学校の教科書とはいえ、決して万能ではありません。
時には見落とさてしまった大事な史実もあると元高校教師の占部賢志さんが言います。
読めば歴史がもっと好きになる、占部さんの人気連載から一部抜粋でお届けします。

致知出版社の人間力メルマガ 2018.2.11
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占部 賢志(中村学園大学教授)

※『致知』2018年3月号【最新号】
※連載「日本の教育を取り戻す」P126
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【占部】
もう一つ、私の授業では、もっともらしいことや思い込みを疑ってみること、さらには教科書が見落とした大事な史実をよみがえらせることを積極的に試みてきました。

【教師A】
例えばどんなことがありますか。二つ三つ例を挙げていただけませんか。

【占部】
じゃあ、日本史上重要なキーワード「大和魂」を取り上げてみましょう。

【教師B】
日本人らしい勇壮な精神を意味する言葉でしょ。

【占部】
では、いつ頃生まれた言葉か知っていますか。

【教師C】
戦国時代あたりじゃありませんか。

【教師B】
いや、意外に昭和の戦時中じゃないですかね。

【占部】
生徒や学生も似たように答えますよ。
すべて間違い(笑)。平安時代が正解です。
創り出した人物もわかっています。男じゃなくて女です。

【教師C】
えっ、女性なんですか。

【占部】
みなさんご存じの紫式部です。
彼女が源氏物語の「乙女の巻」で初めて使うのです。

【教師B】
どんな場面なんですか。

【占部】
光源氏の息子の夕霧が元服を迎えるのです。
そこで、光源氏は夕霧を大学に行かせることにします。
これに猛反対をするのが、光源氏の亡くなった妻の母親にあたる大宮です。

それは反対して当然なんです。当時の大学は官吏の養成機関でして、中下級貴族の子弟が出世を目指して行くのです。
ところが極めて高い地位にいる光源氏の子であれば、そんな機関に行かなくても高位高官の地位は約束されているわけです。
だから大宮は、かわいい孫を大学に行かせて遠回りさせるとは何事かと光源氏に文句を言うわけです。

【教師C】
そんなくだりがあるんですか。で、どうなるんです。

※どうなんるでしょうか?
 気になる続きは本誌でお楽しみください。

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