版、国民文化研究会
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