【RPE】【必読】★日本、不幸の根本原因
RPE Journal==============================================
ロシア政治経済ジャーナル No.1908
2018/12/19
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日本、不幸の根本原因とはなんでしょうか?
詳細は、【本文】で!
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★日本、不幸の根本原因
全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
もう読まれた方は、気づいておられると思いますが、今回の本は、いままでの本とまったく異なります。
「中国に勝つ日本の大戦略」で、「日本が、中国に戦わずして勝てる方法」を詳細に記した。
それで、日本国内にも目をむけてみたのです。
すると、驚くべき実態がわかってきました。
国連によると、日本は世界幸福度ランキングで54位。
さらに、神谷先生のイシキカイカク大学案内ページにこんな情報がでていました。
・教育への公的支出:最下位(34 カ国中)
・日本人の労働生産性:最下位(主要先進国中)
・平均睡眠時間:最下位
・日本企業の社員の「やる気」:最下位
・仕事でやりがいを感じている:最下位
・世界の仕事満足度調査:最下位
・自国に対する誇り:最下位
・世界幸福度ランキング:最下位(先進国中)
・自分自身に満足している若者:最下位
・将来に明るい希望を持っている若者:最下位
「マジですか!?」
私は、叫びました。
私は神谷先生を信じていますが、念のため、調べてみることにしました。
すると、どれも事実であることが判明したのです。
(新刊で、すべての証拠を提示しています。
気になる方は、ごらんになってください。)
調べている過程で、かなり気になる情報もありました。
たとえば日経にでていたこれ。
<「熱意ある社員」6%のみ 日本132位、米ギャラップ調査
2017/5/26 0:29
世論調査や人材コンサルティングを手掛ける米ギャラップが世界各国の企業を対象に実施した従業員のエンゲージメント(仕事への熱意度)調査によると、日本は「熱意あふれる社員」の割合が6%しかないことが分かった。
米国の32%と比べて大幅に低く、調査した139カ国中132位と最下位クラスだった。>
私は今まで、「日本が不幸だとすれば、それは【自虐史観】のせいだ」と思っていました。
今でもそうですが。
それで、自虐史観の特効薬、伊勢雅臣先生の国際派日本人養成講座(JOG)を、10年以上も推薦しつづけています。
しかし、どうもそれだけじゃないようなのです。
日本、不幸の根本原因は、【信じるものがない】ことなのだと。
どういうことでしょうか?
▼日本人がこれまで信じてきたこと
徳川家康は、100年以上つづいてきた戦国時代を終わらせました。
そして、250年以上もつづく、平和な時代を築いた。
当時の日本人にとって、幕府は天地の如く盤石な存在。
しかし、1853年に黒船が来航すると、その「信仰」がゆらぎます。
そう、幕府には欧米列強に対抗する力がないことがバレてしまった。
世は幕末へむかっていきます。
そして、1868年明治維新。
日本国民は次に、天皇を信仰するようになります。
天皇陛下は、生き神様なので、ついていけば間違いないと。
日本は、この信仰をベースに、大発展しました。
日清、日ロ、第1次大戦と3連勝。
国民の信仰は、ますます強まっていったのでした。
しかし、この信仰は、1945年の敗戦で崩壊しました。
今も日本国民は、天皇陛下と皇室を敬愛しています。
ですが、もはや「天皇陛下についていけば、安心だ」とは考えません。
天皇陛下と政治を結びつけることはなく、何か問題があれば、「安倍さんなんとかしてよ」となる。
▼会社教の誕生と崩壊
日本国民は、敗戦でアイデンティティークライシスになりました。
信じていたものがいきなり否定されたからです。
それでも日本人は、速やかに新たな信仰の対象をみつけました。
会社です。
会社は、日本人の新しい宗教になりました。
会社を信じ、忠誠をつくす人は、すばらしい「現世利益」をえることができる。
一つは、年功序列。
なんと、毎年給料があがり、地位も上がっていくのです。
もう一つは、終身雇用。
あなたは、定年まで同じ会社で務めることができる。
首になることは、今と違ってほとんどないのです。
それで、奥さんも納得して、ダンナさんが朝から深夜まで働くことを容認していました。
これが、「信仰」と「夢」のパワーです。
「給料があがっていきます」
「出世していきます」
しかも、「確実にそうなります」という信仰は、それだけで大きな原動力になりえたのです。
ところが、大事件が起こり、会社教は崩れはじめます。
それが90年代初めに起こった「バブル崩壊」。
これで、「右肩あがりで給料をあげること」が難しくなりました。
そして、2000年代はじめになると、今話題のゴーンさんが「大リストラ」により、日産を「V字回復」させた。
それで、「リストラ解禁!」となった。
以後、日本の経営者も追随し、日本ではリストラが一般化しました。
こうして会社教の大きな柱、年功序列、終身雇用、どちらも折れた。
そう、信者(従業員)は、自分が信じていた宗教に裏切られたのです。
日本人は、アイデンティティークライシスに陥りました。
会社はもはや、昔のような現世利益を提供できない。
会社と従業員は、「必要な時はあんたを雇うけど、必要なくなれば首にするから」という関係です。
(もちろん、すべての会社がそうとはいいませんが・・・。)
会社は、「苦しくなったら首にする」にもかかわらず、一方で、「最近の若者は愛社心が足りない」と嘆いている。
こんな関係で愛社心に満ち溢れていたら、「マゾ」でしょう?
そう、日本の会社員は、会社教を信じていません。
なぜなら、会社が二つの現世利益を放棄したからです。
ところが、社会の仕組みは、いまだに「会社教時代のまま」になっている。
…
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