NEC_1881.jpg

NEC_1882.jpg

--------
↓全文読めない等の場合はバックナンバーでご覧下さい↓
http://melma.com/backnumber_45206/
--------

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018)2月17日(土曜日)
         通巻第5618号
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(休刊のお知らせ)小誌、明日2月18日~26日が休刊となります
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 「ご都合主義的な、あまりにご都合主義的な」
   中国のミャンマー政策はカメレオン的ご都合主義だが。。。。
****************************************

 ミャンマーからバングラデシュへ逃れたロヒンギャ難民は「68万余」(アジアタイムズ、2月14日)にも達した。
国際社会はスーチー政権を痛烈に批判し、その非人道的な処遇に怒りをぶつけているが、もともとは英国の植民地における民族隔離政策が原因である。だから英国のメディアが一番激烈にスーチーを攻撃し、ロンドン議会は名誉称号を剥奪した。

この歴史のアイロニーを鋭角的に衝いてロヒンギャ問題を英国の責任とするのが、じつは中国なのである。

 既に報じられたように、ミャンマーの孤立という絶好の機会を捉えて、外交に活用するのが、中国の遣り方。隙間をぬってヤンゴン(ミャンマーの首都)に突如として笑顔で近付いたのが中国だった。
王毅外相は急遽、ヤンゴンを訪問し、高らかにミャンマー支援を約束した。中国のメディアは「ロヒンギャはテロリスト」と国際社会とはまったく異なる分析をして見せた。

 実際のところ、中国にとってロヒンギャ問題は、直接的影響が稀薄である。
かれらの居住区(ラカイン州)に拠点があるガスと原油のパイプラインの安全こそ気になっているが、中国がもっとも懸念しているのは、むしろカチン族、シャン族、ワ族、カレン族の武装勢力との武力衝突である。とくにカチン族とシャン族は中国との国境に盤踞する。

 いま一つはロヒンギャがイスラム教徒であり、かれらの一部が流れ込んだと推測される新彊ウィグル自治区のイスラム過激派との連携を警戒している。

 ミャンマーの孤立を救うかにみえる中国は、前ティンセイン政権がキャンセルしたイラワジ河の水力ダムの復活を狙っているが、これは住民の反対運動が継続しており、円滑には進まないだろう。

 パイプラインをすでに完成している中国としては、次にミャンマー港湾の大活用を狙うのが「カヤウクファユ経済特別区」の開発である。この自然の港湾は深海であり、現在、大規模なコンテナ基地を増設中である。

 このプロジェクトはCITIC(中国国際投資信託公司)が主導権を握り、ミャンマー政府との合弁事業として、中国港湾エンジニアリング公司、雲南建設集団など中国系企業三社と、タイのCPグループが参画して国際的なコングロマリットを形成し、コンテナヤードの拡大と付近の工業団地、輸出特別区など宏大な施設をつくるという蒼写真のもと、工事が進捗している。

この経済特区の建設現場は、ラカイン州の南部に位置し、ロヒンギャとの衝突現場からはやや遠隔地になる。

 まさに中国は「人権」を逆手に、ミャンマーを外交的に活用して得点を上げる。「ご都合主義的な、あまりにご都合主義的な」カメレオン外交には要注意だろう。
     ◎▽□み◇◎◎や◎▽◇ざ◎□◇き□◇◎
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(休刊のお知らせ)小誌、海外取材のため2月18日~26日が休刊となります
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
   ♪
(読者の声1)三島由紀夫研究会の二月「公開講座」のゲストは西村繁樹退役一等陸佐です。氏は防大を出て青年自衛官に任官した当時、三島由紀夫先生と出逢い、その自決の直前まで短くも濃密な交流を持った経験、秘話を語って頂きます。

とき   2月28日(水)18時半より(18時開場)
ところ  市ヶ谷「アルカディア市ヶ谷」
講師   西村繁樹(軍事評論家、元防大教授、退役一等陸佐)
演題   「三島由紀夫と最後に会った自衛官(おとこ)」
<講師略歴>昭和22年生、大阪府出身。44年防大卒(13期)、陸自入隊(職種は野戦特科=砲兵)。特科連隊、陸幕防衛部防衛課勤務、陸自幹部学校戦略教官等を経て防大教授を歴任。平成24年定年退官。現在偕行社参与。我が国における軍事戦略論の権威として多くの著作や論文を発表。主な著書:「SDI戦略防衛構想―『スターウォーズ』とは何か」(教育新書)。「防衛戦略とは何か」(PHP新書)その他がある。
     (三島由紀夫研究会)



  ♪
(読者の声2)今晩です。宮崎正弘さんの独演講演会のお知らせです。
新著『AIが文明を衰滅させる  ~ガラパゴスで考えた人工知能の未来』(文藝社)をめぐって、宮崎正弘さんの独演会です。
▼スマホをあやつるのは猿か、ゴジラか。AIの近未来は明るいのか、暗いのか?
 ▲AIが人間を超える日はあり得ないのではないか
 ▼サイバー攻撃でSNSが破壊され、ロボット戦争が世界秩序を変える可能性
 ▼文明の進化に背を向けたガラパゴスの古代生物のたくましさに教訓がある
  https://www.amazon.co.jp/dp/4286193462/
       **
『AIが文明を衰滅させる』をめぐって宮崎正弘先生の独演会があります。どなたでも予約なしで御参加いただけます
               記
とき     2月17日(土曜) 1830(開場1815)
ところ    文京シビックセンター26階『スカイホール』
http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html
講師     宮崎正弘
演題     「AIが日本文明を滅ぼす?」
参加費    おひとり 1000円(学生無料)



