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□□■平河総合戦略研究所メルマガ■□□(2018年5月18日 第1666号 )
☆☆甦れ美しい日本☆☆
☆☆怒 り を も っ て 自 分 の 目 標 に 向 か っ て い る 人 間 は し つ こ く て 強 い。☆☆
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☆☆ 偽 善 と 欺 瞞 を 憎 む 私 た ち は 書 き た い か ら 書 く の で す。☆☆
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☆☆☆日 本 人 の、 日 本 人 に よ る、 日 本 人 の た め の 政 治 を 取 り 戻 せ!☆☆☆
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『キリスト教というカルト 信者になれない、これだけの理由 新書 ― 2018/4/3
奥山 篤信 (著), (発行)春吉書房
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◎佐藤守 「大東亜戦争の真実を求めて 656」
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≪(承前)この李鴻章の話を聞いた陸奥は、「縦横談論努めて我が同情を惹かんとし、間々好罵冷評を交えて戦敗者屈辱の地位を掩わんとしたるは、その老獪かえって愛すべく、さすがに清国当世の一人物に恥じずというべし」(話題は縦横に及び、硬軟取り混ぜながら、日本の同情をひこうとし、あるいは、時として鋭い辛辣な言葉を発して、敗者としての屈辱的な立場を覆い隠そうとしていた。そのずるがしこさは、むしろ愛すべきものであり、さすがに清国を代表する人物たるに恥じないものである)と評している。
たしかに、陸奥が鋭く感じている通り、誠意で相手を感動させるというよりは、実に上手にできた演説というべきである。しかし、陸奥が指摘しているように、それまで、ありとあらゆる方法でヨーロッパ諸国の干渉を招こうとしたのは李鴻章であり、また、日本から講和の条件を聞き出すが早いか、これを西欧諸国に通知し、その干渉によって条件を緩和しようと腹の中で考えていたのであるから、今さら、日清共同して西力東漸を防ごうと言っても、ただの巧みな言辞として以上の感動は与えない。
しかし、四千年の歴史のある中国人の言辞というものは、日本人の想像できないぐらい巧みなものである。一度、中国を訪問した人がすぐに親中派になるのも、こうしたことが大きいらしい≫
さすがに陸奥は李鴻章の上を行く眼力を持っていた。いや、当時の日本人のほとんどは、シナ人の特性を身に染みて承知していた、と言うべきかもしれない。
岡崎氏も、当代随一の外交官らしく「四千年の歴史のある中国人の言辞」には容易に騙されない眼力を持っていた。
退官後に岡崎研究所の一員として「日中安保対話」を通算10年間経験したが、シナ側の参加者のほとんどが、岡崎氏を“尊敬”していた。特に氏の辛辣な直言を好んでいたのは、シナに対する日本の特に政治家やジャーナリストらの態度を、シナ人らは信用していなかったからだ、と私は感じている。それは次の岡崎氏のシナ人評価によく表れていると思う。
≪中国人はずるいとか、だますとか言うつもりは毛頭ない。人に好感を与え、満足させ、将来の友好関係を築く。このことが悪いはずはない。
ただ、中国人の言辞の巧みなこと、つまり言葉というものは、子供のように――敢えて言えば、日本人のように――自分の真情を露わにするためにあるものではなく、話す相手に良い印象を与え――あるいはわざと怒っていることを見せ――自分にとって得になるようにするためのものであるということを知っている大人の国であることを、日本人も理解しておく必要があるということである。
陸奥のように「老猾かえって愛すべし」とまで、相手の腹を見透かす洞察力があって、初めて対等に話せるということである≫
このような正確な判断が、現代親中派政治家らに見られないのはどうしてだろうか?恐らく、世界共通の“工作”に絡め取られているからに違いない。いわゆる「ハニートラップ」であり金品の授受であり、“脅迫”である。日本国の総理ともあろうものが、弁えもなくこれに掛かり、子供まで産ませていた、と言う事実は、当時既に大陸内はもとより、台湾でも“話題”になっていたのだが、肝心な日本国民には相当の期間隠されていて、その間国益がどんどん失われていたのだ。
それほど戦後の日本人は“武士の魂”からほど遠い存在に落ちぶれているのであり、日本を相手にする諸外国にとっては、笑いが止まらない事であろう。
将に当時の「日清講和」を前にした、伊藤・陸奥と李鴻章の立場が、現代外交では逆転しているのである。
続いて岡崎氏は「二十七 狙撃事件で一転、休戦へ――伊藤・陸奥の迅速、適切な措置」の項目に入る。
≪ここで、休戦が問題になる。
戦争をやめるには、国際法が想定している常識的な段取りでは、まず休戦をして、それから和平交渉に入るのが順序である。しかし、伊藤、陸奥は、休戦抜きでの講和条約交渉を希望した。
その理由を『蹇蹇録』には、「けだし、当時の戦況においてわれはもとより休戦の必要なし。もともと、われわれは直ちに講和談判に取りかからんと欲したり」とある。
講和談判は、戦いに惓んだ清国が米国仲介の機を捉えてすすめたものであって、日本側は中国大陸においてさらに地歩を進める軍事的余力を持っていた。日本にとっては、時期尚早と思いながら始めた交渉であった。
国民においては、さらにその傾向は強く、「この時我が国一般の人心はいまだ戦争に厭きたる気色なく、ひたすら講和なお早しと叫ぶ」状況にあった。
よって二十三でも触れたように、二十八年二月、広島会議で清国使臣を門前払いにしたことにも「清国講和使を放逐したるは近来政府の英断なり」などと言われた状況だった。
日本軍は、直隷の決戦を控えて兵力増強中である。台湾もまだ取っていない。ここで軍事行動を停止する意向はない≫
戦争が一応終結して「講和段階」に入ると、勝者はいかにして外交的に戦利を勝ち取るか、敗者は被害を最小限にとどめるか、のせめぎ合いが始まる。
しかしこれに大きく影響するのは、軍事作戦の成果である。当時の日本軍の勢いは未だ戦いに余力を持ち、相手の清国側は戦意を喪失していた。丁度大東亜戦争終結直前のわが国が清国で、連合国の立場が当時の日本に当たると言える。(元空将)
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