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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)4月6日(金曜日)弐
通巻第5664号
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(休刊のお知らせ)●明日7日(土曜)、8日(日曜)は小誌休刊です
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弱者の開き直りほど、悪質な債務者はいない
パキスタン、追加融資か救済がなければIMF管理になると中国に泣きつく
****************************************
パキスタンに巨額を投資して高速道路、鉄道、石油とガスのパイプライン、光ファイバー網と四つの工事を実施しつつ、グアダル港の開発、輸出加工区、コンテナヤード建設を中国は一帯一路の一環として位置づけ、「CPEC」(中国パキスタン経済回廊)プロジェクトに合計570億ドルを投資、このうち半分以上は融資である。
中国に次いで、大型融資を実施したのはサウジアラビアだ。なにしろパキスタンの核兵器開発費用も、世界最大級のモスクをイスラムバードに建てた費用も胴元はサウジアラビアである。
無謀にもパキスタンは2013年から2017年の3年間だけで、400億ドルを借り入れた。このうちの60億ドルの償還が3月末に迫ったが、外貨準備が底をついているパキスタン政府に支払う余裕などない。
いや、借金というのは「借りた方が勝ち」という「弱者の開き直り」の強さがある。悪質な債務者ほど始末に負えない。
「リスケに応じてくれるか、支払いのための追加融資で救済してくれるか、さもなければIMF管理下に入る」とイスラマバードは、舞台裏で中国とサウジアラビアに迫ったかも知れない。
弱者逆転の脅かしである。デフォルト宣言はテクニカルな方法で、南米諸国は、そうやってIMF管理に入り、緊縮財政、通貨暴落に耐えて経済を輸出増大で切り抜けた。韓国もその手を使って、生き延びた。
しかしベネズエラはIMF管理を嫌がっているため、猛烈インフレ、スーパーから品物がなくなり、ブラジルへ、コロンビアへ経済難民が殺到して、事実上のデフォルト。最大の債権者は420億ドルを貸与しているとされる中国だ。
中国はパキスタン救済のため、一部の輸出入代金を現地通貨決済でおこなうという救済措置をとった。しかしながら建材から建機まで中国製であり、その代金をパキスタン・ルピーで貰っても、中国側はバーターとしてパキスタンから買うモノも製品も、ほとんどないのだ。
ましてパキスタン中央銀行の債務は80億ドル、償還できなければIMF管理へ移行する。それは中国主導の「CPECプロジェクト」が挫折することを意味する。
IMFは、利子支払いを優先させ、財政を管理し、指導し、贅肉のプロジェクトは中断、中止を勧告することは目に見えており、中国としてはなんとしてもIMF管理下入りを避けるしか、プロジェクト続行の選択はない。
はやくも中国は深刻な立場に追い込まれたのだ。
○◎▽み□△◎や◇◎□ざ▽◎○き○□□
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(休刊のお知らせ)7日(土曜)、8日(日曜)は小誌休刊の予定です。●
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)西部先生の自殺を幇助した人がいたことが分かり、二人が逮捕されたというニュースに驚いています。森鴎外の『高瀬舟』でしたか、自殺幇助が罪になるという、釈然としないのが法治国家のありよう。この点、如何でしょう?
