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◆吉本貞昭『世界史から見た日清・日露戦争』を読み解く



※要旨


・日清戦争はなぜ始まったのか。


・当時の日本の最大の仮想敵国は大国ロシアだった。


・大国ロシアはなぜ朝鮮半島を手に入れようとしたのか。


・ロシアは、温暖な土地と海洋進出の足掛かりとして、真冬でも凍ることのない不凍港を求めて、この300年間に、シベリアからアラスカまで膨張を続けた。


・その間に、黒海の不凍港を手に入れるために、オスマン帝国のトルコと4回にわたって戦争を繰り返してきた。


・ロシアは、西への侵攻に失敗すると、次に「シベリアからの南下に切り替えて、清、朝鮮、日本に侵略の魔の手を伸ばしてきた。
この方面にはヨーロッパ列強の勢力も伸びておらず、狙い目だった」からである。


・日清戦争は東アジア世界にどのような影響を与えたのか。


・日本は、日清戦争の勝利によって、清国と朝鮮との間の朝貢・冊封関係に終止符を打たせ、朝鮮を完全無欠の独立国家にすることに成功した。
しかし、アジア史的な視点から見れば、日清戦争とは、「日本が勝利した戦争というよりは、清国が敗北した戦争という捉え方」のほうが正しい見方であるといえる。


★世界が語る日露戦争↓


・ダグラス・マッカーサー元帥(連合国軍最高司令官)

「1904年4月、私は中尉に昇進し、その5か月後に輸送船「トマス」号に乗ってサンフランシスコに向かった。
10月はじめ私は突然、日露戦争の観戦のため日本に行けと命令を受けた」


「私は大山、黒木、乃木、東郷などの日本軍の偉大な司令官たち、あの鉄のような強靭な性格と不動の信念をもった、表情の厳しい、無口な、近づき難い男たちに、ぜんぶ会った。
そして日本兵の大胆さと勇気、天皇へのほとんど狂信的な信頼と尊敬の態度から、永久に消えることのない感銘を受けた」


・レーニン(ロシア、革命家)

「旅順港の降伏は、ツァーリズムの降伏の序幕である」


・シーラーズ(イラン解放の父)

「日本の足跡をたどるならば、我々にも夜明けがくるだろう」


・バー・モウ(ビルマ、初代首相)

「日本の勝利はアジアの目覚めの第一歩」


・『サメイ』紙、インド

「日本人の勇気と規律、鉄のような意志、不屈な力によって勝利を収めた日本に心からの祝意を贈る」


・『ヒタバテイ』紙、インド。

「日本の勝利がインド人を覚醒させ、イギリスと対等という前向きの思想に目覚めさせた」





※コメント
歴史はやはり様々な見方がある。
あらためてそれを感じた。
膨大な歴史の記録を調査したい。


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