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こんにちは、エンリケです。

自治体の自衛官募集への協力に関する安倍首相の発言が 各方面で波紋を引き起こしているようです。

これ、自衛官の募集が非常に困難な状態にあることが原因なんですね。

国家規模の重大問題であり、国民全員で考えなきゃいけない課題だと感じます。桜林さんに共感します。

まずは、見聞きしただけのこの話が、実際はどういうことか?をこの記事で知ってください。

そして、自衛隊・国防・軍事への最低限の理解がいまだ共有されていないわが国の現状に気付く契機にしてほしいです。


さっそくどうぞ

エンリケ

追伸
「私・・・ミュージカルに出たいんです!」にはびっくりしました (^^♪


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桜林美佐の「美佐日記」(15)

 6割の自治体は自衛官募集に非協力?

桜林美佐(防衛問題研究家)
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おはようございます。桜林です。「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり」の『土佐日記』ならぬ『美佐日記』は今回で15回目です。

先日、熊本で開催された「西部方面音楽まつり」に行ってきました。第8師団、第4師団、第15旅団の音楽隊に加え、自衛太鼓チームも登場しました。太鼓は、やはり九州ということで独特の迫力を感じ「無法松の一生」を思い出しつつ(またこれか!)すっかり聴き入りました。

で、わが福岡の第4師団はミュージカル「グレイテスト・ショーマン」を披露。実は昨年も同音楽隊による同じ曲を地元で聴いていたのですが、「これは一体、なんなんだろう??」というのが第一印象でした。やはり、この映画そのものを観るべきなんじゃないかと思い立ち、帰宅した足でレンタルビデオショップに行き、借りてきたのです。

今まで、ミュージカルなんて面白くなさそう!「緋牡丹博徒」が一番いい!と、食わず嫌いをしていたのですが、その日を境に私はすっかり虜になってしまいました。

そこで、勢い余って、マネージャーのN女史(※サンミュージック)に打ち明けてみました。

「N」さん!私・・・、ミュージカルに出たいんです!」と。

さぞビックリするだろうと内心、期待したのですが、さにあらず、「あら~、いいんじゃないですか~~」と意表をついて好反応。
さすがこれまで数々の有名タレントを育てただけあって聞き流すのがうまい!

次に会う時に「歌のレッスンに通い始めましたっ」ということにでもなれば、本気度が伝わるだろうと思いますが、あらゆる原稿を書くのが遅いので、未だスクール探しにも着手できません。おそらく通い始めるまでに1年くらいかかるでしょう。とほほ・・・。

さて、今回マネージャーさんと会ったのは、ミュージカルに出る相談ではなく(当たり前)、久々のテレビ出演のお仕事でした。
東京MXテレビで朝7時から放送している「モーニングクロス」にコメンテーターとして出演(告知を忘れました!)。トップニュースに匹敵する扱いだったのが、「自衛官募集に自治体の6割が協力していない」と安倍総理が発言したことについて。

 これに関して、いや9割は協力しているじゃないかという話が出て世の中の皆さんも混乱しているようです。どういうことなんだ?と。

 結論から先に言いますと、私は今この話題が沸騰していることは悪くないと思います。多くの国民に自衛隊への理解を深める好機でもあるとも思っています。まさに今、豚(とん)コレラが各所で発生し、自治体からの要請で自衛隊は24時間態勢で、しかも場所によっては3日ほどもかけて殺処分を行なっています。

 繰り返しますが「24時間態勢」ですから、「寝ずに」「数日間も」ひたすら悲痛な鳴き声をあげる豚を追い込んで殺処分するのです。ニュースでは作業服を着た人たちが映っていて、地元の職員なのかどうか判別できませんが、公表されている人数の規模からしてもほとんどが自衛官だと思われます。

 自衛隊はこんなことをするために存在しているのか? 都合のいいように使われて気の毒すぎる!といった声がネット上などでも多数出ています。

 確かにそう思います。でも、一方で、私にとっては誰もできない、やりたがらないことができる自衛官は本当にかっこいいと思いますし、心から尊敬します。文句も言わずに、人の嫌がることができるということは、人間としての能力が高いということなんです。

 あの姿を見て、ただでさえ厳しい自衛隊の募集に悪影響を及ぼすのではないかという懸念もあるかもしれません。しかし、そういう献身を目にして「自衛官になりたい」と思う若者がいたらその人は本物です。むしろ、そのようなことが憚(はばか)らずに言える国であって欲しいと思います。

