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【RPE】★なぜあなたは「リアリスト」になる必要があるのか???

RPE Journal==============================================



       ロシア政治経済ジャーナル No.1708


               2018/2/23


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世界一善良な日本人も、リアリストになる必要があるのでしょうか????


詳細は、【本文】で!↓








(●本文へ↓)
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★なぜあなたは「リアリスト」になる必要があるのか???


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


私は、国家にとってとても大事なことは、「国民が善良であること」だと思います。

なぜ?

どんなにきれいな観光地があっても、どんなにインフラが近代的でも、「人が不親切」だったり「不誠実」だったら、すべてぶち壊しだからです。


私は、ある、自然がとてもきれいで、世界的に有名な古代遺跡だらけの国に行きました。

そこにいったら、観光ガイドも、レストランのウェイターも、清掃スタッフも、熱心に外国人女性をナンパしていた。

そして、男性客には、「何しに来やがった、男に用はない!」という感じで冷たい。

ちなみに、女性スタッフは、一人もいませんでした。

私は、かなりあきれました。

しばらくして、その国で革命が起こった。

ニュースを聞いて、「そりゃあそうだろう」と驚きませんでした。

これは、「人が国家の品格を貶めている」例です。


一方、フィンランドは、すばらしいです。

2000年代、私は毎年一回の割合でフィンランドに行っていました。

何かわからないことがあり、その辺を歩いている人に聞くと、例外なくとても親切に対応してくれた。

私は、「日本は最高だ」と思っていますが、「日本の次にすばらしい国は?」と聞かれたら、「フィンランドだと思います」と答えるでしょう。

フィンランドは小さな国で、首都ヘルシンキでも、夕方8時になると、ほとんどの店は閉まってしまいます。

事情を知らない外国人には最初不便かもしれません。

しかし、人の善良さが、すべてのネガティブ面をおぎなっています。


というわけで、「国民が善良であること」は大事。

ですが、今回は、「リーダーは、リアリストになることが大事」という話です。

つまり、皆さんのようなリーダーは、善良なだけではダメなのですね。

なぜ?



▼善良なリーダーと軍人リーダー



もう14年~15年ぐらい前になるでしょうか?

私は当時、投資コンサル会社もやっていました。

日本の自動車大手の「倉庫立ち上げ」をサポートしたことがあります。

「倉庫」と聞くとどんな絵が浮かびますか?

「自動車部品」の倉庫ですから、巨大です。


サポートしはじめたとき、倉庫長は、英語がペラペラ。

痩せていて、笑顔を絶やさない、いかにも日本人好みの男性でした。

ところかが彼の下で、業務は停滞していました。

従業員のほとんどが遅刻する。

1時間に20分ぐらいは、「たばこ休憩」している。

日本人の上司は、スマートな感じの倉庫長が好きでした。

しかし、「これではどうにもならん」ということで、「新たな倉庫長」を見つけてきたのです。

新しい人は、体がとても大きく、眼光がするどい、英語が話せない、「元軍人さん」でした。

そして、彼は「軍隊式」の改革を実行。

まず、「月に3回遅刻したら首」と決めた。

それで、短期間で約半数の従業員が辞めたり、首になった。

しかし、生き残った人たちは、遅刻をしなくなりました。

(これ、ロシアでは、奇跡的なことです。)


さらに、たばこ休憩の時間を、「午前中1回」「午後1回」と時間を決め、「好きな時にたばこを吸う」という悪習を撲滅した。


規律ができたら、後は日本人「改善マン」の出番です。

善人、前任倉庫長の時は、改善マンが何をいっても、無意味でした。

「言うことを聞かない」のですから。

しかし、軍人倉庫長が来て、すべてが好転したのです。


リアリズムの反対は、「リベラル」「理想主義」「きれいごと」「性善説」だったりするでしょう。

倉庫のカオス、日本のコンサルだったら、もっと「きれいごと」的な解決策をオファーするでしょう。

しかし、それでうまくいくとは思えません。

なぜそう思うかというと、私は現場にいたからです。



▼やさしすぎて会社をつぶした女性社長



私のある知人は、「自動車部品」を売る会社を経営していました。

しかし、大変悲しいことに、屋根から落ちて亡くなってしまった。

屋根の修繕を、自分でしていたのですね。

会社は、どうなったのでしょうか?

残された奥さんの所有になったのです。

奥さん、子供が生まれる前の仕事は、お医者さんでした。

敬虔なロシア正教徒で、いってみればマザーテレサのような人です。

しかし善良な彼女の下で、会社の経営は、悪化しつづけていきました。

そして、理由がわからない。

会計が合わないのです。

亡くなった夫の親友だったナンバー2は、奥さん新社長に進言します。

「従業員の使っているパソコン画面を、あなたが社長室で見れるようにしましょう」


しかし、善良な彼女は、頑なに抵抗しました。


「従業員を疑うようなことは私にはできない!」というのです。


月日は流れ、業績はますます悪化。

そして、ついに彼女も、「従業員のパソコン画面をこっそりみることができるシステム」導入に賛成しました。

すると、理由がすぐわかりました。

ある従業員が、ネットで、会社の部品を勝手に売っていたのです。

要するに、倉庫から盗んで、それをネットで売り、全部自分の懐に入れていた。

どう考えても、逮捕しなければならないでしょう?

しかし、善良な彼女は、彼を穏やかに首にしました。

横流しの彼は、なんと「逆切れして激怒した」といいます。


この会社は、どうなったのでしょうか?

もちろん倒産しました。

このケースは、「リーダーは善良なだけではどうにもならない」という一つの例ですね。



▼「善良さ」だけでは、よきリーダーになれない



安倍総理は、「ハウス・オブ・カード」というアメリカのドラマを見て、リアリズムの勉強をされているそうです。

それで、長期安定政権を実現されています。

しかし、安倍総理が、「メチャクチャ善良」なのか、私にはわかりません。


「善良」といえば、おそらく「いい人」といわれた村山総理がナンバーワンだと思います。

小渕さんも善良そうでした。

しかし、業績という面では、お二人共安倍総理には、はるかおよびません。

何がいいたいか?


ある人がリーダーになりたければ、「善良さ」だけでは「足りない」ということ。

何が必要なのか?



「リアリズム」です。


ある面、「性悪説」にもとづき、「勢力均衡」を保ちながら、結局、自分、自分の会社、自分の国に有利な状況へもっていく。


これ、「国際関係とか政治の話でしょ?」と思いがち。

しかし、上の例でもわかりますが、現実の生活でも起こっていることです。


「リアリストになる必要があることはわかりました。

でもどうすればリア…

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