   ♪
(読者の声3)自裁あれた評論家の西部邁先生追悼講演会を下記の要領で開催します。
1月21日に逝去された西部邁先生(評論家、元東大教授、憂国忌発起人。享年78)を偲ぶ講演会です。
           記
とき   3月8日(木)午後6時半開会(午後6時開場)
ところ  アルカディア市ヶ谷(私学会館)
講師   富岡幸一郎先生(関東学院大学教授、鎌倉文学館館長、憂国忌発起人)
演題   「追悼 西部邁先生」
追悼スライド、遺影に献花を予定しております
会費   一般2千円、会員・学生1千円
主催及び連絡先 三島由紀夫研究会
TEL 090-1611-9839 FAX 03-5419-7670
Eメール yukokuki@mishima.xii.jp
          □▽□▽ ◇□▽○ ○○○□
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
宮崎正弘の新刊予告   宮崎正弘の新刊予告
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  ♪
宮崎正弘『米国衰退、中国膨張。かくも長き日本の不在』(海竜社)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
 書き下ろし! 2月26日発売(268ページ)
 ―――日本は世界史のプレイヤーとしての位置を復活させるのか? それとも半恒久的に米国の附録なのか?
 (定価1296円。予約受付中↓)
https://www.amazon.co.jp/dp/4759315888/

          □▽□▽ ◇□▽○ ○○○□
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
宮崎正弘の最新刊 http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  ♪
絶賛発売中!
 宮崎正弘 vs 福島香織『世界の中国化をくい止めろ』(ビジネス社)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
  ★チャイナウォチャーのなかで、もっとも注目を集める福島女史との対談第二弾!
多くの本や情報がでているにもかかわらず世界は中国を知らない。世界の企業は14億の市場を当てにして中国に進出しているが、実質は「2億の市場」にすぎず、絶対に増えることはないことを知っているだろうか。
 ★欧米は中国が豊かになれば民主化すると幻想をいだいていたが、中国の国家体制は強奪型の「共産党資本主義」であるため民主化は不可能。
★「中国化」。激動の世界情勢が動き出した2018年を読み解く! (1404円)
https://www.amazon.co.jp/dp/4828420096/


  ♪♪
<宮崎正弘の書き下ろし単行本>
+++++++++++++++
『AIが文明を衰滅させる  ~ガラパゴスで考えた人工知能の未来』(文藝社、1404円)
『習近平の独裁強化で、世界から徹底的に排除され始めた中国』(徳間書店、1080円)
『連鎖地獄―日本を買い占め、世界と衝突し、自滅する中国!』(ビジネス社、1188円)
『西郷隆盛 ――日本人はなぜこの英雄が好きなのか』(海竜社、1620円) 
『金正恩の核ミサイル 暴発する北朝鮮に日本は必ず巻き込まれる』(育鵬社、1512円)
『米国混迷の隙に覇権を狙う中国は必ず滅ぼされる』(徳間書店。1080円)
『日本が全体主義に陥る日  旧ソ連圏30ヵ国の真実』(ビジネス社、1728円)
『吉田松陰が復活する』(並木書房、1620円)

♪♪
<宮崎正弘の対談・鼎談シリーズ>
++++++++++++++++
宮崎正弘 v 河添恵子『中国、中国人の品性』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 渡邊惣樹『激動の日本近現代史 1852-1941』(ビジネス社)
宮崎正弘 v 藤井厳喜『韓国は日米に見捨てられ、北朝鮮と中国はジリ貧』(海竜社)
宮崎正弘 v 福島香織『暴走する中国が世界を終わらせる』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 高山正之『日本に外交はなかった』(自由社、1080円)
宮崎正弘 v 馬渕睦夫『世界戦争をしかける市場の正体』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 宮脇淳子『中国壊死』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円)
宮崎正弘 v 室谷克実『赤化統一で消滅する韓国、連鎖制裁で瓦解する中国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 室谷克実『悪あがきを繰り返し突然死の危機に陥る中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 室谷克実『日本に惨敗しついに終わる中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店、以上4つは1080円)
宮崎正弘 v 石平 『いよいよ、トランプが習近平を退治する!』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 石平『私たちの予測した通りいよいよ自壊する中国』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 渡邉哲也『世界大地殻変動でどうなる日本経済』(ビジネス社、1404円)
宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 西部遭『日米安保五十年』(海竜社。絶版)
  ♪♪
宮崎正弘 v 石平、福島香織『日本は再びアジアの盟主となる』(宝島社、1296円)
宮崎正弘 v 石平、福島香織『中国バブル崩壊の全
内幕』(宝島社、1296円)
宮崎正弘 v 田村秀男、渡邊哲也『中国経済はどこまで死んだか』(産経新聞出版)
       ◎◎▽□◇◎◎ ◎◎▽□◇◎◎//