~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◇◆☆◇◆◇◆☆◇◆◇◆☆◇◆◇◆☆◇◇◆☆◇◆◇☆◆◇◆☆◇◆◇☆◇◆◇
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和二年(2020)4月14日(火曜日)
          通巻6449号
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 「バイデンはアメリカにとって危険」「奴は中国の味方だ」
  トランプ陣営、テレビCMでバイデン親子の中国との密接関係攻撃を開始
***************************************

 そうだ。アメリカは大統領選挙の最中だった。
 民主党の党大会が延期され、各州のコーカスや州大会が延期若しくはネット投票となり、メディアは連日、コロナ、コロナ、コロナ。

 批判されてばかりいたトランプ陣営、コロナ対策に追われてそれどころではなかったが、ようやく選対本部は、CM作戦を開始した。世論調査ではバイデンがトランプを越えているが、前回同様5%の修正値を用いれば、トランプの支持率のほうが高い。

 バイデンは中国の味方であり、アメリカにとって危険な男、とりわけバイデンの息子が中国企業と組んで、怪しげなファンドを創設していた過去のスキャンダルにからめたキャンペーンをトランプ選対は開始した。

 バイデンの息子はウクライナでも不法な所得を得ていたことが判明しているが、トランプ陣営はウクライナのことも取り上げて批判を分散するより、現時点で、全米に顕著なアンチ・チャイナという空気を活用し、中国との絡みに焦点を絞っての攻撃という作戦に転じたようだ。

 左翼メディアはトランプの対立軸にアンドリュー・クオモNY州知事の活躍を、まるでトランプの対抗馬のように特集しているが、間接的なトランプ攻撃であることは見え透いている。クオモの父親は元のNY州知事。レーガン、ブッシュ時代の民主党の対抗馬に噂されたこともあるが、パフォーマンスを多くて偽善的と批判され、晩年はテレビ番組の司会者を務めていた。
アンドリューはビル・クリントン政権では住宅開発庁長官を務めた。
    ☆○▽◇み◎○△□や○△□◇ざ◎○△□き△□◇◎
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  ☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆⌒☆ 
  読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  ♪ 
(読者の声1)貴著『戦後支配の正体』(渡辺惣樹氏との共著、ビジネス社)を拝読しました。じつに読み応えがあり、甚深の勉強をさせていただきました。
前作『激動の日本近現代史』に続いていまや歴史修正主義こそが二十世紀の歴史の真実を究明し、将来の世界の在り方を教示する最も適した視点であることを立証した一書であると存じます。
 ことに第六章は現代日本の知識?、就中、マスメディアでの活動に携わる人々が真剣に考えなければならぬ指針なりと存じます。
    (KK生、世田谷区)



  ♪
(読者の声2)習近平氏の肩を持つわけではないが、「過失」による責任回避という上手い手を使っているのかもしれない。
例えば、妻を殺す場合、心中に見せかけて殺人罪を免れる、と言う手があるが、本人も多少の血を流さないと裁判官は「情状酌量の余地あり」と認めてくれない。
 つまりトランプ氏が登場する以前に、習近平政権は「四面楚歌」、既に崩壊寸前の状態であったが、日本の有識者の好きな表現を使うと、ガラガラポンをして、運を天に任すという最後の大きな賭けに出た、のではないか。
 この捨身の作戦の優れた点は、犯罪者の特定が難しい、誰が、誰に対しての犯罪か、と言う基本的関係・動機が分かりにくい。
全員が被害者となれば、被害が少なければ、犯罪者の勝利となる。しかも被害が甚大であれば、疲弊した状態では過去の経緯、動機などを問う元気・仕組みさえも失っている。はっきりした勝利者が居ない状態では、「東京裁判」は始まらず、判決も出ない。有耶無耶の中で、生き残った者が事後的に世界の覇者となる。
 かつて毛沢東主席が、10億の人民が戦争で1億、2億人消えてもどうということはない、と当然のように言っていたが、支那の歴史では驚くべき見解ではない。
今年は建国70年を迎え、習近平氏は「初心に帰り毛氏の思想を学ぶべし」、とし腐敗した共産党幹部を摘発している。その本当の動機は本人しか分からないが、巨大な組織を変革するには、強力な手段が必要であり、兵器化された武漢菌が「間違って」漏れて、その任務を果たす事になったのかもしれない。
つまり世界は支那の御家騒動に巻き込まれた。
 習氏にとっては、10億が5億人になっても、中共が自分が生き残れば、氏の崇拝する毛沢東の再来となる。石平氏は、「あいつはバカですわな」と厳しいが、ほんとに馬鹿で無慈悲でないと出来ない仕事もある。
(KM生)



  ♪
(読者の声3)安倍総理は頑張っておられると思います。以下はリンカーンの言葉として「大戦略論」(ジョン・ルイス・ギャディス著 早川書房)にあります。

「命と身体は法律によって守られなければならない。だが、命を救うために手足を切断しなければならないことはあっても、手足を救うために命を投げ出すのは賢明ではない。通常であれば憲法に違反する手段であっても、国を守るために必要不可欠だという場合には、それは合法になり得ると私は感じている。この考え方が正しいにせよまちかっているにせよ、自分がこの立場に立っていることをここに認める」

