最近、食事の最中に「むせる」「咳き込む」なんてことはありませんか? もしかしたらそれは、喉の衰えによる老化のサインかもしれません。

致知出版社の人間力メルマガ 2018.1.14
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西山 耕一郎(耳鼻咽喉科・気管食道科専門医)

※『致知』2018年2月号【最新号】
※連載「大自然と体心」P134
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日本人の死因のトップ3をご存じでしょうか? 

1位がん、2位心臓疾患(主に心筋梗塞)、3位脳血管性疾患(主に脳卒中)というのが、長年の定番でした。

ところが、平成23年に異変が起こりました。
肺炎による死亡者数が、脳血管性疾患に替わり第3位に躍り出て、いまもなおその座をキープしているのです。

なぜ、肺炎による死亡者がこんなに増えているのでしょうか。
それは「誤嚥性肺炎」によって命を落とす高齢者が多くなっているからです。

誤嚥とは、食べた物が食道ではなく気管や肺へ入って炎症を起こすことです。

加齢とともに飲み込む力が衰えて誤嚥が起こり、肺炎をこじらせて亡くなるケースが非常に増えているのです。

自分はまだ若いから関係ないという方も、安心はできません。
飲み込む力は、実は40代、50代から徐々に低下しています。
中には30代から誤嚥が始まっているという報告もあり、嚥下機能は高齢になってから急に衰えるわけではないのです。

以下の項目に心当たりはありませんか?

・最近、食事中によくむせるようになった
・食後、ガラガラ声になることがある
・薬やサプリメントなど、大きな錠剤を飲みづらくなった
・時々、自分の唾液で咳き込むことがある
・以前よりも食事に時間がかかるようになった
・食後に痰が増える

少しでも心当たりのある方は、飲み込む力が衰えつつある可能性があります。

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しかしご安心ください。飲み込む力は、鍛えることができます。

私は、耳鼻咽喉科・頭頸部外科の医師として30年にわたり診療を続け、約1万人の嚥下障害の患者さんを診てきました。

嚥下のトラブルを抱えて訪れる患者さんは、だいたい70代、80代のお年寄りが中心で、中には飲み込む力がかなり低下し、食べられなくなる寸前に至っている方もいらっしゃいます。

しかしそういう方々も、必要な治療を施し、トレーニングを実践していただければ、飲み込む力を回復することができることもあります。

以前とは見違えるように元気になり、寿命が延びた方もたくさんいらっしゃるのです。

健康長寿を実現するためには、足腰の筋力や血管の健康を保つことももちろん大切です。

しかしそれ以上に大事なのは、食べ物を飲み込む力、嚥下機能だと私は考えます。
飲み込み力をどれだけキープできるかが、あなたの寿命を大きく左右するのです。

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