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HPを更新しました(小泉三甲 著、『明智光秀』)
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
令和元年(2019)11月25日(月曜日)
  通巻6285号
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 未曽有の投票率71・2%、香港の有権者は410万人
  雨傘革命リーダー、民主派人士が陸続と当選をきめている
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(速報)
 香港の区議会議員選挙は24日に行われ、早朝から深夜まで、いずこの投票所にも長い長い列が出来た。有権者410万人の、じつに71・2%が投票に行った。未曽有のことである。

六ヶ月続いたデモ、抗議集会、激しかった警官との衝突、大学に於ける攻防戦のあげくに迎えた区会議員選挙だ。
各投票所が警官隊が守った。

 深夜から開票が始まったが、元朗地区で、立候補を断られた黄之峰(民主派のスポークスマン、雨傘革命の指導者)は、代理人を立てていた。はやばやと当選を決めた。元朗のような親中人士の多い地区で、圧勝に近い。

 ほかの区でも民主派の活動家らが、つぎつぎと当選を決めており、親中派陣営では顔を引きつらせている。
 接戦区が多いため、早暁になっても(この執筆時点は日本時間午前六時I)、まだ具体的な開票結果がでていない。しかし投票率の異様な高さから勘案して、民主派が過半数をこえたと推測される。
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 ――血なまぐさい弾圧を繰り返す中国は「紅色のナチス」
 ――侵略と弾圧を加速させ、逆に中国は崩れて行く
 ――香港から拡がる中国憎悪、習近平は窮地に立たされた
 ――中国人も香港人も続々と逃げ出している
 ――巻き返しは「通貨戦争4・0」のリブロ vs デジタル人民元
 ――香港大乱、武闘派の黒幕は誰だ?
 ――「反中」の輪が台湾から世界への拡散している
 ――中国の混乱はこれからが本番だ
――アメリカが発動する新たな対中包囲網の威力
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1990回】  
 ――「支那を亡すものは鴉片の害毒である」――上塚(8)
上塚司『揚子江を中心として』(織田書店 大正14年)

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 「一人の挑夫を督しながら」歩を進める「天主?の牧師」を目にして上塚は、「衣食住から風俗習慣に至るまで其總てを異にして居る歐洲人の事である。如何に信仰の爲天職の爲とは云へ、此の山奥では想像以上の困難もあらう、危険も伴ふであらう。然し乍ら彼等の面には何の不安不滿の影はない。いつも嬉々として仕事にいそしんで居る。嗚呼愛の力は強い、愛は不偏である、愛に國境は無い。されば堅くなな、無智な、半開の人々も、愛の爲めには素直に跪いて、首を垂れ腰をかゞめて其の?を請うて居るでは無いか」。

 「天主?の牧師」に「愛の力」を感ずる上塚は「彼等こそ神の蔭に隱れた狼であると云ふ」考えがあることを認めながらも、生活環境の劣悪な「遠い遠い異國の山奥」で布教活動を続け、やがては「無名の墓の下で心安らかに眠」ることになるだろう「彼等をばどうして一概に醜き野心の手先だとけなして仕舞ふ事が出來よう」と疑問を投げかける。さらに「私は布?の事が人間唯一の犠牲心であると云ふ者で無い」と断った上で、「然し此の事にすら我日本人の努力が非常に微弱である事を嘆ずる者である」と記す。

 たしかに「天主?の牧師」であれ、「愛の力」がなければ「遠い遠い異國の山奥」で長期の生活を送れないだろう。だが「愛の力」だけで「遠い遠い異國の山奥」で「無名の墓の下で心安らかに眠」れるとも思えない。
誤解を恐れずに言うならば、敢えて「醜き野心の手先」になることを引き受けるからこそ、「遠い遠い異國の山奥」での布教活動の末に「無名の墓の下で心安らかに眠」る覚悟を持てるのではないのか。

 おそらく「醜き野心の手先」を覚悟してこそ「遠い遠い異國の山奥」で「愛の力」を発揮できるのだろう。「愛の力」を秘めた「醜き野心の手先」というのが、おそらくは「天主?の牧師」の偽らざる姿であったと思う。

 上塚の「苦しい歩行」の旅は続く。
 日本では宿に着くと必ずや「亭主や女中や、風呂や、晩餐やらが微笑み乍ら歡迎する」。かくて英気を養い、「翌日は新しい元氣と新しい希望を抱いて飛び起きる事が出來る」。だが「支那の旅行ではさうは行かぬ」。「樂しみとか、愉快とか云ふ言葉は、如何なる宿に行つても、置き忘れて居る」。
部屋は暗く狭く、そのうえ黴臭い。土間に直接置かれた「寝臺は二尺高さ計りの臺の上に板切を載せた」だけ。客が「寝具の始末から部屋の掃除迄」をする。「女中代りには生れて此の方未だ嘗て體を拭いた事の無いと云ふ程、汚じみた男の茶房が居る」。客の世話をするのが「茶房」である。

 「殊に食ふものやよごれて、きたない、油だらけの豚料理と來ては、如何に饑餓と云ふハンデイキヤツプがあつても咽喉を通る事の少ないのは云ふを待たない」。排泄方面については、「便所は垂れ流し、ひどいのになると、臺所の一隅を以て兼さしたものがある」。

