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□□■平河総合戦略研究所メルマガ■□□(2018年4月6日 第1661号 )
☆☆甦れ美しい日本☆☆
☆☆怒 り を も っ て 自 分 の 目 標 に 向 か っ て い る 人 間 は し つ こ く て 強 い。☆☆
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☆☆ 偽 善 と 欺 瞞 を 憎 む 私 た ち は 書 き た い か ら 書 く の で す。☆☆
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☆☆☆日 本 人 の、 日 本 人 に よ る、 日 本 人 の た め の 政 治 を 取 り 戻 せ!☆☆☆
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新刊発売ご案内
『キリスト教というカルト 信者になれない、これだけの理由 新書 ― 2018/4/3
奥山 篤信 (著), (発行)春吉書房
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3…/…/4802130945
宮崎正弘先生の書評をここに添付します。
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日本人はなぜ、一神教を信じなかったのか
キリスト教の暗部を一条の光りが照らしだした
(「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)4月5日(木曜日)参通巻第5662号 ♪
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奥山篤信「キリスト教というカルト」(春吉書房)
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副題が「信者になれない、これだけの理由」とあって、なぜこの宗教を信じられないかをひらたく語る。
信長がキリスト教の宣教師を保護し、布教を認めた背景を理解するには、当時の政治学的な状況を勘案しなければならない。信長の行く手を阻んだのは比叡であり、雑賀であり、しかも寺社勢力は武装していた。
信長自身は法華経を信じていた。比叡の軍事力を殲滅するには新興宗教の力が必要だったうえ、かれらがもたらした火縄銃という、新兵器の魅力も大きかった。
秀吉が前期にキリスト教に寛大だったのは、信長の後継として、外国からもたらされる文明の利器と、マニラを経由して入ってくる国際情勢のニュースだった。しかし宣教師らを通じて得た情報とはキリスト教の布教の裏で、日本の美女を拉致し、売春婦として西欧に運んでいることであり、また同時に一神教の凶悪な侵略性だった。切支丹伴天連の大名だった高山右近は、領内の寺社仏閣を破壊する凶暴性を示し、やがてキリスト教徒が日本を侵略する牙を研いでいることをしって追放に踏み切った。
家康はもともとが浄土宗の信者。一向一揆の反乱に手を焼いて、大樹寺に助けられて以来、浄土真宗をいかに政治に取り入れるかに腐心し、同時に家康はスペイン、ポルトガルとは異なった一派が勢力を拡げている事情をウィリアム・アダムスから知る。キリスト教の布教を認めず、しかし貿易のために英国には平戸を解放し、オランダ人も通商だけに専念するとする理由で長崎出島の活用を許した。布教は御法度だったが、天草では反徳川の不満分子が反乱を起こしたため、これをようやくにして鎮圧し、以後は「鎖国」として、キリストを封じ込めたのである。
明治政府は、文明開化を鮮明にしてキリスト教の布教も許さざるを得なくなったが、同時に防波堤が必要であり、国内のナショナリズムを高めるために日本古来の神道の復活を奨励し、薩摩や水戸では過激な廃仏毀釈がおきた。
かようにして宗教とは政治とが一体となれば、イランのような狂信的イスラム国家を産むように、政治と宗教は切り離すことが近代の政治のテーマとなった。
本書は、キリスト教を研究するために還暦をすぎてから上智大学神学部に学び、それでも飽きたらずにパリのカソリック学院に留学し、キリスト教の原理を見極めようとした著者が、探求のはてに得た結論とは、この宗教のもつ偽善と欺瞞、その残酷さという暗黒面だった。
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目次
◎佐藤守 「大東亜戦争の真実を求めて 650」
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◎佐藤守 「大東亜戦争の真実を求めて 650」------------------------------------------------------------------------
≪(承前)いくら帝国主義時代でも、どちらの当事者からもはっきり断られている状態であえて干渉することは難しいからである。徳川幕府崩壊の際に、英仏露の介入を退けた西郷隆盛、勝海舟のような見識を李鴻章がもてなかったのが惜しまれる。
