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幸せと平和を願う心が臨界質量を超える時、世界は良い方向に動きだす。
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         心が臨界質量を超えるメルマガ
           『 心 超 臨 界 』
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★希望の党の体たらく
【「産経抄」産経新聞 H30.04.14 】https://tinyurl.com/y8z2qem9

★礼儀を教えるのは「異様」か――貝塚茂樹・武蔵野大教授
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【「阿比留瑠比の極言御免」産経新聞(H30.03.22) 】

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◆ 平成30年4月24日 第2644号 「 国不可無君の思想 」
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紀元190年に後漢王朝が事実上崩壊し、日本人にもお馴染みの三国史の時代を経て、280年までに西晋王朝が再び中国を統一するまでの90年間、中国全土はまさに破壊と殺戮の戦乱の時を過ごした。

その間、中国の総人口は当初の6000万人から1800万人程度に減少したといわれている。つまり90年間の戦乱で人口数が7割も減り、そのなかで殺戮や飢餓によって、夥しい数の命が奪われたのだ。〔 石平さん 〕


   ■きょうの言葉

   臆病者は自由という荒波の海よりも独裁支配による静けさを好む
   ( トーマス・ジェファーソン )
   Timid men prefer the calm of despotism to the tempestuous sea of liberty.
   ( Thomas Jefferson, American president, 1743-1826 )


●「国不可無君」の思想

『なぜ中国は民主化したくてもできないのか』https://tinyurl.com/yagph6h8
【 石平、 KADOKAWA、2018年03月24日、p92 】

一度の戦乱でこの有様であるからこうしたことが何度も繰り返されると、「歴史の教訓」としての以下の考え方が生まれてくるのは不思議なことではない。つまり皇帝政治と王朝が崩壊するたびに民衆がそれほどの苦しみを味わうならば、むしろ皇帝政治と王朝が崩壊せず永続したほうがよい、一度の戦乱で人民がそれほどの被害を受けるならば、むしろ皇帝と王朝のもとで永遠の安定を保ったほうがよい、という考え方だ。

もちろん、皇帝が暴政を行なうと人民は苦しめられることになるが、それに比べても、戦乱による苦しみのほうが大きいのではないか、と考えることもできる。そうなると、戦乱からの苦しみを避けるためには、皇帝と皇帝政治はむしろ、天下の安定を維持するための不可欠な装置になってくるのである。

中国の歴史上、知識層から一般の庶民にまで浸透している言葉の一つに「天不可無日、国不可無君」(天は太陽をなくしてはならず、国は君主をなくしてはならない)というものがあるが、それはまさに多くの戦乱を体験した恐怖から生まれた中国流の「歴史の知恵」なのである。

じつはここにこそ、中国の歴史上、最大の逆説がある。本来であればこれまで詳しく論述してきたように、中国伝統の皇帝政治は人民の反乱を招き、天下大乱を招く最大の理由だったが、皇帝政治によって天下大乱が招かれた結果、この天下大乱の悲惨さを知り尽くした中国人は逆に、天下の安定を維持して天下大乱をさけるための役割を皇帝政治に期待し、皇帝政治を天下安定と万民の生活安定の要として守ろうとしているのである。

ここに例の「聖君・仁政」の思想が加担してくると、「国不可無君」の思想がさらに補完される。戦乱より皇帝政治のもたらす安定のほうがよいのはもとより、この皇帝がさらに「聖君」として「仁政」を行なっていれば、天下万民にとってこれほどの幸せがどこにあるのか、との考えが成り立つのだ。

非常に重要なことは、中国の伝統においてはこうした考えをもつ人は、決して体制寄りの一部のエリート知識人だけではない、ということだ。一般的な中国人民も先祖代々語り継がれてきた「聖君・仁政」の物語と天下大乱の悲惨な歴史の両面から、「やはり皇帝様がいないと我らが困る」と考え、「国不可無君」の思想をほぼ本能的に受け入れてしまっているのである。

もちろんいくら期待しても「聖君」と「仁政」が出現しない場合、あるいは皇帝の暴政によって自分たちの最低限の生存権が奪われようとした場合、人民は反乱を起こして皇帝と王朝をつぶすことになる。しかしその際、まさに自らが起こした反乱によって、人民自身が戦乱から生じる大変な苦しみを味わうことになるから、新しい皇帝が立って新しい王朝が創建されると、人民は再び「国不可無君」の伝統思想に戻り、「聖君」と「仁政」の出現によって自分たちの生活が安定することを期待するのだ。

つまり天下大乱に対する恐怖と「聖君・仁政」に対する期待の両方が、長い歴史のなかで中国の伝統思想と民衆心理として定着していくと、いつの間にか皇帝と皇帝政治は、国と社会に安定をもたらすための要として、さらに人民に安心と幸せをもたらすための必要不可欠な装置として認識されるようになった。そして、中国人の社会通念として定着したこの「国不可無君」という「民衆の神話」においては、皇帝と皇帝政治は水や空気のような、なくてはならないものとなっているのである。


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