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1分で読む日本の偉人(24) 正岡子規 ~ 俳句短歌の革新に生涯努めた強靭な精神
■■ 転送歓迎 ■■ No.2934 ■■ R01.11.20 ■■ 7,773部■■
子規は、初めて俳句を学ぼうとする人の心構えについて『俳譜大要』という著書の中で、特別な技巧や飾り気のない素直な感情を詠んだ句に学ぶべきであり、当時の小細工や技巧を競う人たちの俳句を「月並風」といって激しく攻撃しました。
明治三十一年、子規は、その病床から、俳句革新に次ぐ短歌革新の取り組みとして、「歌よみに与ふる書」を十回にわたって新聞に連載しました。
子規が善き歌と-して同書で第一に取りあげたのは源実朝の歌です。「時により過ぐれば民のなげきなり八大竜王雨やめたまへ」(雨は民にとって恵みになるが、降りすぎれば、民に大きな悲しみをもたらす。雨乞いの神として祁(まつ)られる八大竜王よ、もう雨を降らせるのを止めてください)という歌を「上の句の表現は拙いけれど飾り気なく一直線に詠んだ率直さが晴天を祈る歌として相応しい。善き歌をつくろうなどという邪念なく、実朝のまごころそのままが表されて却って素晴らしい歌となった」と絶讃しています。
病苦に負けぬ子規の生涯をかけた俳句短歌革新の取り組みは、弟子や周りの人たちを大いに鼓舞し、叱吃激励しました。俳句については虚子や碧梧桐らに、短歌については長塚節、伊藤左千夫、三井甲之や斎藤茂吉らに、子規の志が受け継がれていくのです。
【偉人をしのぶ言葉】
松山
春や昔十五万石の城下かな
法隆寺の茶店に憩ひて
柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
寺子屋モデル『日本の偉人100人(上)』、致知出版社、H24
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