おそらくは清国にとって上策は、一切の干渉を排除して、日清だけで決着をつける覚悟を初めから固めて、日本に対抗する軍事力をきちんと整備しておくことであったろう。しかし、油断して対日戦の準備が問に合わなかったということならば、文廷式の意見に従って、英国と同盟し、独、日も巻き込んでロシアに当たるという形を作るのが最善だったであろう。
列国の干渉を頼むのは下策、とくにロシアを引き込むのは下の下策であったはずだが、李鴻章はなぜか、この点に対する配慮をまったく欠いていた≫
大国が亡国の兆しを表すとき、要するに衰退する時には、時の指導者も誤判断を繰り返すものだ。
国内情勢が不安定な時は、誰しも心ここに在らざる状態にあるからだと言うべきなのだろう。ましてやそんな状態下で、国際情勢判断などでまっとうな判断が下される筈はない。指導者を支える廷臣たちも気もそぞろなのだから。
その後「中華民国」が成立したが、これまた混乱の極みであり、蒋介石は当初、強力な武器の調達に血道を上げ、国内統治も進まなかった。その後毛沢東が共産主義国家を成立させたが、それからまだ70年弱、この国の指導者たちの精神が大きく成長しているとは思えない。
それに比べて当時のわが国は、建国間もない“新興国家”であったが、良き指導者たちが育っていた。岡崎氏はここで「二十一、国内世論への対処――世論の重要性を認めた、日本最初の政治家」の項目に入るのだが、この当時既にわが国の指導者、とりわけ陸奥は「世論の重要性」に気が付いていたのである。これは特筆すべきことだったと思う。
≪ひるがえって、わが国内世論の動向はどうだったのだろうか。
【口語訳=ひるがえって、日本国内の状況はどうかといえば、平壌や黄海海戦以前は、心の中では最終的に勝敗はどうなるのか心配していた国民が、今や勝利を疑わず、あとは旭日旗がいつ北京の城門を入るのかどいうことだけである。こうして一般国民の気持ちは驕り高ぶっていて、いたるところであたかも勝利の凱歌で乱舞しているような状況であり、今後の期待は膨らむ一方で、まるでクリミヤ戦争時に英国人が名付けたジンゴイズムの団体のように、ただつき進めという声以外は耳に入らない。
もし妥当中庸の説を唱える人があれば、未練がましい卑怯者、全く愛国心のな
い輩だと見られて社会的に相手にされないので、ただ黙っているほかはない。
……日本国民がこれほどまでに熱が上がったのは、古来独特の愛国心によるのだろう。政府はこれを鼓舞して、少しも排斥する必要はない。ただ、愛国心の使い方をよく考えないと、国家の大計と相反することもある】
陸奥は、世論というものの重要性を認識していた日本で最初の政治家だったのではないだろうか。このように、世論に迎合して利用する場合も、その歩止まりを知っていた。国家の大事に際して、もし必要とあれば、一転して、世論に反してでも断固として方向転換をする覚悟を常に失わない合理主義的戦略家であった≫
ひるがえって現在の我が政治家らが力説し、判断の基準にしている感がある“世論”は、どことなく違和感を覚える“世論”にしか思われない。
それは自分らに都合がよい部分だけを収集してつなぎ合わせ、敵対する側への誹謗中傷の材料として利用しているだけだからではないのか?
つまり、視野が狭い上に都合の良い結論につなぎ合わせるだけのものだから、とても“世論”等と言えたものではないからだろう。
そしてそれを助長しているのが、言論の自由を標榜する一部のメディアの存在であり、彼らは同じイデオロギーを共有する政党の“機関紙化”しているからである。
岡崎氏は陸奥を「国家の大事に際して、もし必要とあれば、一転して、世論に反してでも断固として方向転換をする覚悟を常に失わない合理主義的戦略家であった」と分析しているが、残念ながら、この様な“大物政治家”が今後我が政界に出現することは“決して”ないであろう。
続いて岡崎氏は「二十二 戦争調停国決まる――アメリカへの絶対的信頼」の項の分析に入る。
≪まず、日清間の戦争を調停すべく真っ先に干渉してきたのは英国だった。開戦直後の八月中旬に新任公使が着任するや、「英国は和平の調停案を出すであろう」と予告している。実際、英国の調停案は、平壌と黄海海戦に日本が勝った直後の十月八日に早くももたらされた。
その内容は、「列強で朝鮮の独立を保障すること、清国は賠償金を払うこと」
の二点だった。英国は、同案を日本に提示するとともに列国の意向も打診したが、いかんせん、時期が早すぎた。戦争はまだまだ拡大しつつあり、どういう決着になるか予断を許さない。そんな時に話を始めても、誰も乗るはずがない。
陸奥は、伊藤と相談したうえで、同月二十三日に、以下の文面で英国に返答している。
「(口語訳部分)日本政府は、英国政府が日清戦争を休止するための提案をしてくださったご厚意に十分感謝しています。今日に至るまで、戦争の勝利は常に日本軍が収めています。しかし今も、事態は変化していて、いまだ休戦交渉をするだけの十分な結果を出すに至っていないと考えます。よって、日本が戦争を休止する条件について、公に発表することは後日にせざるを得ないと思います」≫ (元空将)
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