 話を元に戻して、自治体の自衛官募集に対する協力についてですが、私は以前、たまたま募集を担当する方々と話をすることがあり驚かされたことがあります。その頃から、自治体が自衛官適齢住民の個人情報を提供していると一部で批判されていたのですが「我々もやりたいわけじゃないんです」とため息まじりに打ち明けてくれました。

 なぜなら、その作業はあまりにも骨が折れるというのです。役所で名簿を閲覧し、ひたすら書き写すという、前時代的な作業をしているというから驚きでしたが、それは今も変わっていないようです。

 「9割の自治体が協力している」と言いますが、自衛官募集のお知らせを送るための名簿や住所そのものを提供しているのは実際、全体の4割で、あとの6割のうち3割は該当する年齢の住民をピックアップして閲覧させているといい、2割の自治体はすべてを閲覧させ自衛隊側がピックアップしなくてはならない状態だといいます。そして、全体のうち1割は閲覧すらさせないということなのです。

 これについては、自衛隊法第97条や自衛隊法施行令第102条に自治体などが要請に応じて資料の提供を行なう旨が明記されているのですが、個人情報を渡す根拠とみなしていない自治体が多いということになります。

 何日もかけて書き写す作業を行なっている自衛官としては、命じられてやっているにすぎず、命じる側も法令に従っているだけ、という光景が見えてきます。このような、えもいわれぬ苦労を経て、最終的に郵便ポストに届いたDM(ダイレクトメール)が若者たちや親御さんの心を動かすことを期待するしかありませんが、今の時代、どうなんでしょう、DMの効果がその苦労に見合ったものなのかどうか・・・、そのあたりも含め、考えるべき善後策はあるはずですし、また、自治体などの意識改革や、根拠法の整理も喫緊の課題であることは言うまでもありません。

 しかし、最も騒がれているのは、安倍総理が自民党の党大会で、改憲の必要性とこの自治体の非協力的な現状と関連付けて語ったことです。「それとこれとは関係ないだろう」と。

 総理が言いたかったのはおそらく、憲法に「自衛隊」が明記されれば、学校でも教えられ教科書にも載ることになるので、そういう教育を受けた子供たちが大人になって役所に就職した頃には、意識が変わっているだろう、ということではないかと想像します。
いずれにせよ、今すぐに募集や協力の状況がガラリと劇的に変わるはずはありませんから。

 自衛隊の応募者が減っている理由はさまざまで、景気が上昇し有効求人倍率が高い時はどうしても民間企業を希望する人が増えますし、少子化も大きな要因になってきています。また、一人っ子も増えるので、多くの親御さんたちは将来的に息子や娘が常に近くにいないことは避けたいと考えているようです。転勤もある自衛隊より、地元に根差す警察・消防のほうがありがたいということで、本人が希望して自衛隊に合格しても、両親の強い反対で断念させられたという話もしばしば聞いています。

 一般的にも、親の世話をしながら働いている人が増える世情から鑑みても、自衛隊に入れば2~3世代が安心して暮らせるというような魅力化が必要になってくるのではないでしょうか。

 とにかく、今回の騒ぎから国民の皆さんに知っていただきたいのは、いま日本は安全保障や自然災害という観点だけでも大変不安定な状況に置かれており、自衛隊の人員不足はそのまま国民の安全・安心を損なうことになること。

2)そのため現在、すべての自衛官が「広報官」「募集担当」さながらに人員確保に尽力していること。

 以上のことを認識すれば、国や国民、そして地域が手を携える必要性をわかっていただけるのではないでしょうか。ぜひ、よろしくお願いいたします!

(前回の訂正)
 前回の当日記で、「配偶者同行休業」について、「自衛隊初」と書きましたが、防衛省においては同制度が平成26年に施行されており、それまでにすでに実績があったようです。お詫びして訂正いたします。ただ、男性隊員が女性隊員の赴任先に同行することは極めて珍しいケースになります。


<おしらせ>
YouTubeチャンネルくらら『国防ニュース最前線』は毎週土曜の夜にアップデートされています。2月16日は伊藤俊幸・元海将の解説です!

http://www.chclara.com




(つづく)



(さくらばやし・みさ)



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【著者紹介】
桜林美佐(さくらばやし・みさ)
昭和45年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒…

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