 さて、そこで「臺所の一隅を以て兼さしたもの」だが、まさかそれはないだろうと思っていた。ところが数年前、シンガポールの旧チャイナタウンを探訪した際、シンガポール開発当時の華僑の住居をリニューアルした博物館に入って驚いた。竈の隣の、しかも仕切りの無い所に便所があったからだ。熱帯の高温多湿、そのうえ薄暗く狭い住居の台所である。さぞやアンモニア臭が漂ったことだろうに。

 かくて上塚は「全く支那旅行の宿は樂しみでは無く苦痛である。吾等は南京蟲と戰ふ計りで無く、あらゆる不潔、あらゆる不便と戰はねばならぬ」と。

 ところで話は変わるが、明治初期に東北地方を旅したイザベラ・バードは『日本奥地紀行』(平凡社 2000年)に、日本人の清潔で質素な生活ぶりに感嘆の声を上げる一方で、旅の先々で泊まった宿で蚤の大群に襲われ閉口したと記している。
南京蟲VS蚤・・・
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)宮崎正弘先生の夥しい著作群、どれを読むべきか迷うところですが、最近作の十作品を選んで、アマゾンのレビューをさきに覘いてみました。一つの判断基準になるかと思ったのです。
 合計60か70ほど、読者からのレビューを通覧して、感じたことはそれぞれが5,もしくは4の評価が圧倒的。ところで1がときおり散見されますね。とくに明智本(『明智光秀 五百年の孤独』)は、レーティングが1,というのが二つあります(5が40%、4が25%ですが)。
おそらく宮崎先生の保守思想に反感を持つか、古いと考えている人たちでしょう。だから意図的に酷評にまわると見受けられますが、具体的なレビューにはなっていません。
 先生の中国ものに関しては好評が目立つのも、メディアが伝えない裏情報、うすうす感じてきたことをはっきりと論理建てで説くのが納得できるという評価が多い。
 意外な発見がもうひとつありました。
『地図にない国を行く』(海竜社)がとても高い評価ですね。『大冒険家』などと羨望視しての評価も含まれますが、殆どの日本人が足も踏み入れていない場所に、あっと驚き中国の進出ぶり! そんな場所に先生が老骨に鞭打って行かれたわけですから、迫力もあります。これは日本のメディアがまるで伝えない情報の山という感想文が目立ちました。
 というわけで、後者の本から読むことにしました。
    (アマゾンファン)


(宮崎正弘のコメント)26日発売の拙著『CHINAZI(チャイナチ)』(徳間書店)は、香港情報の集大成で、香港特派員の見落としがちな視点から全貌を解題してみました。
その香港大乱を軸に中国の行く末、経済の破産ぶりを分析したものです。



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(読者の声2)まぐまぐの告知板で貴誌の存在を知り、十日ほど前から愛読させていただいております。ぽんぽんと飛び出してくる新情報(ちなみに僕は新聞を読んでいませんが、ネット情報でも貴誌が回覧されています。ネットではこれまでも、宮崎さんの分析はときおり拝読してきました)。
 朝、出勤前の楽しみが増えました。
   (BB生、練馬区)



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(読者の声3)貴誌、読者の声(落合道夫)氏による細菌戦にかんする産経批判、もっともです。産経も社論があるのかないのか、消費税増税については基本的に増税容認で田村秀男氏だけが孤軍奮闘、それでも増税反対の論が紙面に載るだけましかも。産経の弱いのが社説でしょう。ありきたりのどうでもいい論説ばかり。
 11月24日(日)はひどかった。「桜を見る会/花見をやっている場合か」
それこそ朝日にでもまかせておけばいいどうでもいい話。ネットでブログを眺めていると思わぬ意見に出会います。
「桜を見る会」の参加者は交通費も宿泊費も自腹、さらには晴れの舞台に着物を誂えたり相当な経済効果があるのでは、というもの。
日頃、オリンピックでも万博でも経済効果でしか語れない新聞ですが、「桜を見る会」の経済効果を本気で検証してみてはいかが。「桜を見る会」には日本に友好的な国々はもちろん、
中国のような潜在的に日本に憧れを持つ国からも参加者を招待して日本文化発信につなげることができるのではないでしょうか。あまりやりすぎるとコスプレイベントになりかねませんが、各国からの招待者と安倍総理が握手するだけで相当な宣伝効果になると思います。
 新宿御苑での開催はいつも季節が遅すぎるように思いますが、東北ならばちょうど見頃の時期。警備や移動の問題もあるかもしれませんが参加者の数を絞って震災からの復興をアピールする良い機会だとおもいます。

 もう一つが関西電力の問題。関西電力のコンプライアンスに問題があると批判するばかり。同和問題に関しては産経も口を閉ざしてしまう。
福井県高浜町の元助役は同和のドンであり、工事を受注した企業の経営者が在日となるとさすがに産経もかけないのでしょうか。
https://jigensha.info/2019/10/02/kanden/
小泉純一郎総理のときに同和食肉利権のドンを逮捕し同和がらみのタブーはなくなったのかもと思っていましたが、大手メディアのタブーは続いているようです。
 関西というか西日本で多発する教師のいじめ(暴行)や校長・教頭の自殺についても大手メディアは知らんふり。1970年代には同和と在日による糾弾闘争//