【RPE】★国の未来は何で決まるか?

RPE Journal==============================================



      ロシア政治経済ジャーナルNo.1943


                      2019/2/8


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成熟国家の未来は、何で決まるのでしょうか?


詳細は、【本文】で!







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★国の未来は何で決まるか?


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

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では、本題。


今日の話は、「国の未来は何で決まるか?」です。


一つは、「国家ライフサイクル」で見る方法。

もしその国が、「成長期の前期」にあれば、その国はしばらく成長をつづけます。

それで、05年に出版した「ボロボロの覇権国家」の中で、


「08~10年、危機が訪れるが、中国の立ち直りは早い」

と書きました。

当時は、「08年の北京オリンピック、10年の上海万博の前後にバブルが崩壊し、中国経済も体制自体も崩壊する」

という「中国崩壊論」が流行っていたのです。

私は、それをきっぱり否定しましたが、それは、


「中国は、(当時)まだ成長期前期だ」


と見ていたからです。

そして、2014年出版の「クレムリンメソッド」では、

「成長期前期のインドがこれから成長しつづける」

という話をしました。

あれから5年経ちましたが、予想通り順調に成長をつづけ、GDP世界6位まで上がってきました。

後5年もすると日本を追い抜き、世界3位に浮上することでしょう。


しかし、今回は「成熟期の国」の話です。

日本は1990年、成長期が終わり、成熟期に移行しました。

成熟期は、成長期と違い、高度成長など望めないのです。

では、成長できないかというとそんなことはありません。


成熟期国家アメリカは、

1980年代は、レーガン改革

1990年代は、IT革命

2000年代は、不動産バブル

2010年代は、オバマ、トランプ時代にまたがる好景気


を経験しています。

だから、日本も「成熟期だから成長しない」と嘆く必要はない。


しかし、成熟期の国家と成長期の国家は、やはり違います。

成長期国家というのは、「子供の肉体の成長期」によく似ています。

子供の肉体は、極端にいえば、「何食っても」成長していくものです。

(「何食わせてもいい」という意味ではありません。)

なぜなら「成長期」だから。


「成熟期国家」というのは、「中年男性」とよく似ています。

中年男性が、毎日コカ・コーラがぶ飲みし、ハンバーガーばかり食べていれば、肥満になり、糖尿病など困った問題が起こってくることでしょう。

酒の飲みすぎ、たばこの吸いすぎが致命傷になる可能性もある。


とにかく「成熟期の国」というのは、差がつきます。

中年男性でも、酒たばこをやらず、食べ物に気をつけ、睡眠をしっかりとり、適度に運動している人は、「え~~、若過ぎですね!」と褒められる。

一方で、毎日暴飲暴食し、運動不足、睡眠不足であれば、すごい速さで老け込むことになります。



▼国の未来は「人」で決まる



では、成熟期国家の未来は、何で決まるのでしょうか?

私は、「国民の質」によると思います。

私もいろいろな国に行きましたが、日本の次にすばらしい国と思うのはフィンランドです。


08年出版「隷属国家日本の岐路~今度は中国の天領になるのか」(ダイヤモンド社)の中で、すでにこの国を絶賛しています。

少し引用してみましょう。



<北欧にフィンランドという国があります。

携帯電話のノキアが有名ですね。

ロシアのおとなりなので、私はこの国によく行くのです。

面積は33万平方キロで、日本より少し小さい。

しかし人口はわずか500万人強しかいない。

日本とほとんど同じ広さの土地に、24分の1しか人が住んでいない。

しかしフィンランドは昨年、一人当たりのGDPで日本を抜きました。

また、世界でもっとも競争力のある国として、汚職が世界一少ない国としても知られています。

おいしい空気と美しい自然。

ロシアの道路はポイ捨てされたタバコだらけですが、フィンランドには全くありませ…

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