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1分で読む日本の名歌(31) 桜町天皇 ~ 君も臣も身をあはせたる我が国の道に神代の春や立つらむ

■■ 転送歓迎 ■■ No.2959 ■■ R02.01.27 ■■ 4,190部■■


 第百十五代・桜町天皇

君も臣も身をあはせたる我が国の道に神代の春や立つらむ

 第百十六代・桃園天皇

神代より世々にかはらで君と臣の道すなほなる国はわがくに

 桜町天皇は霊元天皇の曾孫、桃園天皇はその皇子。桜町天皇ご在位のときは将軍吉宗の時代であったが、桃園天皇から次の第百十七代・後桜町天皇の時代にかけては、尊皇論を説いた竹内式部等が処罰された宝暦事件(一七五八)、同じく尊皇思想を貫いた山県大弐が処刑された明和事件(一七六七)が起こり、幕府政治に対する本質的な批判が表面に姿を見せはじめた時代であった。

 この重大な時期に桜町天皇は三十一歳、桃園天皇は二十二歳と父子お二方とも惜しくも青年天皇として生涯を終えられたが、そのお二方にそれぞれ、神代から一筋に受け継がれてきた「君臣のあるべき姿」をお示しになった御製があることの意味は大きい。

 桜町天皇の御製は、「身をあはせたる」君臣の心が一つに溶け合ったとき、そこにはじめて神代さながらの日本の春がこの世のものとなる、この世に実現するのだ、という意。

 桃園天皇は「神代から今に至るまで日本における君臣のあるべき姿、それは『道すなほなる国』、何一つ飾ることなくありのままの心に帰ること、それが日本の国の国柄である」とお詠みになっている。それから明治維新まで百年、王政復古への道筋はすでにこの二首の御製の中に示されていたのである。

[1] 小柳陽太郎『名歌でたどる日本の心―スサノオノミコトから昭和天皇まで』草思社、H17
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/479421426X/japanonthegl0-22/

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