 リンカーンはこのときクラウゼヴィッツよりもはっきりと、クラウゼヴィッツの基本的な見解をあきらかにしたと言えよう。それは全体を失うなら部分を救っても何の意味もないということである。
そしてリンカーンはもっぱら常識に基づいて、こう結論づける。
「政治的な目的がまず存在するのであって、戦争はそれを実現する手段にすぎない。手段は、目的から切り離して考えることはできない」と。
(SSA生)



   ♪
(読者の声4)明智光秀は国営放送でも放映あり、不明がちな前半生から、先日の放映は朝倉方へ零落せる史実に浮かび上がる時期を描いております。
 斉藤道三に就くか、守護の土岐方へ就くか。作品は後年に信長重臣となる史実の伏線から道三方であるかのように描かれております。後に日向守に信長助力にて進む明智光秀。
 支那武漢コロナ禍に露われる諸愚象を解析する範に、その生涯はなり得ます。
 足利将軍家や寺社勢力との対立発端は、光秀が動揺に起因しており、信長は尻拭いの側面があったと最近の史学界の見解。僧兵攻略の犠牲も多くが光秀の指揮になるとか。
 意外に外交下手で、本能寺後に支持が全く得られなかったことも、光秀のそうした特徴から明らかとか。
 この史実から、都道府県政が緊急事態に不備あるを詰る向きあるようですが、そもそも緊急事態には後備えこそ有意義、先人の地方自治も内務省を基とし、知事は出先機関でしかない制度を省みても、現代の知事は光秀同様に信長即ち中央が非常大権発動までの弥縫策しか執行出来ぬは、そもそも当たり前。
 仮に都道府県知事が非常大権を行使したならば、それこそ連邦制度或いは幕藩制度はたまた西南の役の鹿児島県並かとなる。
次に光秀が本能寺に及んだ因果は現在も不明ながら、次のことによるのではないか、と愚考します。
美濃の斉藤氏以来就いた頭領が次々没落するを観てきたため、信長の栄華も永続を信じず、また直前の愛宕百韻にて信長に尻拭いしてもらったことも忘れて、京都には自分に靡く者しかおらね、と勘違い、亀山や福知山から都を抑圧すれば京都に居座る勢力とも振る舞えるように考えたのでしょう。
フロイスは世評を収集して光秀は体面を繕い狡猾と記録。光秀ほどの人物でも世の安泰に責任を覚えなければ、政体を揺るがすほどの事態も気に留めない我執に囚われた可能性を示唆しています。
もっとも秀吉が大返ししなければ危うい瀬戸際であったように、ある日突然没落をみる頭領に身を寄せ過ぎては自らが危うい、とする光秀の我執は正しい面があり、もう少し外交が器用ならば、別の歴史存在になったであろうことは否定できない。
かかる光秀の所業からは、現在の保守界隈が宰相や都道府県知事の首級を挙げようと気炎を吐く有様と通じるところを観じるばかり。ちょうど歴史教科書検定にて保守分断が図られる珍事が起きていることも、保守界隈に人斬りを為すに励み、救国策を後にする輩が盛んと観なければならない様子。消費税廃減子も一翼でありしょう。
政権乱立という支那事変に至る因果と同じ轍を踏みかねない光秀となるか、天下布武にて経済改造を果たす信長~秀吉ラインに連なる政策実務を執るか、保守界隈の分水嶺に皆様流れ向かっておいでです。
都内の飲食店、運転資金が月二百万円あたりはザラ、これに国費を補填すれば、家主は更に高所得階層へ進みますが、客足無きゆえ食材など業者にはまわらず、オーナーが少しでも多額を懐にするような生活保護の別形態が蔓延るだけ。まさに光秀が本能寺後に畿内を支配したら訪れたであろう、都の資源が福知山や亀山に収奪される事態に近似する惨状が展開するでしょう。
福知山等で光秀が祭祀されるは、光秀による都が富の還流の記憶が因果ではないかと愚考します。
(熊本護国生)


(宮崎正弘のコメント)拙著『明智光秀 五百年の孤独』(徳間書店)を是非お読み下さい。光秀の義挙は、こんにちの三島由紀夫の義挙に通底するものであって、大河ドラマは創作ですかから史実をまったく無視しています。



  ♪
(読者の声5)「日本文化チャンネル桜」から番組のお知らせです。14日(火曜))夜、放送予定の『フロント JAPAN』は、キャスター福島香織さん「中国でおきる新型コロナアフリカ人ヘイト騒動」と宮崎正弘さん「中国共産党がもっとおそれること」でお送りします。
  (日本文化チャンネル桜)
□◎□◎☆ ☆◎☆◎□ □◎☆◎☆ ☆◎☆◎□
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
   宮崎正弘の新刊   http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~…

[続きはコチラから]
http://mypage.mobile.mag2.com/WebLeading.do?id=7SQuO4mw2m&position=4500#position

◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます
※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです

◎「宮崎正弘の国際情勢解題」 の配信停止はこちら
⇒ http://mobile.mag2.com/mm/0001689840.html?l=byb0cf6024