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幸せと平和を願う心が臨界質量を超える時、世界は良い方向に動きだす。
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           『 心 超 臨 界 』
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  加計疑惑!安倍晋三: 小野寺五典(自民)7/24衆院・午前

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◆ 平成30年1月29日 第2606号 「 大いなる暗闘 」
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今年(2016年)の米大統領選を見ると、1940年のそれが思い出される。当時は民主党のフランクリン・ルーズベルト大統領が2期務めた後、今年も民主党のオバマ大統領が2期務めた後だ。野党共和党の候補となったウェンデル・ウィルキーも今回の最有力候補トランプも、共に政治経験の一切ない実業家だ。〔 藤原正彦さん 〕


  ■きょうの言葉

   目に見えるものはすべて
   目に見えないものによって投じられた影である
   ( マーティン・ルーサー・キング・ジュニア )
   Everything that we see is a shadow cast by that which we do not see.
   ( Martin Luther King, Jr. )


●大いなる暗闘

『管見妄語 知れば知るほど』https://tinyurl.com/y8lvs4et
【 藤原正彦、 新潮社 (2017/2/17)、p103 】

1940年とは、前年9月にヒットラーのポーランド侵攻で始まった戦争が、欧州各国を巻きこみ英国すら危うくなっていた頃である。第一次大戦での犠牲にこりた米国民はその8割が戦争に巻きこまれるのを嫌っていた。共和党指名候補も、ウィルキー以外はすべて戦争介入に反対だった。

当初、支持率3%にすぎなかった泡沫候補ウィルキーは、オランダ、ベルギー、そしてフランスまでがドイツに降伏したことで、共和党大会直前に29%まで伸ばした。最有力候補デューイの47%にはまだ遠く及ばなかった。ところが大会では予想に反しウィルキーが指名された。ウィルキーには強い後ろ盾がいた。週刊誌『タイム』、経済誌『フォーチュン』、写真誌『ライフ』などを創設したヘンリー・ルースだ。

ルースは19世紀末に中国青島でキリスト教宣教師の家に生まれた。20世紀初頭にかけて数千人の米人宣教師が中国に渡ったが、これら宣教師は第2次大戦終了まで最大のチャイナロビーとして活動した。円滑な布教にはまず中国に気に入られることとばかり、親中反日につながる歪曲した報道を本国に送り続けた。ルースも父親の姿勢を継ぎ、蒋介石や夫人の宋美齢を何度も『タイム』誌の表紙にのせるなど持ち上げ、各誌で反日を展開し、「惨めな中国、残忍な日本」のイメージを米国民に植えつけた。

中国と英国を助けたいルースは、隠れ社会主義者のルーズベルトが、3選を果たしソ連を救うために参戦しようとしていることを知っていた。そこで介入支持の論客実業家ウィルキーに目をつけた。彼が共和党候補になれば、どちらが大統領になっても安心だし、少なくとも戦争介入が本選での争点から外される。『タイム』誌や『フォーチュン』誌でウィルキー特集を組み賞賛し、知名度を上げることに尽力した。

ルーズベルトも、ルースと同じ理由で相手としてウィルキーを望んでいたに違いない。策略家ルーズベルトは何と共和党大会の4日前に、陸海軍の長官に共和党の大物2名を指名し閣内に取りこんだ。ウィルキー以外の候補が唱える介入反対の主張を減殺したのだ。

共和党大会の運営委員長が大会の2週間前に不審死をとげた。その結果、副委員長サム・プライアーが後任となった。強力なウィルキー派だった。大会運営を握った彼はウィルキー派に不当に多くの大会会場入場券を配った上、立見をウィルキー派で固めた。

大会の目玉となるはずだったフーバー元大統領の演説を、突然のマイク故障により聴取不能にした。元大統領が練りに練った戦争介入反対の名演説となるはずのものだった。会場内では繰り返し「ウィー ウォント ウィルキー」が大合唱された。

かくして奇蹟の大逆転が起きた。本選ではルーズベルトが無名のウィルキーに圧勝した。順当にウィルキー以外が共和党候補になっていたら、ルーズベルトは戦争介入計画や15%をこす失業率など経済失政を厳しく衝かれ、本選で敗れ、従ってアメリカはヨーロッパでの戦争に加わらなかったろう。ヨーロッパはヒットラー支配下となったろうが日米戦争はなかったはずだ。世界史を変える共和党大会だった。

58年後に歴史家トーマス・マールは、この逆転劇が英国諜報機関の主導によるもので、ルースやプライアーはその協力者だったと著書で書いた。

日独の攻撃により風前の灯となっていた中ソ英はアメリカを参戦させようと死に物狂いだった。ソ連は米政府に送りこんだKGB工作員を用い、中国はチャイナロビーを活用し、英国は世界最強の諜報機関を用い猛烈な工作をしかけたのだ。今年の大統領選も大いなる暗闘となり、真実は長く隠蔽されるのだろう。

(2016年3月17日号)


★お勧め情報【 拡散希望 】

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「真珠湾攻撃の真実」http://tinyurl.com/h5knk88
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「東京裁判史観」http://tinyurl.com/kkdd29p
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「南京大虐殺の嘘-2」http://www.youtube.com/watch?v=VpvHB2zDjEo
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