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      『メルマガ チャンネルAJER』 Vol.285-1

                    2018/11/5(月)

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今週は、小野盛司会長の小論文です。

宜しくお願い致します。
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増税でベーシックインカムは始められない

ベーシックインカムは多くの人により研究されており、条件付きだが筆者も反対はしていない。しかし、そこには不都合な事実もあることを忘れてはいけない。例えば毎月一人当たり10万円を配ろうとしたら年間140兆円の財源が必要となり、そういう提案に今の財務省や政治家が耳を貸すとは到底思えない。そもそも税率というもの高くすればいくらでも税収は増えるというわけでもなく、ある限度を超えると逆に税収は減少し始める。これはラッファーカーブという名前で知られている。

例えば凄まじい大増税をして毎月10万円を全ての国民に配ることができたとしてみる。最も得をするのは田舎でほぼ自給自足をしている小規模農家だ。小さな畑を持ち自分で食べるものは自分で育てれば良い。近くに親戚等が住んでいれば、分業で様々な農作物を育て分け合えばよい。あるいはこっそり露店で売っても税務署にはほとんど補足されないだろう。通常の流通ルートを使えば重税が課せられほとんど利益にならないが、露店で売れば自分の収入が大幅に増えるのだからそうする人が増えるに違いない。
露店で買った方がスーパーで買うより安くて品質もよいなら誰もが露店で買う。ガレージセールも盛んになるかもしれない。もちろん正確に税務申告するなら合法だが、ごまかせば違法になる。だが税務署がすべての取引を補足するのは無理だ。サラリーマンが脱サラして大量に農村に住むようになるだろう。地方の活性化に役立つかもしれないが、貴重な都会の労働力が失われる。制度として適材適所でその国の労働力が使えないのは致命的な欠陥となる。

農家に限らない。例えば家庭教師を個人的に行っている人は税務署に報告しない可能性がある。自分は政府からの給付金で暮らしていけますから働いていませんと言えば良いだけだ。税務署が補足するには探偵事務所にお願いするしか無いが、そんなことはとてもやっていられない。お店であろうと工場であろうと小規模であるほど節税・脱税の工夫はやりやすくなり確定申告で節税をする人が激増する。

確定申告の数は毎年数千万件になるだろうし、税務署が税務調査をできるのはそのうち10万件にすぎない。つまり税務調査を受ける確率は数百年に1回ということになるから、ほぼ一生の間税務調査は受けないと思って良い。本来課税対象とされるべき所得の内、税務署がどの程度の割合を把握しているかを示す数値を捕捉率と呼ぶ。この捕捉率は業種によって異なり、給与所得者は約9割、自営業者は約6割、農業、林業、水産業従事者は約4割であると言われこのことを指して「クロヨン」と言われている。
税率が低い現在はクロヨンで収まっているのだが、税率がはね上がると人は更に巧妙な節税・脱税方法を発見するに違いない。悪くすると「正直者は馬鹿を見る」ということでモラルハザードに陥った世界が実現する可能性がある。そのとき日本はデフレスパイラルに陥りGDPは減少し、大企業は没落し、平均所得も下がり、税収も減ってきて毎月行う給付金も下げざるを得なくなる。つまり日本全体が貧乏になってくる。

ベーシックインカムを払えば年金を払わなくて済むから財源の一部になると考えることができるだろうか。しかし、定年まで多額の年金積立金を払ってきた人と全く払ってこなかった人が同額のベーシックインカムを受け取り、年金がゼロになったら激怒する人が続出する。年金を払った人には約束通り一生の間年金を払うしか無い。ベーシックインカムがあるのだからもう年金は要らないだろうという論理は通らない。

筆者の拙書
『労働はロボットに、人間は貴族に ロボット ウィズ アス』(2005)
で、労働をAI/ロボットが行うようになったときの社会・経済を詳しく説明し増税ではうまくいかないことも説明した。これはベーシックインカムの改良版であり、ミニマムサプライやJODという考え方で補強したものは次のサイトで示した。
http://ajer.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/no322-92b8.html