(HI生、茨城)
(宮崎正弘のコメント)森鴎外の『高瀬舟』は弟の死を楽にしてあげようと助けた男が「罪人」として扱われても、憂いそうな顔をしていたという話で、主題は安楽死を追った、記念碑的作品です。
西部先生の場合は、異色な自裁ですので、寺尾総・原田美枝子が演じた『半落ち』(横山秀夫原作)を連想しました。
◎◎◎◎◎ △△△△△ □□□□□ ◇◇◇◇◇
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▼宮崎正弘の新刊 http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
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<宮崎正弘の書き下ろし単行本>
+++++++++++++++
『米国衰退、中国膨張。かくも長き日本の不在』(海竜社、1296円)
『AIが文明を衰滅させる ~ガラパゴスで考えた人工知能の未来』(文藝社、1404円)
『習近平の独裁強化で、世界から徹底的に排除され始めた中国』(徳間書店、1080円)
『連鎖地獄―日本を買い占め、世界と衝突し、自滅する中国!』(ビジネス社、1188円)
『西郷隆盛 ――日本人はなぜこの英雄が好きなのか』(海竜社、1620円)
『金正恩の核ミサイル 暴発する北朝鮮に日本は必ず巻き込まれる』(育鵬社、1512円)
『米国混迷の隙に覇権を狙う中国は必ず滅ぼされる』(徳間書店。1080円)
『日本が全体主義に陥る日 旧ソ連圏30ヵ国の真実』(ビジネス社、1728円)
『吉田松陰が復活する』(並木書房、1620円)
♪♪
<宮崎正弘の対談・鼎談シリーズ>
++++++++++++++++
宮崎正弘 v 福島香織『世界の中国化をくい止めろ』(ビジネス社、1404円)
宮崎正弘 v 河添恵子『中国、中国人の品性』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 渡邊惣樹『激動の日本近現代史 1852-1941』(ビジネス社)
宮崎正弘 v 藤井厳喜『韓国は日米に見捨てられ、北朝鮮と中国はジリ貧』(海竜社)
宮崎正弘 v 福島香織『暴走する中国が世界を終わらせる』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 高山正之『日本に外交はなかった』(自由社、1080円)
宮崎正弘 v 馬渕睦夫『世界戦争をしかける市場の正体』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 宮脇淳子『中国壊死』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円)
宮崎正弘 v 室谷克実『赤化統一で消滅する韓国、連鎖制裁で瓦解する中国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 室谷克実『悪あがきを繰り返し突然死の危機に陥る中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 室谷克実『日本に惨敗しついに終わる中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店、以上4つは1080円)
宮崎正弘 v 石平『いよいよ、トランプが習近平を退治する!』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 石平『私たちの予測した通りいよいよ自壊する中国』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 渡邉哲也『世界大地殻変動でどうなる日本経済』(ビジネス社、1404円)
宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 西部邁『日米安保五十年』(海竜社。絶版。六月に改題して文庫化)
宮崎正弘 v 石平、福島香織『日本は再びアジアの盟主となる』(宝島社、1296円)
宮崎正弘 v 石平、福島香織『中国バブル崩壊の全内幕』(宝島社、1296円)
宮崎正弘 v 田村秀男、渡邊哲也『中国経済はどこまで死んだか』(産経新聞出版)
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中国に次いで、大型融資を実施したのはサウジアラビアだ。なにしろパキスタンの核兵器開発費用も、世界最大級のモスクをイスラムバードに建てた費用も胴元はサウジアラビアである。
無謀にもパキスタンは2013年から2017年の3年間だけで、400億ドルを借り入れた。このうちの60億ドルの償還が3月末に迫ったが、外貨準備が底をついているパキスタン政府に支払う余裕などない。
いや、借金というのは「借りた方が勝ち」という「弱者の開き直り」の強さがある。悪質な債務者ほど始末に負えない。
「リスケに応じてくれるか、支払いのための追加融資で救済してくれるか、さもなければIMF管理下に入る」とイスラマバードは、舞台裏で中国とサウジアラビアに迫ったかも知れない。
弱者逆転の脅かしである。デフォルト宣言はテクニカルな方法で、南米諸国は、そうやってIMF管理に入り、緊縮財政、通貨暴落に耐えて経済を輸出増大で切り抜けた。韓国もその手を使って、生き延びた。
しかしベネズエラはIMF管理を嫌がっているため、猛烈インフレ、スーパーから品物がなくなり、ブラジルへ、コロンビアへ経済難民が殺到して、事実上のデフォルト。最大の債権者は420億ドルを貸与しているとされる中国だ。
中国はパキスタン救済のため、一部の輸出入代金を現地通貨決済でおこなうという救済措置をとった。しかしながら建材から建機まで中国製であり、その代金をパキスタン・ルピーで貰っても、中国側はバーターとしてパキスタンから買うモノも製品も、ほとんどないのだ。
ましてパキスタン中央銀行の債務は80億ドル、償還できなければIMF管理へ移行する。それは中国主導の「CPECプロジェクト」が挫折することを意味する。
IMFは、利子支払いを優先させ、財政を管理し、指導し、贅肉のプロジェクトは中断、中止を勧告することは目に見えており、中国としてはなんとしてもIMF管理下入りを避けるしか、プロジェクト続行の選択はない。
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(HI生、茨城)
(宮崎正弘のコメント)森鴎外の『高瀬舟』は弟の死を楽にしてあげようと助けた男が「罪人」として扱われても、憂いそうな顔をしていたという話で、主題は安楽死を追った、記念碑的作品です。
西部先生の場合は、異色な自裁ですので、寺尾総・原田美枝子が演じた『半落ち』(横山秀夫原作)を連想しました。
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宮崎正弘 v 石平、福島香織『日本は再びアジアの盟主となる』(宝島社、1296円)
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