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ChannelAJER公開セミナー
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1)第七回坂東学校AJER教室
講師:坂東忠信
テーマ:『「密航者の生活に学ぶ難民と潜伏」』
前回、偽装難民が、どのような密航の形をとって不法出国―不法上陸するか?についてお話ししました。
今回は、上陸した偽装難民はどのような潜伏生活を送るのか?
私が以前扱っていた密航者の生活を参考に偽装難民の滞在がどの様なものになるのかをパワポを使ってお伝えしたいと思います。
また、終了後は、懇親会を予定しております。
皆様、こちらも奮ってご参加頂きますよう宜しくお願い致します。
日程:2018年11月12日日曜日
会場:ナレッジソサエティ セミナールーム
   千代田区九段南1-5-6りそな銀行九段ビル 5階
   18時以降は正面玄関が締まっていますので、ビル裏口よりお入り頂きます。
https://www.k-society.com/access/
開場:17時30分 開演:18時~20時00分
会費:一般¥3,000
   坂東学校有料学生¥1,500
   ChannelAJERプレミアム会員¥1,500
   ※事前申し込みが必要です。
定員:60名
お申込みご連絡先:坂東学校生徒の方は、坂東学校学生課
      上記以外の方はチャンネルAJER運営事務局栗山勉迄
       電話:090-6006-3479
       Mail:support.ca@ajer.mygbiz.com
2)ChannelAJER特別企画 葛城奈海講演会
主催:チャンネルAJER 共催:防人と歩む会
講師:葛城奈海
テーマ:『国と自然を守るということ』
概要:左翼の専売特許のように思われている自然環境問題ですが、本来は国を守ることと密接に関係しています。もともと「アンチ自衛隊」だった葛城が、国を守ることに目覚めたきっかけも自然環境問題でした。
本講演では、葛城がこれまで力を入れてきた尖閣問題、拉致問題についてお話しするとともに、大麻、捕鯨、猪鹿など、日本文化に深くかかわる自然環境問題、そして、それらすべてに通底するものについてもお伝えします。
日程:2018年12月4日火曜日
会場:ナレッジソサエティ セミナールーム
   千代田区九段南1-5-6りそな銀行九段ビル 5階
   18時以降は正面玄関が締まっていますので、ビル裏口よりお入り頂きます。
https://www.k-society.com/access/
開場:17時30分 開演:18時~20時30分
会費:一般¥3,000
   防人と歩む会会員¥1,500
   ChannelAJERプレミアム会員¥1,500
   ※事前申し込みが必要です。
定員:60名
お申込みご連絡先:チャンネルAJER運営事務局栗山勉
       電話:090-6006-3479
       Mail:support.ca@ajer.mygbiz.com
3)ChannelAJER特別講演会 赤尾由美の公開辻説法
講師:赤尾 由美
テーマ:『民間から日本は変わる!』
   アカオアルミ会長の赤尾由美氏による、叔父赤尾敏に迫るとも劣らない辻説法を行います。
   皆様、是非、お越しください。

日程:2018年12月16日日曜日
会場:ナレッジソサエティ セミナールーム
   千代田区九段南1-5-6りそな銀行九段ビル 5階
   当日は、正面玄関が締まっていますので、ビル裏口よりお入り頂きます。
https://www.k-society.com/access/
開場:13時30分 開演:14時~16時30分
会費:一般¥3,000
   ChannelAJERプレミアム会員¥1,500
定員:60名
お申込みご連絡先:チャンネルAJER運営事務局栗山勉迄
       電話:090-6006-3479
       Mail:support.ca@ajer.mygbiz.com

問い合わせ先》
ChannelAJER運営事務局 栗山 勉 090-6006-34769
Mail:support.ca@ajer.mygbiz.com
お申込みお待ちしております。
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上記口座へ参加費をお振込下さい。
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日本経済復活の会定例会
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第150回 日本経済復活の会 開催のお知らせ

日本経済復活の会 会長 小野盛司

○日時 平成30年12月16日(日)午後3時~午後6時30分
               (開場2時45分、講演開始3時)
    ※この後、希望者は二次会(食事会)にご参加…

[続きはコチラから]
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